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イレーネさんが僕達と混ざるのは大歓迎なのだよ?
女の子は何時までも、女の子なんだから
[>>429ことりと頸を傾ぎ何時でも引き込むつもりなのだと伝える。
母になろうとしていたイレーネにしてみれば苦笑いされるかも知れないけれど。]
…ン、でも僕は寧ろだね
遠くまでボールを投げれる肩を持った男の子が羨ましかったんだ
それに女の子と一番仲良くなれるのは男の子だよ?
[誰かを支えてあげたいと思った幼い頃の記憶。
娘だけでは支えきれない所もあったから、その願望は強かった。
だから、ある意味ではイレーネのような立場にあこがれる部分もあって。]
…うん、だからこそ、僕は彼らを識りたいんだ
[話は変わり、お礼の声にはふるふる頸を振るったけれど、去り際、深く大きく頷いた。]
っとと…じゃあベッティ、ちょっと行って来るのだよ。
あ、と、団員さん、団員さん達がやって呉れないのなら、
僕が準備をしに出かけても別段問題は無いのだよね?
[宿を出ようとした時に団員達に呼び止められるとそう応えて。どちらにせよ口実が欲しかった娘は動向を拒否せず、其のまま一度は外に出る事になるが、雑貨屋では無く先に自衛団詰所へと脚を運ぶ*]
─自宅─
[必要なものを自宅へ取りに戻ると、執事達はやはりぎこちない態度で応対してきた。
何も言わずに家を出たはずなのに、嵐が来た時のように探そうとはしなかったらしい。
自分をどのように感じているかは明白だった]
しばらくは宿に部屋を取る。
お前達は好きに過ごすが良い。
[執事達にそう言い放つと、さっさと自室へと向かい。
着替えや未読の本などを鞄へと詰め込み。
机の引き出しに仕舞っていたカエルのパペットも荷物に加えた]
Москва слезам не верит.
Без труда не выловишь и рыбку из пруда.
Волка ноги кормят.
怖がってばかりじゃダメだ。
大丈夫、きっとゼルギウスが見つけてくれる。
Двум смертям не бывать, а одной не миновать.
遅いか早いかの違い…。
そうだとしたら、精一杯のことをやらなきゃ。
[紡がれる語は母から教わった言葉。
自分を奮い立たせるようにしながら決意を固め。
荷物を詰めた鞄を持って自宅を出た]
─ →宿屋─
[大きな鞄を持ったミハエルの姿は他から見れば目立っていたことだろう。
けれど、苦労しながら運ぶその姿に手を差し伸べる村人は居なかった。
村全体に容疑者が誰なのかが伝わっていることが窺い知れる]
[宿屋に着くと一旦部屋へと荷物を置きに行って。
食堂へと戻って来るとベッティに声をかける]
食事を頼めるか?
実のところ、朝から何も食べていないのだ。
パンとサラダとスープだけでも良い。
[朝食をも抜いていたために空腹はピークに達していて。
とにかくお腹に入れようとベッティに注文した。
ただ、肉は食べることが出来そうに無かったために簡素なものになってしまったが]
[注文したものが運ばれたなら、しばらくは食堂で腹を満たし。
ゲルダが戻って来たのなら、先刻の話をするために部屋へと誘う*だろう*]
― 詰め所 ―
そんなに怖い顔しないでよ
只、お爺ちゃんと二人にして欲しいだけだよ
[遺体が安置されているらしき部屋の前で娘は見張りをしていた団員に話を持ち掛けていた。鋭い視線が今にも体を貫こうとしていて。]
…参ったな、でも、この際仕方無いのかも
[どこか覚悟を決めた娘は、はぁ、と一息つくと、スカートの裾を摘み、腿に刻まれた聖痕――嘗ての自衛団長と揃いの銀の刻印を団員達に晒した。]
…構わないよね?
