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[広場の片隅にユリアンの姿を見つけ、少女は一瞬、声をかけようかどうしようかと迷う素振り。しかし、決心のつかないうちに、舞台の上に現れた若者に、人々の注目が集まり、少女の意識もそちらに吸い寄せられる]
[声のする方に近づくと…]
ああ…リディに、それに熊少年」に、給仕兼メイドさんがいる。
熊少年、昨日は見事だったな。
[どうやら青年の中で金髪少年は熊少年にジョブチェンジしたようだ]
[突然向けられた憤慨の表情に、思わずきょとん。
一拍おいて、こてりと首を傾げた。
まぁもちろんのこと「ぴき」と言う音は聞いてもいない]
……えーと、君が?
[返すべき言葉が違う。]
…やーえへへー。
だって、エリにぃが君に「姉さん」って言ってたから
その記憶しか無いんだもん。名前もしらないし。
[ゴメンねー?と、へらりと悪びれた様子も無く笑みを向けて]
[三人の騎士姿の男が、同時に棒を振り下ろす。
それを半歩下がって避け、棒の交点を踏んでカタパルトのように高く跳躍。
夜空を切り裂く北風のように舞い、男たちの頭上を跳び越すと、祭壇へと手を伸ばす。
その手に掲げるは、舞姫が捧し花輪。]
……熊少年?
[青髪の――元紅茶男の接近に、目を瞬かせる。
続いた明るい茶の髪をした少女の言葉に、額に手を当て、深々と溜息。
“『お姉さま』少年”に、“熊少年”。一体、どんな見方をされているのか]
僕の名は、ミハエル=フォン=エーデルシュタインだ。
妙な呼び方をしないで貰いたい。
……それと、あの男の話はしない欲しい……
[かなりショックだったらしい。はとこ関係だった事が]
[そんな事を言っているうちに、響く澄んだ銀輪の音に、激しい剣舞の音]
[シャラン、シャラン、と銀の輪が鳴って、若者達の剣舞が激しさを増していく。やがて、掲げられた花の輪を見つめ、少女はほう、と吐息をついて、僅かに目を伏せた]
…大判焼き…もといノーラ
昨日は美味かった、ありがとうな。
[なんだか失礼な認識をしつつ…
エディには手を振りかえし]
[それから、名前を名乗った熊少年ことミハエルに向き直る。]
そうか、ミハエルと言うのか。
名前を知らなかったもので、印象深いもので呼んだ、すまなかったな。
俺はアーベル=エアハルトだ。
…………あの男……
[青年が言葉を続けようとしたが、
響くイベントの開始を知らせる音にそちらを振り向く]
[元気な少女と青い髪の青年の主に対する暴言に、
あわあわしつつ見守っていれば。
激昂したと見えた主は、少しげんなりしたかのように名を名乗って。
慌てて彼女も後ろでぺこりと頭を下げる。]
[ふいに響いた剣戟の音に振り向けば、昨夜彼女の髪を飾った花冠が高く掲げられていて。
思わず目が引き寄せられる。]
[振り返ると、丁度向こうも此方を見ていたので軽く会釈。勿論相手が大判焼きを思い出してるなんてちっとも知らない]
[そのまた先には先程の声の発生源]
…と、あの子は…リディちゃん?
[金髪の少年と話す茶髪の少女を見るのは久しぶりのことだった]
[背後では舞台からの音が響いてくる]
[馬屋の中、柵に肘をついて愛馬を見遣る。
何やら妙にご機嫌な]
…何があったんだ、一体。
[問いかけても馬が話せる筈も無く。
今にも鼻唄を歌い出しそうな雰囲気を纏うばかり。
何かしてやった覚えはないのにこの上機嫌。
ぐったりと伏せて溜息を吐く男の頭を馬が小突いて。
じと目で見上げれば馬はふんと息をした]
(※副音声でお楽しみください)
…何があったんだ、一体。
『林檎貰ったのよ〜♪美味しかったー』
貰ったってお前…
『何かこっち見てる子が居たから見詰め返したらくれたの』
それは脅したと言わないか…?
[ぐったり、柵に顔を伏せて溜息。
馬は失礼しちゃうわと男の頭を小突いた]
『でもね、その子も妖精だったみたいよ』
……何?
『と言っても、妖精だってわかっただけだけどね』
[はふん、と息を吐いて馬は天井を見遣る]
『妖精王の力だけじゃなくて祭りの力も撹乱を手伝う形になってる。
祭りからちょっと離れてる此処だから妖精だってわかったけど…
多分もう、祭りの会場じゃあ妖精かどうかはわからなそうね』
妖精王の力が増しているのか?
『それはどうかしら。
妖精王の力じゃなくて祭りの熱気が強くなってきてる気はするわ』
成程、な。
[くつくつと小さく笑い、馬屋を離れた]
[青の瞳で剣舞を。
青銀の瞳は、夜空の継ぎ目を見つめつつ、思案を巡らせる]
……問題は、どうやって場所を特定するか、だな。
親父が仕掛けてきたら、適当な所に力、打ち返して……。
誰かに、犠牲になってもらうようだけど。
『まあ、時空結界の中は、空間層がズレてるだけだからねー』
[それにしたって迷惑だろう、と。そんな事は思い到らぬまま、思案をめぐらせていたが]
……あれ?
[何か、消え入りそうな呟きが聞こえた気がして、軽く、瞬き]
ふむ? ミハ君ね、おっけーい。覚えた覚えた。
[親指と人差し指で丸を作って、了解の意を示す。
しかし、呼び名が許可も無く渾名に変換されている辺り全然オッケーでもない。
…とエーリッヒの話題に声が沈むのを見れば、
小さく首を傾げながらも、あの行動に引いたのかと勝手に納得して。
……まさか血縁関係だとは思いも寄らない]
あたしはリディ。リディ=ティーレマン。よろしくっ!
あ、折角だしお詫び?にコレあげる。甘いもの好き?
[へらりと笑って名を名乗れば、思いついたように
手に持っていたウサギの細工飴を半ば強引に握らせる。
と、剣戟の音が耳に届けば、音のほうへと視線を向けて]
…あ、噂をすれば、ってやつだね。
エリにぃの出るヤツが始まったっ!
[今から競争が始まるのだと気がついて、少女は、一緒にいた子供の手を引いて、危なくなさそうな場所を探して下がる。去年もついでに告白してしまおうと勢い込んだ若者が数人飛び入りで駆け込んでいって、沿道はなかなかの騒ぎになったのだ]
ん、動き出す、な。
[呟きつつ、場所を変えて行く。
色々な意味で熱狂を招くこの出し物、見るのは結構、好きな方で。
なるべく、最前列を維持するようにいるのがいつもの事なのだ]
[高く掲げた花輪を握り、青年は一陣の風となって走り出す。
一足ごとにしゃらりと鳴る銀の音。
その後ろを追って、鎧姿の男たちも駆け出した。]
印象深いもの?
[昨夜の光景が見られていた事には、気付いていないらしい。
しかし、彼の中ではアーベル=元紅茶男だったので、その点に関しては御互い様だ]
…………ミハ君……?
[そんな呼び方をされるとは思ってもみなかった]
[反論しようとした矢先、細工飴を握らされ、ぱちくり、瞬きを]
甘いものは、嫌いではないが……これは……
[なんというか、可愛らしくて困る]
[舞台の上から動き出す男達に、驚きの声をあげ。]
何が…始まる、の…?
[迷子防止でもなく、主のコートの端をきゅ、と握る。]
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