情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
そう、野生動物の習性だ。
騒ぐことでは…無い。
[眉間に皺が寄っているが]
[開いた戸から、店主がこちらを一瞬見据えていた事には気付かなかった。ましてやそれで抑えられていたなどと]
[すさまじい勢いで謝るアマンダの肩をぽむり。]
まぁ……とりあえずは店ん中に入んない?
[右手で扉を押さえ、左手で店の中を指し示して。]
…相変わらずやんちゃさんだな、小動物。
あまりに元気すぎると、喰われるぞ?
[クスクスと笑いながら、デザートスプーンを向けてみる。]
[アマンダとアーベルに入店を促して]
こんな所で再会するとは奇遇だな。
[次に会ったら(以下略)と言いたげにナターリエを睨み、席へ着いた。アイスティーを頼み、暫く過ごして*宿へ帰るのだろう。*]
[アマンダに今できる事は、ひたすら謝ることだけ。
ミハエルが怒りを抑えてくれた様子に、千花もぎこちなく定位置へと戻る。
今夜くらいは、千花もさすがに大人しくなるだろう。]
[ミハエルの傷を治して、千花の美味しいものの代わりに何か奢る]
[千花の文句は問答無用で却下すると心に決めつつ、アマンダも店内へ*入ったのだった。*]
『そういえば、この街にあるって聞いたな…、あの工房。』
[腰に下げた拳銃にちらりと目をやる。飾り緒の先にぶら下がる、ヒビの入った細工物の硝子玉。
店内に入ってきた客たちと、無難に談笑しつつ、夜も更ければ*部屋へと戻る…はず。*]
あまり感情的になると損をしますよ。色々と
[クスクスとミハエルの視線を受け流し、オトフリートやアーベルと自己紹介をし合う
宴もたけなわになった頃、教会へと*帰っていくだろう*]
[カウンターの一席を陣取り、ひとまずはアイスコーヒーで喉を潤しつつ、居合わせた人たちに名を名乗り。]
[上の宿は満室と聞き少しがっかりしていれば、ミハエルが自身の宿を教えてくれたので、そちらに宿を取ることに決めた。]
[悪くない夜の、悪くないティータイムを堪能した後、ミハエルとそちらへ*向かうだろう*]
−中央・広場−
[カチ、コチ、カチ、コチ、針はゆっくりと、たしかに、時間を刻んでゆきます。視界の端には明澄のそらに向って聳える教会の尖塔が映り、天の海を泳いでいたま白の鳥が泉に舞い降りて来るのに眼を移すと、透明な水面を掠めてぱっと滴が散り陽に煌めくのが見えました。その周りでは、ベアトリーチェよりも小さなこどもたちが楽しそうにはしゃぎまわっています。
それに混ざるわけでもなく広場のまん中に立ったまま、しばらくにこにこ眺めていたのですが、なにかに気附いたように眼を動かしてゆるくまたたきしました。]
[ぱたぱたと駆けていったその先には、地に座り込むお婆さんが居りました。]
大丈夫、苦しいの?
[おんなじようにしゃがみ込んで覗こうとすると、その顔いろは少し青ざめていました。ベアトリーチェはお婆さんの細い腕に小さな手を重ねます。
するとどうしたことでしょうか、てのひらからお日さまよりもあたたかく、月よりもすきとおった光が生れて、柔かに二人を包んだのでした。見る見るうちに苦しそうだったお婆さんのかおが安らいだものになってゆきます。
もしかすると、普段にはない強い天聖の力を感じたものも居たかもしれません。ごくごくわずかなものは、それが普通の人の使う魔法とは、一ぷう変わっているとも。]
ああ、楽になったかな。
[お婆さんは何べんもお礼を云うのに、ベアトリーチェは緑の眼を細めて微笑いますと、機嫌よさそうに去ってゆきました。
そのときにはもう、いつものこどもで、けれども、ゆらり、ゆらゆら、わずかに揺れて、揺らいで。]
[こどもたちはひそひそ噂します。
「今のって魔法だよね?」ひとりが云います。
「知らないの、神童・ベアトリーチェだよ。」
「ああ、神の御子かあ。」ひとりが肯きます。
「でもあの子、学校行ってないって聞いた。」
「えー、いけないんだ。」ひとりが言います。
「それにさ、いつもにこにこ笑ってるんだ。」
「泣きも怒りもしない。」ひとりが頷きます。
「「「「変なの。」」」」
*皆は口を揃えてゆったのでした。*]
―南通り・とある宿屋の一室―
[カーテンの隙間から、朝の日が差している。
