情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[中に入ると、子供はお風呂セットを持ったまま、
混浴の扉を開けた。
子供はいつも混浴だから、
なんの気もなしに、てとてとと入っていく。
ぱぱぱと衣服を脱ぎ捨てると、
次の誰かが来る前に、ぱたぱた風呂に走っていった]
[ミリィの問いに、ふ、とそちらを見やって]
ん?
ああ……そーだな。
五年前の、なーんにもなかった俺に、示された道だし……。
やってて、楽しいし、な。
…ギュンターさん、まだ見つかってないんだ…
[大丈夫かな、と小さく呟き…貸し出しを申し込むと、タオルを受けとる]
…
[そっと辺りを見て…]
…
[自分のコートの胸元を見た]
[法被を着た受付の人は、後から後から入ってくる一団にあんぐりと口を開け。
次いで、困ったように頭をかきかき、口を開いた。]
「あー、すまんが2〜3人くらいは混浴の方に行ってもらえないかな。
さすがにいっぺんにこの人数はなあ…」
[タダと言うこともあって、かなり盛況らしい。
無理にとは言わないが、と言いつつも切実そうに訴える。]
雪見露天風呂とか、出来るかなー?
[わくわくしながら係の人からタオル数枚を受け取れば、
女湯の方の扉を開いて。
ベアトリーチェが混浴の方へと駆けて行くのを見れば
引きとめようかと思いつつも、それより先に姿が見えなくなって。
まぁ、いいか?と小さく首を傾げつつ]
[イザベラから荷物を受け取って、アーベルと共に脱衣所へ]
[が、続く後ろの二人――ユリアンとダーヴィッドは呼び止められた。何でも、人が多いのだとかなんだとかで。混浴なら空いている、のだと]
……………
[危なかった、と思った。]
[ちらと後ろ二人を見、多少気の毒には思ったが。それはそれ、これはこれ。
彼は母に挨拶をして、さっさと中に入る。
「込んでるなら、私とミハエルは混浴に」なんて言いかけていたのは聞こえない。聞こえないったら聞こえない]
ふふ、本当、さっきもイレーナさんと話している時は楽しそうでしたね。
[そうやって、自分達の創りあげるものの話をしている二人が、少し羨ましかったことは、内緒にした]
「五年前…もしかして、こちらに来たのが、その頃ですか?」
[思いついて、聞いてみる。これくらいのことなら、失礼にはならないかと思って]
ん、まあ……なんでかんで、お互い好きだからな、自分のやってる事が。
[にぱ、と笑いながらこう返す。
その内心の想いに気づいている様子はなくて。
……とか言っていたら、混浴に回ってくれ、と頼み込まれてしまい]
……マジですか。
[引きつりながらも、他に犠牲者(?)がいる事だし、と諦めた]
[突然のことだったから用意など何も無く。
タオルやら何やらを借りているうちに出遅れて]
……は?
[自衛団の一人に呼び止められ、混浴しか空きがないと聞き。
混浴?と思わず問い返す。
しっかりすっぱり頷かれ…共に止められたユリアンを見た]
……ん?
[意識に響いてきた問いに、軽く、まばたく]
ん、ああ。ここに来たのは、五年前。
……その直前に、親父と一騒動やらかしてね。
前にいたとこに居辛くなって飛び出して……その時の反動でぶっ倒れたのが、ここの村外れだった。
[問いに答える声は、どこか、苦笑を帯びていたか]
[ユリアンの言葉に頷いたところで、彼が混浴に回るように、と言われたのを目撃して、少女は、なんとなく微妙な気分になる]
いってらっしゃい。
[小さく呟いて、じーっとその背を見送った]
[タオルを受けとると、女湯の方に入り…マフラーとコートを脱ぎ、手早くタオルに身を包む]
…
[起伏が乏しい己の身体に、むぅ、と眉をひそめ…湯に浸かりに*行こうと*]
[係の人から一式を受け取って、集団と共に中へと]
[後ろのほうで呼び止める声が聞こえたが、それが誰だかは確認せずに女湯のほうの脱衣所へと向かう]
[じーっと見られる視線がなんだかイタイ気がするような、そんな気持ちになりつつ]
……いや別に、好きでそっち行く訳じゃないし……。
[つい、言い訳がましい口調でこんな言葉を返していたり]
「そうだったんですか…五年…いえ、それ以上、帰らずにいるんですね…」
[妖精王が実力行使に出てくるのも、無理はないかもしれない、と少しだけ思う。それでも、譲れない願いはあるのだけれど]
「…ヴィントが、あなたが悩んでいたって言っていましたけれど、細工のことで?」
[衣服を脱いでいた手が引っかかって、ふと止まる。
胸元を見れば、小さな石の付いたペンダント。
…此れを外すか否か。
―――何事かをぽつりと呟くと、一つ頷いて
今度は、シャラリと小さな音を立てて首元から外した。]
[タオルに身を包めば、イレーネの後を追いかけて
一足先に浴室へと向かう]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新