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[手を借りようやく立ち上がる。
引かれる力の強さにやや驚いたように目を見開いた]
すみません、ありがとうございます。
私、執事斡旋事務所に所属しておりまして。
その事務所を通してここへ連れて来られたのです。
ですから、執事の仕事のために呼ばれたのだと…。
[思っていたのだが、雲行きが怪しくなってきたのだった。
続く言葉には]
何だか監獄のようですね。
外界との連絡が取れず、出る場所も無い。
閉じ込められた空間。
そこに集められる数名の人物。
一体何のために集められたのでしょう…。
危険です。
男は狼なんです。
[頷きながら、言い聞かせるような言葉は、旧時代の思想。]
ああ、
うーん、
ええと……。
[アーベルの申し出には、困ったような、悩んだような。
直前に、きっぱり言い切った台詞は何処へ行ったのやら。
視線を彷徨わせた挙句、]
……お願いします。
[小さく言った。]
おとこはおーかみ?
[その意味を彼女はきっと知らない]
ユリアンとかも、アーベルみたいに狼になれるの?
[と、知らぬ者には意味不明な台詞を口走る]
いや、大丈夫じゃないから。
着替えがあるみたいだから、お前も着替えてこよう、な?
[安堵する様子のイレーネに、諭すように声をかける。
急かしたり、焦らせるよりは、ゆっくりわからせた方がいい、というのは経験からくるものだろう、多分。
ブリジットがイレーネに投げる言葉には、苦笑するものの、小さな言葉にはいはい、と頷いて。
抱えていけば早いが、今の物言いからしてさすがにそれは向こうも抵抗あるだろうから、と。
歩みを支えて、椅子の方へと]
狼に、なれる?
[きょとり。
言葉通りの意味に捉えられているだけならばまだしも、その後の台詞は、やはり意味不明にしか聞こえない。]
[促されれば、はぁいと間延びした返事をして。
とたとたと階段を上がり、先日入った部屋を覗いてみる]
―個室H―
――何処?
[そうして始まる、家捜し。
手近な引き出しを片っ端から開けていく。
やがて惨状ができあがった頃]
――これ?
[衣服っぽいものを発見した。
先ほどのブリジットの着ていたものに似ているようにも見える]
本当に外見通りだったんだ。
執事の仕事ね…。
[彼のドジはまだ見ていなかったので、とりあえず信じた。知っていたらもっと半信半疑だったろうけれど]
何の為になのかは僕も知りたい。
まあ、ロクなことじゃない気はするけれど。
それを言っても今更だし。
[肩を竦めて答えると、遠くから何かの声が聞こえた]
…あの建物に戻った方がいいかもしれないね。
[抱えられていようものなら、蛸が一匹茹で上がっていたに違いない。
椅子まで到着すると、すとん、と収まった。
鞄は膝の上。]
……、
ありがとうございました。
[ぺこりと頭を下げる。
髪が零れ落ちた。
視線は逸らしがちだけれど。]
昔は平気だった、……はずなのにな。
久しぶりだし、コンパス違うからかな。
[言い訳めいた台詞を、もにょもにょ呟く。]
[取り敢えず、それを羽織ろうとしてみるが
翼が邪魔できちんと着る事ができなくて]
――――。
[仕方ない、上はインナーがあるから腰の辺りに帯で留めて満足。
合わせ目もかなり適当な上に後ろを引き摺って、階段を降りる]
―→広間―
ただいま。
[駆けて行ったイレーネを見送りつつ、椅子までブリジットを送り。
後で、服の片付けさせないとな、とか保護者そのものな呟きをもらす]
昔は……?
ま、しばらくやってない事って、意外と鈍るもんだろ。
[言い訳めいた呟きには、軽く言って。
視線が逸らされがちな事には気づいているのかいないのか。
気づいて平然としてるのかは、傍目には読み取れず]
これは仕事着ですから。
[笑って言うと燕尾服についた土埃を払う]
運の良い人を集めたパーティと言うわけでもないでしょうしね。
こんな風に外にモンスターが放されている時点で。
主様がいらっしゃったら、詳しいことが分かりますかねぇ…。
[これだけ待って来ないのだから、姿を現さない可能性もあるのだが。
そう呟いたところで遠くからの声を聞く。
びくりと身が強張った]
…また、さっきのモンスターでしょうか…。
早々に戻った方が良さそうですね。
[若干ティルの後ろに隠れるようにしながら辺りを見回し、彼の言葉に同意した]
[ベッドの上に置かれていた、白にグレーの蝶模様の浴衣をびろーんと持ち上げて見る。
腕を通す場所は分かる。
細い紐は…ベルト?]
…こう、かな?
[ワンピースを脱ぎ捨てて乾かす為にかけ、浴衣に袖を通す。
適当に前を合わせで帯を巻き、前で結んで見る。
腰の後ろに黒銃を突き刺して、鏡の前でくるりと回ってみる。]
可愛い、ねぇ♪
ああ。え、と。
両親と暮らしていた頃、ですね。
あまり、覚えていないんですけれど。
今はいなくて。
[現在の世界では、それは珍しい事ではないから。
口調は出来るだけ、軽く。
覚えていないのは本当だったから、ショックだって、少ない。
……昨日の事もあって、そういうことは、意識する方が負けだ、とかなんとか、そんな事を頭の片隅で考えていたが、]
あ、おかえ……
[戻って来たイレーネの、何とも言えない格好に、思わず手招き。]
[きっちり右前で着こみ、下駄は足の指が気持ち悪かったのでもともとはいていた革靴を履いて広間へと向かった。
ドアをばたーんと開けて]
ただいまーっ。
[上機嫌。]
[手招きされれば、素直に傍に寄る]
なに――?
[自分の格好が酷いという認識なんてあるはずもなく。
藍色に白の華が散る浴衣を引き摺って。
今更だが、17才には見えないのも仕方あるまい]
[ユーディットにおかえり、と翼をひらひら]
ん――?
[小さな餃子が動くのを見て、嗚呼、起きたんだなと。
ソファから落ちてしまわないかちらちらと気にしつつ]
[ぴた、と動きを止めて動いた毛布の塊に目を奪われる。
ゆっくり近寄ってみて――昨日のように、つんつん、と突付いてみる。]
ああ、そ。
[両親と。今はいない。
それらは特に感情を動かされる言葉ではないから、軽く流していた。
そこに帰って来た、明るい声たち──そして、イレーネの様子に、ため息一つ]
……お帰り。取りあえず、着方、直してもらえ……。
[零れるのは、苦笑めいた笑み]
これがパーティなら、随分と過激な舞踏会だろうね。
[少し皮肉っぽくそう答えて]
じゃあ一緒に戻りましょうか。
何かあっても二人の方が楽に対処できるかもしれないし。
[若干後ろに回ろうとするオトフリートに苦笑すると、横に並ぶようにして歩き始めた]
全くです。
[過激な舞踏会と言う言葉に苦笑が漏れる]
そうですね…私一人ではまたあんなことになりかねません…。
[何とも情けない言葉。
ティルに「お願いします」と頭を下げて、並んで中央部へと足を向けた]
そう言えばティル様は何故あの場に?
私は散歩のつもりで出てきたのですが…。
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