あ、それとこの事は箝口令をしいて欲しいよ
お爺ちゃんから何もきいて無いはずは無いんだ
[呆気取られた団員らは暫しの逡巡を見せるが、最終的には娘に道を開けた。]
有難う
[そう感謝の意を伝えると遺体が安置された室内へと入り娘は亡骸と対峙する。]
…お爺ちゃん、
こんな事になるなら、もっと甘えておけば好かったよ
[俯きながら独り言呟く儘、冷たい体を抱きしめた。]
僕の本当のお爺ちゃんなんでしょ?
知らないと思って居たかな…
煙草も吸いすぎ気をつけてって毎回いってたのにさ
…父さん母さん、エドガーも
お爺ちゃんも…みんな僕を置いていってしまったね
[瓶に流し込んだ深い赤。
血の色にも似たその液体をゆらと揺らした]
さて、と。
どうすっかねぇ。
[クロエ以外の力を持つ者は知れない。
唯一公になっている彼女を狙うのはリスクが高い]
クロエは襲い難い、よなぁ。
ミハエルは未だ誰にもヴァイスの事言ってねぇんだっけか。
[夏の森を思わせる濃い緑の眸がすっと細まる]
結束の固そうな小娘共の一角を崩すか。
――…さて。
[結論は未だ出ない悩ましい聲がほろと零れる]
女の子なら俺が娶るかな。
[にんまりと笑いながら同胞の聲にポツと呟く。
本気か冗談か、その響きから
リヒトの本心は知れない――]
[零れたコエを拾えば、うんとこちらも首を傾げる。]
ん……他所から来た人でもいいのだけど。
確かにあの塊は困るかしら。
誰も襲わずに疑い合わせるのも難しいでしょうし。
[削っていくしかない、そんな風に言って。]
ベッティちゃんは食べればアルを敵に回しそう。
[多少の情残る女狼は、もう一人の幼馴染の事を少しだけ想って呟く。]
ゲルダちゃんは悩ましいけど、ミハエル君のこともあるし…
何もなければ、私はブリジットちゃんを推しておくわ。
[煙草臭いかもしれないけどと、笑みながら言った]
ふふ、そうしてくれると私は嬉しいのだけど。
[まだ産まれてもいないのに、
笑いながら言葉には楽しげな響きで同胞に応える。
むしろ夫の反応を楽しんでいる節がある。]
ベッティを襲えばアーベルは怒るだろうなぁ。
まぁ、誰を襲ってもあいつは怒りそうだけど。
[敵に回す事などとっくに覚悟している。
家族同然の父のような存在さえ
容疑者となっただけで手の平を返したのを見ている。
幼馴染であれど味方ではないのだと何処かで感じていた]
――ブリジット、ね。
それも悪くない。
匂いが血肉にまで染み付いてない事を祈るか。
[クツ、と咽喉を鳴らし目を細める]
二人の子ならさぞ美人になるだろ。
俺が立派に育てて……っと、
それは流石にヴァイスが泣くか。
イイ女に育つまで……二十年くらいなら待ってやるよ。
[同胞の戯れにのるかのように
相変わらずの声音でそんな事を言ってみせる]
―修道院―
[冷やりとした地下の酒庫で青年は瓶を傾ける。
深い色の液体を見詰める眸。
その口許が満足げに綻んだ]
流石に今から一杯、なんて、叱られっかねぇ。
[満たされた瓶に栓をして木箱の中へと詰めてゆく]
来るかもしれねぇってんで用意はしたが
今日は来ねぇかもしれねぇな。
[酒庫に籠もるのにも飽いたのか
両の手を上げてぐーっと伸びをする]
さあて、どうすっかねぇ。
アルも優しいから……。
[誰を襲っても、という幼馴染のコエには、昔を思い出し呟いた。
まだ女狼が人に甘いのは、母としての母性がそうさせるのだろうか。
狂気も含む、危うい代物でもあるのだが。]
ん…リヒト、どうかした?
[何となく調子に普通と違う物を感じ、同胞を案じてコエをかけた。]
うん、一応はそのつもりでいるわ。
[狩りに関してはそう告げて。]
私とヴァイスの子だもの、20年も待たずに素敵な女性になるわよ?
