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イレーネは人間。
[復唱して、どうしてそう考えるのだろう、と思い、]
……ああ。イレーネさんを視た、ってこと?
その結果が、人間、だったの?
[確認しながら。説明を大人しく聞く。
唐突な質問には、え? と声をあげ、宙を見て考える。
そう、それは……その理由は、全く考えていなかった、わけでもない。そこに、新しく加わった情報を加味しながら、ゆっくりと思考する。]
もしイレーネさんが人間で……そして、力を持っていない場合。
[うん? と疑問符が漏れる。]
でも、もし人間なら嘘をつく必要は……。
……ああ。
[判った。それは、かつての自分だ。そういった可能性だ。
納得して、もう一度考える。]
捻くれてるねえ。
……信じるだとか虫唾が走るから、置かずに結構。
[エーリッヒと同じ方向に視線を一瞬流すも、すぐに戻して、あくまでも笑みを湛えた侭に投げ返した言葉は、青年の行動理由の一端を表す。
後半の台詞には敢えて何も返さず、あぁ、と指を顎に添え、声を漏らす]
伝承で、思い出した。
聴こえる者が二種類、って何か解る?
ゲイト。
私が戻るのが遅くなっても、誤魔化せますよね?
[囁くのは熱の篭った聲。
ざわり、と風もないのに束ねた髪が揺れた]
頼みましたよ。
[気がつけば視界に広がるのは見知らぬ天井。以前、確かこれと似たような風景を見た気がしないでもないが]
ああ、そっか…確か…。
[酔いも手伝ったのか、家の惨状の事もあり「帰りたくない」気分が強かった。女将やアーベルから事情も事情なので格安で泊めてやると言われて、朦朧とした意識のまま宛がわれた部屋へと転がりこんで]
[ふらふらり。
何となく、足が向いたのは鉱山の方だった。
どこまで自分は仕事馬鹿なんだろう、などと考えながら、そこらに零れ落ちている原石の欠片を拾い上げる]
……こんなんじゃ研磨も出来ねぇよ。
一つでも良いから、塊落ちてないもんかなぁ。
[そんなことを言いながら、日暮れまで誰も居ない鉱山の入り口付近をふらついていた]
人狼に脅されている。のかな。
[ぽつりと呟いて。もう一度思考の海へ。]
ティルを視たと言った理由として考えられるのは……
ひとつには、人間のティルを視たふりをして、人間、と素直に言った。
ふたつめには、人狼のティルを視たふりをして、人間、と嘘をついた。
人狼を判別できる力がある、って名乗っているのは自分だけなんだから、人狼を視て人間といった可能性は少し高い……? そしたらその人狼は疑われることもないし。
でも、そういう力を持つ者がいるかもしれない、ってまだ警戒してることも考えられる。
なら、人狼を視るような真似はしない、かな。
[結局は]
……判らない。
[首を振るしかない。]
君には、負けると思うが。
[捻くれてる、という評価にくすり、と笑いながらこう返し。
続いて投げられた問いに、僅か、首を傾げて]
聴こえる者……?
俺が知る限りでは、見極めるもののもう一方──死者の声を聞くものが、一つ。
それ以外だと……余所の伝承には、意識の声を聞き取り、会話できるものなんかも出てくるが。
あと、考えられるのは、狼の囁きを聞き取れるもの……かな。
[力ない笑みには僅かに眉を潜めたが。
オトフリートに促され、こくりと頷き素直にそれに従う。
暗い玄関の中へと入り、完全に影に沈みこんだ後で振り返り、闇の中からオトフリートを見あげた。]
ミリィの事は、心配しないで下さい。
…ずっと、傍に居ますから。
[小さくどこか冷たさを含む声は、今はオトフリートにしか聞こえない。]
どうぞ、お気をつけて。
Mein domine.
