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ええい、見かけによらずとか言うな。
それに……ま、普通だろ。なんかあってからじゃ遅いからな。
[ブラックコーヒーを飲み終わり、さらにお代わり。]
つか、神父サマは知らないだろ。
ギュンターのじっちゃんは怒らせるとホントにコワいぞ。
一度怒らせたら、拳骨に説教に反省文のフルコースとくらぁ。
[当時を思い出したらしい、思わず身震い。]
[その声は、いつか、厳かにすら響いたろう]
「考えなさい、愛しい天の子よ。天は間違いを犯さぬか?罪無き者を虐げはしないか?司る世の安寧と平安のために、小さき者の心を犠牲にはしていないか?」
[初めて見る神父姿の男性にもう一度頭を下げる]
あ、コーヒーが欲しいです。
[ユリアン答えてから隣の様子に気が付いた]
……本当に大丈夫?
[心配そうに覗き込んで。飲むときは離れた席にいこうと決めた]
[ふ、と自分を眺めるモノクル越しの視線に気付く。
自分に向けられた視線とかち合えば軽く首を捻りながら]
……何、か。
[知り合いにいる顔ではないな、と小さく思う。
それから神父の挨拶に少しだけ会釈を返した]
ええ、はい。
大丈夫ですよ。
[心配そうに覗き込まれ、こぼれるのは苦笑。
心構えをしておけば、きっと何とかなるはずだ、と自己暗示しているかも知れない]
/中/
今日は、表にしっかり居られるのは、あと15分くらいですね。
反応が鈍くても大丈夫なら、二時まで覗くことは出来ます。
君もあそこへ行くんだ。
んじゃぁ、一緒に行こっか?
[腰をあげ、ぱたとパンツを払いながら、名残惜しげに桜を見やった後、*Kirschbaumへと*。]
ああ、いえ。
[短い問いに、どう答えたものか、と一瞬悩む。
さすがに、取り巻く力を見ていた……とは言い難く]
もしかすると、今までご挨拶をしていなかったかな、と思いまして。
[とっさに返したのは、こんな一言]
/中/
うん、わかった。
渡したいものがあったから、接触出来たらいいと思ったのだけれども。話の流れとしても少し無理がありそうだから、明日にしておこう。
それでは、*席を外すね*
[注文に合わせて皆の前にドリンクを置いていく。
適当そうに見えて実は丁寧に扱われている飲み物たち]
んー?ブリジット。コーヒー本当に飲むのか?
苦くて飲めないとかいいそうだし、こっちにしておけ。
[...は勝手にオーダー改変。生クリームたっぷりウインナーコーヒーを置く]
─北東部・墓地─
[煌々と輝く月の下、墓地の中央に立ち満月光線を浴びている
そういえば、誰が言ったか月は人を狂わせると言う
ならば果たして月と血を糧に生きる私は狂っているのだろうか]
まあ、私は人とは異なる存在ですが
[そう言ってくつくつと笑う]
[ハインリヒの言葉に目を丸くする]
ギュンターさんは、そんなに怖い方なのですか?
私には、いつもにこやかに挨拶して下さいますが。
それは、あなたが、よほど、やんちゃ坊主でいらしたのでは?
[笑顔]
[人のみゆえに彼の意図など気付く様子もなく、ただ、零れる小さなあいずち]
…ああ、なるほど。
俺はエーリヒ…エーリヒ=ライゼガング。
旅の楽師…のようなものです。
[ぺこり、と小さく会釈を一つ]
[ユリアンからカップを受け取ると、同じくコーヒーを飲んでいるらしいハインリヒの傍へ]
これもコーヒーなの?
いただきます。
…………。
甘くて美味しい!
これが飲めないなんてかわいそう。
[まだそれはクリームが多い部分だからだということは知らない]
[相変わらず良く働くなー、とコーヒーを啜りながら給仕の少年を眺める。]
あぁ、アレにダブルでサラダつけて。
[本日のオススメが書かれたプレートを指差して注文。]
[月光を浴びる彼女の眼は煌々と赤く輝き、月明かり以外の照明のない墓地では、黒い衣装も手伝い、遠目からは怪しい光源にみえるだろう]
―→Kirschbaum―
[ゆっくりと歩き、庭の桜の前で立ち止まる。
少し、というほど少なくもなかったけれど、その間、そこの若い桜を眺めた後、
ドアをそっと開けた。
からん、ちいさな鈴の音]
御丁寧に、どうも。
[紅茶のお陰で落ち着いたのか、表情にはいつもの笑みが戻りつつあり]
俺はオトフリート=ヴァイス、旅の歴史研究家。
これは、相棒のヴィンター。
[名乗りと共に、会釈を返す]
……楽師……のようなもの、ですか?
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