[楽しげに呟く不確定な未来に、小さく笑みを零した。
先の話を楽しみながらする程度、心に余裕はまだあるよう。]
もし――……ううん、なんでもないわ。
[言いかけた言葉は、戯れには似合わないので何となく途中で止めてしまった。
もしも自分たちになにかあれば、子の事はリヒトに……
なんて言葉は、腹の子を無事に産みきってから言うべきだと。]
その優しさが命取りにならなきゃいいんだがな。
[誰に向けての言葉かは言わず。
如何かしたかと訊かれれば小さく息を吐いた]
――…家族ってどんなもんかと思ってね。
俺には無かったものだからよく分からねぇんだよな。
[両親は物心つく前に姿を消した。
聞いたはずの聲も記憶にはない。
流れる血の記憶と獣の本能で狩りを覚えた。
父のように思えと言った院長と自分の関係はきっと違う。
ベッティとアーベルの関係が家族に近いものかと思えど
第三者である時点でそれを掴めなどしない]
一寸考えてただけだ。
ま、気にすんな。
[案じる気配を感じたので軽くそう締めくくった]
そりゃ愉しみだな。
嗚呼、でも、そんな娘が傍に居たら……
うっかりヴァイスみたいに過保護になっちまいそうだ。
[カラリと笑って白を揶揄る。
言いかけた言葉は聞かず]
ま、そうなったら……
俺が全力でその娘を守ってやるよ。
[音は相変わらずの音色なれど
眸に宿る色には情のようなものが滲んでいた]
―修道院図書室―
[厨房で紅茶を淹れて青年は図書室に向かった。
机の上には二冊の本が並んでいる。
カップを置き椅子に腰を下ろす。
砂漠を越えて来たという珍しい書物を手にした]
遠い土地の書物、か。
是はどんな知識を与えて呉れるのか。
嗚呼、愉しみだな。
[新たな知識を前に青年の眸が愉悦の色を湛える。
日が暮れる前には宿に戻る心算で
それまでは此処で至福の時間を過ごす事にした**]
―朝の後・宿屋食堂―
うん、重いものは俺が運ぶよ。
嵩張りそうなものがあればナーセルも連れてくし。
でも一緒に行くんじゃ駄目なの?
[ゲルダ>>427に首を傾げた。
速攻で食事を終わらせるのにだって慣れている。見抜かれて、味わって食べるようにとでも言われただろうか。
自分も今さっき一人になりたがったりしたから、一度断られれば食い下がることも出来なかった]
分かった。じゃあ後で。
……向こうは少し遅くなっちまうかな。
[ゲルダを見送ってから、焦りすぎたかなと頭を掻く。
ワイン一本では足りなくなりそうというのは変わらないのだが。
内心で先にライヒアルトに手を合わせておいた]
[始めの言葉は黙って聞いていたが、続いた言葉には少し青を瞬かせた。]
家族…
[気にするな、とは言われたが。
急に出た言葉に、何となく彼の家――修道院で何かあったのだろうかと
思えどそれを口にして尋ねることはしなかった。
女狼は父親には愛され育まれたので、父と自分の関係がそうだったとは言えるが、
それを言葉にして伝えることは難しい。
自分と夫の関係は、家族ではあるがどちらかといえば男女よりのそれで、
おそらく彼が望む答えとは少し違うだろう。
ましてや自分と彼とは違う。
同胞であり同族であり、かけ砕く心を多分に向ける相手ではあるが
正しく言葉で当てはめるとしたら、群れや仲間、だろうか。
暫し考えた後、口からはこんな言葉が出た。]
貴方と、修道院の子たちは、家族に近いように見えたけれど。
[同胞が子供に対して甘いから、そう見えているだけなのかもしれないが。]
そんなリヒト、見てみたくはあるけど…。
[くすくすと笑みを零しながら、夫の反応は如何程か。
かけられた言葉は変わらず、その瞳を見ることは叶わなかったが
同胞にありがとうと、静かに*微笑んだ。*]
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