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< だけれど、はしりまくっていたら、いきなり、黒猫のなきごえが聞こえました。
猫、びくっと足を止めて――
もときた道を、走ります。はしるだけではなく、今度は、羽根もいっしょにうごいて、さっきより早く >
―果樹園―
[目前の少女も、槍の存在も、一瞬忘れたように、鋼の瞳を見開き]
馬鹿な、ことを…
[苦々しく、零れる言葉]
…て、うわっ!!
[我に返った時には、槍の石突きが眼前に迫っていた]
─広間─
[駆け込めば、目に入るのは血の色。異眸は鋭さを帯びて]
何があった!
……いや、その前に、ヴィンター、治療を!
[叫ぶよな声に、白梟はハインリヒの傍らへと飛び立って]
[しゃがみこんで]
[上から覗き込むように]
[天聖の獣が林檎を拾ってくれた場所とは気付いたか否か]
[何方にせよ、彼女が為していたことは知る由もないけれど]
[周囲の喧騒も他所に、じっと見つめている]
< そんな猫のところ、黒猫がやってきます。
猫は、こっち、とないて……
こまった。猫だけじゃ太刀打ちできない。
にゃーにゃーお願い、だれかつれてきて。だれかつれてきて。 >
< けっこう切実にうったえて、黒猫に、あっちよ、っていうように、猫はすすみました。
そして、こんどこそ早く、はやく…… >
ユリアン!
< みたしゅんかん、ふりぬかれてました。 >
――らしいね。
…事が早いのは、歓迎するけれど。
[あまり嬉しくはないな。
駆け出す相手の言葉にぽつりと返して、――時竜は広間へと向かったようだから、其方は任せようかと、自らは部屋の窓を開ける。
瞬間、吹き込む風の「声」に、僅かに眉を寄せた。]
……どこ?
[蒼を、細めて。声へと耳を澄ます。
――糸を辿るように]
ここにいる奴らで、銃使うったら限られてっだろ?
[一人は既にここには居らず、もう一人は昨日告発した少女。ブリジットに支えられ、とにかく上半身を起こすことは出来た。左腕は動かせず、だらりと垂れている]
あー、銃弾食らうなんざ何年ぶりだ。
[あの時以来か、と一人ごちて。ややあってオトフリートが広間へと現れる]
口封じされそうになった。
[それだけで通じるだろう。こちらへ舞い寄る白梟に視線を投げかけて]
手間かけさせるな。
[その言葉はどこか他人事のよう]
[倒れる先に、先刻の若木が生えていることを、なんでその時思い出したのか]
やば…!
[その上に倒れるのを避けようとして、身を捻り]
ガツン!
[隣の立派な林檎の古木に、思いっきり額をぶつけた]
―東部エリア:草原―
[私は人影を追おうと、姿を獣に変える。
首を引くように身体をしならせて空を蹴れば、長い尾が揺れる]
……あれは…!
[遠く灼熱の赤が、走り抜けてゆく姿を見つけ、私は嘶いた。
手掛かりに逃げられるわけには行かぬと、天を駆ける]
< なんだか
ユリアンは
まぬけだとおもいました。
でもそんなこと いってる ばあいじゃありません。 >
あぶないっ
< たっと足をけって、宙をとびます。おもいっきり、リディの、顔面むかって。 >
[気を取り直して振り抜いた槍を一回転させ、刃先をユリアンの(間抜けに無防備な)脚に向け]
後で治してあげるからっ!
[振り下ろした]
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