情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[受付は、おそらく人の良さそうな、成年男子を選んで頼み込んでいるのだろう。
さすがに女性に混浴に回ってくれとは言いづらいとみえる。
現に、彼女なんて、先にさっさと混浴へと入ってしまったベアトリーチェを追いかけられずに立ちすくんでいたりする訳で。
嘆息しながらも、混浴へと回ってくれた青年二人に感謝しつつ、女湯へと向かった。
もちろん。イレーナの微妙な態度には気付かない。]
ん、まあ……短い時間じゃない、かな?
[その『時間』の長さについては、敢えて深く語らず。
続く問いには、え、と短く声を上げ]
まあ……それも、あるし……それ以外にも……色々と。
[ある意味、一番の悩みは祭りの花冠の事でもあるのだけれど。
それは言わずに、奥の方に押し込めて言葉を濁す]
[本当は入り口で待っていようと思ったのだけれど、少女は小さく吐息をつく。結構混雑している温泉で、ぼーっと立っているのは、いかにも迷惑そうだったし、ユリアンは混浴に入ってしまうし、少しすっきりしたい気持ちになっていた]
…いえ、ユリアンとは関係ないですけど…
[一体、誰に向かって言い訳しているのか?]
「色々、ですか?」
[そんなに悩みが色々あるとは、正直思わなかった]
「昨日も言いましたけど、私に話して少しでもすっきりできそうなら、いつでも言ってくださいね?」
[金属音と共に装具を外して行き、ついで赤い衣服を脱ぐ。
騎士という肩書き通りに鍛えられた体には幾筋かの傷跡。
当人はそれを気にした風もなくタオルを巻いて。
…さて、どうしよう]
[妙な諦観(?)を抱えつつ脱衣場に入り、着ている物をぱっぱと脱いで行く。
身体は割りあい、しっかりと鍛えられていて。
……肩口に傷らしきものがある辺り、当人の記憶にない、という過去がただ事ではなかった事が伺えた]
[脱衣所で、少女は、ちらりと光るものに目を囚われた]
まあ、綺麗…
[輝く石を、数刻見つめ、やがて、くす、と微笑む]
リディも女の子らしいとこがあるのねえ。
まあ、ガラじゃない、って言われそうだけどな。
[相変わらず、声には苦笑の響きを交えつつ、こんな事を言って。
それから、告げられた言葉に]
あ、うん……どーにもなんなくなったら、頼むかも。
[曖昧な返事に、ネズミが呆れたように嘆息したとかしないとか]
[男湯は、混浴よりもずっとマシだとは言え、その分人は多く、滅多に肌を晒す事の無い彼にとっては、矢張り抵抗はあって。なかなか身動き出来ずにいると、アーベルに早く入らないのかと声を掛けられ、]
……解っている。
[不機嫌そうに返事を一つ]
[さっさと服を脱いで浴場に行き、手早く身体を洗うと、すぐさま湯に浸かる。それはもう、どっぷりと――肩どころか鼻まで浸かる勢いで。あくまでも、隅っこの方に]
[ふと細工師である筈のユリアンの肩に傷跡が見え。
あれはどうしたのだろうと瞬く。
しかしそれを聞くのも何だろうと疑問は抑えて]
[諦観気味の溜息をひとつ。
そうして、混浴の扉を開いた]
[入る支度を整えた所で、何やら悩んでいるらしいダーヴィッドの様子に気づき]
……ま。男に回れって言ってるくらいだし、妙齢の婦女子はいないっしょ。
[こんな事を言って、すたすたと。
妙齢の婦女子はいない。確かにいない]
[慣れない…というか初めての温泉に戸惑っている内に、お母上と先輩はさくさく湯船へと移動してしまったようで。
慌てて衣服を脱いで、ぱた、ぱたた、と。
追いかけかけて、走ったらダメとイザベラに怒られたり。]
[子供はにこにこと、お湯につかっている。
ぱちゃぱちゃ、
飛び跳ねるお湯が楽しいらしい。
扉の開く音に顔だけ向けて、ぱたぱたと手を振った。]
あ、ダーヴィッドさんとユリアンさんだ。
「ガラじゃないなんて、そんなことありません。だって、ユリアンの創る細工は、あんなに繊細で綺麗なんですもの…」
[それは、あなたの心がそうだから、だ、と言外の意味は伝わったろうか?]
「私、いつでも、待っていますから」
[脱衣所に入り、コートの釦を外し。先に入って行く少女たちに若いわね等と少し笑って]
[脱ぎ終えると、同じ様にタオルに包まって]
…さて。
[ちらと横目にペンダントを捉えたが、特に何も思わずに扉を開けた]
[ユリアンの言う通り、確かに妙齢の婦女子は居なかった。
一応、まだ、救われたような気分]
[ベアトリーチェの姿に苦笑しつつ、ひらと手を振って。
先に体を洗ってから…と移動]
[母譲りの金糸の如き髪に、翠玉の瞳。
まだ成長期の途中の整った顔立ちに、身体の線は細くて、肌の色も母程では無いにせよ白いものだから、身長が低いのも相俟って、少女のようにも見える――それが、彼にとっては、悩みの種なのだが]
[湯船に浸かった儘、溜息を吐く代わりに、目を伏せた。
濡れた前髪から滴が零れ、頬を伝い落ちて、波紋が広がる]
[少女は自分の、大切な花のペンダントも外し、温泉の中に入る。楽しげなリディの様子に微笑んで、背中を流しましょうか?と尋ねてみたりする]
[浴場に入れば、耳慣れた声が呼びかけてきて]
……未来の、はいたか。
[苦笑めいた表情でベアトリーチェに手を振り返し。
洗い場で手早く身体を流して、湯に浸かる]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新