この部屋は狭くも広くも無いが、ミハエルの小柄な体が収まるとそれでも、ゆったりとした広さに見える。
調度は、寝台の他に小さな書き物机に椅子が一脚あるだけだが、触れられた形跡があるのは寝台だけだ。床に旅行用鞄が置かれているが、野営道具などではなく衣服があるだけなのでとても小さい。野外で夜を明かす事になっても雨露を凌ぐ為にターフを張る必要は無いし、ミハエルは野の獣を恐れる必要が無いから夜通し焚く明かりも油も必要としない。
壁には鏡が掛かって居る。鏡のおもては、白く結露していて朝の日差しにも暖められることは無い。]
[ミハエルは寝台に寝てはいるが眠ってはいない。根本的に眠ることを必要としないし、この街では特に疲労を感じる事も少ない。
昨日も結局何故か足を運んでしまったKirschbaumから適当なところで抜け出す為と、宿の主人に生活を不審に思われないが為に部屋へ戻っただけだ。取り立ててする事もいまは無いので横になって目を閉じ、人の動き出す時間を待っている。]
[思い起こせば、昨夜は妙な事を言ったものだと、横になってから何度目かの回想に浸る。
アーベルと名乗った流水の精霊へと自分の泊まっている宿を紹介した。
今になって思えばあまり気分の良い事では無い。水は流転するものだが己はそれをよしとしない。そのように感じるのは己の未熟故と考えても、やはり何故こんな事になったのか分からない。言ってしまえば雰囲気に流されただけだったのだが。
件のKirschbaumは宿屋を兼ねており、いまは満室だという。
どれほどの数、部屋が用意されていたのかは与り知らぬが、まさかそこへ泊まっているものすべてが人外のものでは無いかと考えて、すぐ打ち消した。]
─Kirschbaum・3階客室─
[寝台の上で身じろぎ、目を開ける。
瞬く瞳は、縦に切れた爬虫類の眼。]
…んー……
[身を起こして伸びをし、カーテンの隙間からの光に眼を細める。
あちこち巻かれた包帯を解く。傷はあらかた癒えていた。]
[簡単に身支度を整えて階下へ。
店内の掃除をしていたマスターに声をかけて、軽めの朝食を用意してもらう。
…彼基準の軽めなので、一般人からすればえらい量だというのは想像に難くない。]
―Kirshburm2F・西の部屋―
[カーテンを開けて外を見る]
うーん、そろそろ動いても大丈夫かな?
[小さく手を伸ばしたり引っ込めたり。
どうにか自分でもバランスを取り戻すことができたらしい]
よし、今日は色々見てこよう。
−北通りの端・工房−
[焔が踊る。銀色の指揮棒が回る。
一番下は濃い緑。
二番目は透明な黄色。
三番目には雪のような白。
絶え間なく棒が回され、硝子は丸く整えられた]
[白い指は震えを知らず、茶色の瞳が焔を映す。
その頭上では、千花が作業を見守っていた]
[水晶の欠片が、静かに雪白に埋められていく。
鉱物の精霊の力が、材質の違うそれを割ることなく一つにする。
結晶の花を覆うベールは、氷の透明。
絶え間なく棒が回され、硝子は丸く整えられた]
[新たに生まれた玉は、細かな石の粉の中に沈められた。
大地の力に抱かれ、玉は眠る。
夢の中。雪白に散る結晶は、針葉の緑を日光の黄に透し輝いた]
―Kirshburm1F―
[階下へ降りればダーヴィッドが朝食を食べていた。
朝食というには量が半端ではなかったが]
おはようございます。
えーっと、ダーヴィッドさん。
[ようやく他の客人たちの顔と名前も一致してきたらしい]
[5つめの卵サンドを、カフェオレで流し込む。
一番酷かった脇腹は、まだ多少痛みが残ってはいたが、
それでも動くのにほとんど支障は無い。
身体も鈍っていることだし、食べ終わったら多少動いてこようかとも思っている。]
私はご飯どうしようかな?
[彼の前に並べられた品々をじっと見ていると。
店主が飲み物だけを運んできた]
「まだ無理はしない方がいい」
無理。
そうですね、今はやめておきます。
[朝起きた時に身体の調子がまだ良くないことに気が付いて。
ようやく自分が昨日大量の食事を一気に取ったことでバランスを崩しかけたことに気が付いたのだった。
礼を言ってジュースを口に運ぶ]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新