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ランプ屋 イレーネ が参加しました。
[此処は神の創りし箱庭。
僕の問いに男が答えたのはそんな言葉、だったと思う。ぽつりぽつりと呟かれるものを拾い上げるのはなかなかに大変だったけれど。蒼い髪の青年が廊下で言っていた意味は理解できた。]
冗談じゃない。
[何とか男との問答を終え、言われて居た書斎とやらに向かう途中、零れた溜息。]
・・・・出られないだなんて。
[苛立ちが募る。例えそれが可哀想な男の妄言だったとしてもだ。]
[機嫌の悪い理由はそれだけでは無くて。
僕を含めた、一見共通点のない人たちが此処へ集められた理由。何よりも普通で平凡な日常を望む僕にとっては、それは性質の悪い冗談としか思えなかった。此処に居る皆が同じ人狼の血を引いている、だなんて。
他人の前では決して出さないであろう不快な感情が僅かながら滲む。書斎らしき部屋の扉を勢い良く開いた。]
[立ち並ぶ棚の中の本を『検索』にかけようとしたけれど、此処では如何やら魔法は使えないらしい。仕方なく一つ一つ本を調べていたが、特にめぼしいものは見つからない侭、気付けばもう幾時間も過ぎていた。流石に疲れた。
半ば諦め、部屋を後にしようとして。]
・・・・ん。
[ふと、机の上に目が行く。一冊の本が置かれていた。先程まであんなものあっただろうか。]
[本は如何やら誰かの日記のようで。最初の貢に『-月-日 箱庭完成』とだけ記されて、後は空白。]
何だ此れ・・・・
[男が言っていた“神”とやらの日記なのだろうか。
何となく気味悪さを感じて、本はその侭に部屋を出た。]
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