[さら、と衣擦れの音。深く一礼するような気配。
そしてオトフリートの姿が見えなくなるまで、その場に暫く佇んだ。]
そう。解らない。
[確認には頷きを返して、ユーディットの結論にあっさりと同意した]
そもそも人狼と通じているかも解らないのだから、
仮定を積み重ねれば、理由なんて、幾らでも考えられる。
ただ、人間ではあるから、
今は放って、様子を見るしかないかな、と。
それくらい。
真偽まで判れば良かったんだけれどね、大分、力も落ちたみたいで。
[残念、と肩を竦めてみせた]
主様の仰せのままに。
[赤い世界でロストに応え。
エウリノの柔らく向けられた、おそらく心配ないというような意味をもつそれを向けられ微笑んだ。
共に行くというロストにも礼するような気配をみせて。]
どうぞ、ごゆっくり。
お楽しみ下さい…。
[ユリアンは「人間らしい」、そうアーベルが言っていたという情報を頭の片隅に置く。
二人の不穏なやり取りには少し身を引いて、少し困ったように両方の顔を見ていた。
聴こえる者、の話題になると、はっとして]
あ、はいはいはいっ。
[勢いよく手をあげる。]
あの、ブリジットさんに聞いてきました。
ブリジットさん、死んだ人の声が聞こえるそうです。
ギュンターさんの声も聞こえてた……聴こえてる、らしいです。
[イレーネと場所を入れ替え、灯に照らされた口元には薄い笑み]
よろしくお願いします。
[踵を返し、振り返らずに去ってゆく。夜の闇の中へと]
俺に勝ったら人間として終わると思う。
[まあ、それはおいといて。
と、一つ言葉を区切ってから、エーリッヒの回答に耳を傾ける]
余所の伝承――成る程、ねえ。
それが存在するとしたら、先の仮定も、変わりそうだね。
その事を口にした当人が、
あの場では話さなかったのは気になるけれど。
[起きたのはいつだったか、陽の当たる、だがどことなく薄暗く感じられる村の中を、ふらふらと歩く。どこを目指すという風でも、誰を探すという風でもなく。時折会う村人は女性を見るなりそそくさと去っていったり、遠巻きに何か噂話をしたりした。それも気にはしないようで]
黒は白と変わり得るか。
白が黒と変わり得るのなら、それも有り得るのではないか。
質量保存。
どう思うね、諸君。
[誰に向けてか、誰に向けてでもないのか、時折語りながら。段々と暗くなる中、歩み続ける]
[挙手したユーディットの言葉に、そちらを見やり]
ブリジット、が?
昨夜、話してたのは、それか。
死者の声を聞く者……ね。
[妙に納得してしまったのは、昔からの彼女の様子を知るが故か]
……それを言い切るのはどうかと。
[アーベルには一応突っ込みを入れつつ]
囁きを聞き取れるものが、いるならば。
ある程度の図式は成立するのかな、現状で。
……ん、当人、って?
[夕闇に紛れ、街の中へと移動する]
狙いし獲物は宿の中。
さぁ、狩りの始まりだ。
[血と肉を求め、定めた獲物が居るであろう宿屋へと足を向ける]
予知夢って言っていたくらいだから、
てっきり、視えるとでも言い出すのかと思ったけど。
[意外、という呟きは、小さなもの]
まあ、でも確かに、何かの声の一つや二つ聴いていそうだ。
[アーベルの返事に、そう、と返し。]
昔からそんな力があったの?
それは……大変ね。
[人の何かを余計に見られる、ということは、便利だろうが時に非常に疲れることのように思えて、そう言った。]
意識の声を聞き取り――
――狼の囁きを聞き取れる?
[エーリッヒの声、前者についてはよく判らなかったが、後者は。]
それって、そんな人が居たら、すぐに人狼が誰か判るのに。
[でも、もしそういう人が人狼の味方になっていたら?
ふっと過ぎった考えに、背筋が一瞬凍った気がした。]
成立し過ぎて、気味が悪いけれどね。
[ゆるり、身を起こす。
肩を鳴らして、伸びをした]
ゼーナッシェさんだよ。
あの場で此方に訊いておきながら、
自分の知る情報を明かさないとは、ねえ。
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