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[はあ、と大きく息を吐いた。
平静を保つのは難しいけれど。
『自分を繋ぎ止める』ためにも、落ち着こう、と]
……心配されるのが怖いんじゃない。
『死なれる』のが、怖いんだ。
[先ほどの叫びに驚いた様子で外を見つめるエルザの疑問に、静かに答えて。
きつく、右の肩を左手で掴んだ]
緩、おちついて。
大丈夫ですから、大丈夫。落ち着いて。
こわいことなんて、ありません。
だから、
[安心させるように]
[窓の外に目を向けても何も見えず]
いったい何があったの?
[ふと見ればエーリッヒが悲痛な表情を浮かべていて]
エーリッヒ…あなた、大丈夫なの?
[と問いかけるもそれ以上は何も出来ずに]
教会は、人狼を放棄しましたが、人狼騒ぎというシステムだけが生き残っているのです。
おもちゃの後片付けをしてない。
それこそが、教会の為した悪であると言って良いでしょう。
[幾度か咳き込んで、雪の中から身を起こす。
視線の先に、オトフリートの姿。声に気づくのは、やはり数瞬遅れて]
[その時には、既に狼の姿は無く]
人狼を作り出したこと、それも問題でしょう。
また、その為に多数の犠牲を作り出したことも問題です。
上陸戦となってしまった戦争のように、非戦闘員をまきこんでおりますから。
…だが、現に…
俺達はヤツらに対抗できる存在として、集められ、訓練され、ヤツらの殲滅の為に送り込まれてきた。
表向きは政府の役人としてな。
教会とやらが放棄しても、結局それを見つけ出した奴らが良い様に利用してるってぇこった。
…終わっちゃ居ないんだ、結局。
だが、それは全て過去の事であり、第二の聖地を放棄する際にある程度の精算は済んでおります。
今に繋がるヤツラの罪は、人狼という悲劇を生むおもちゃを出しっぱなしにしたこと。
それなのですよ。
[機械犬の後から少女も部屋から出てきた。
人が思ったよりも少なく、そして目の前のエーリッヒとエルザの深刻そうな様子に首を傾げながらも]
……エーリッヒさん、どうかされたんですか?
[自分と同じ髪の色の青年の顔色が悪いのを見て尋ねる]
ん……大丈夫だ。
信じにくいかもしれないけど。
[大丈夫、という問いには、息を吐きつつ頷き。
もう一つの疑問には、ふと、遠い目をして]
……俺は、いつも、置いてかれる側みたいだから、ね……。
[小さな声で、呟いて]
[転がった荷物もランプも拾わぬまま。
流れ落ちる緋色も気にせずに、立ち上がって]
[わらう少女へと視線を向ける]
………ブリジット……
[掠れた声で名を呼んで。
それすら逆効果だろうかとは思うも。他にどうしたらいいかは解らず]
[ベアトリーチェの呼びかけに、ゆっくりとそちらを振り返り]
ん、いや……なんでもない。俺は、大丈夫。
[それから、窓の外へ視線を向けて]
俺よりも、外で何が起きたか、の方が大事のような気がするんだが……。
人狼を何とかしてもその場しのぎなのです。
人狼騒ぎというシステムを止めない限りはね。
ここを生き延びることが出来たら、システム自体を破壊しに行きますか?
ただし、今まで私が調べてもその方法は判りませんでしたとだけは。
闇に埋もれた秘密を引っかき回すために、宝石に関わったり、政治屋として働いたりとしてきたわけですが、それで得た地位や財をもってさえ判らなかったのです。
[居間にやってきたベアトリーチェ気付き]
こんばんは。
[と声を掛けて]
[大丈夫と言う言葉は俄かに信じ難かったけれど、本人にしかわからぬ事と思い。
その先の言葉にはどう答えるべきか考えて]
置いて…?いつも…?
[だけど結局それ以上何も言えずに]
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