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―西殿―
そうだ、ユディ。
[時空竜の説明を思い出して、質問を投げかける]
そうなると――正攻法、直接結界を解こうというのは、不可能?
一応、式の解析などは進めていっているのだけども……。
[近しい者は、少しだけ悔しそうに見えただろうか]
って、撫でんなってばー!
[クレメンスにぐりぐりされて、そこだけは抵抗した。
それから、ふと気づいたように]
つうか。
……今、あんなんが竜郷中に出てるって事、なんだよな?
[ザムエルの言葉に、流石に彼には逆らえないといった苦笑を浮かべた時、クレメンスが近寄ってきて。
見上げていたら、手の平に手の平を重ねられたので、不思議そうに目を瞬いていれば瞬く間に傷は癒えていた。
感じる生命の力は心地よく、溜まった疲れも溶けて行く錯覚も生まれる。]
あの…有難う御座います。
[へらりと笑う顔にお礼を言って、
木陰に集まる人々の方へと目を向け、ティルの方へと向いて]
…派手すぎたようですね。
[内容は冗談だが、口調は至極真面目。]
[氷破竜の説明に目を合わさぬ感謝の会釈を向け、木陰に集まる他の人々にも目を伏せがちに会釈する。
そして混沌の欠片が消えたという場所を見、目を伏せてレンズの奥の紫紺に過ぎった痛みにも似た色を隠す。混沌の欠片が取った姿は、青年の属する王の姿と似ていた。雷撃の王とはもっと似ていたかもしれないが]
[そうして、カケラが撃退された後も口許に手を当て思案していたが、]
……皆さん。
直接の犯人はまだ見当も付きませんが。
……裏で手を引く存在の見当は付きました。
[居合わせた面々に向き、そう告げる。]
−東殿・中庭−
[ごろごろごろ。ごろごろろ。
布の塊は今日もひとりでゴロゴロ。
ただ、昨日よりも表情は不機嫌]
…。
[理由は簡単、王の声が聞こえなくなったからだ。
もそ、と起き上がって、鞄から飴玉を一つとりだす。
甘酸っぱい檸檬の味がした。
ころ、と口の中で転がしながら空を見る]
…ヨンめ。
[ぽそっと呟いた]
─西殿前─
[ティルが嫌がるのですぐ手は離したが。
撫でている間にさり気無く傷は癒しておいた。
気づいたかどうかは知らないが。
ティルの疑問にはこくり、一つ頷く。]
うちの生命の海に出てたからな、おそらくは。
[そう告げたときだけは、流石に真面目なものだったか。]
─西殿前─
ちょ、ザム爺そんな判別。
まぁ否定しねぇがよ!
[へらへら笑うが、それもまた弱い。
疲れの蓄積は、流石にクレメンスにもあった。]
まぁそうだろうけどよ。
カケラの心配はどこにでも、だろうしな。
[ザムエルの心中を丁寧に口にして、心労にさらに輪をかけておいた。]
ええ、どうやらそのようです。
私も全てを把握できているわけではありませんが。
失礼致します。
[カップに口をつけるノーラへと頭を下げ、台所から出る。
そのまま東殿も出て、西殿の騒ぎを横目に見つつ本殿の方へ。中から出てきていた先達を呼び止める]
あちらは随行者の方々が収めてくださいました。詳しい事情はもう少し落ち着いてから聞くのがよろしいかと。
それより各地へと伝令を。黒い影のようなものを見かけても刺激せぬようにと。
触れるは危険な存在が入り込んできているとのことです。
[その名は口にしない。最前に教えられたことだ。分かる者だけが分かっていればいいものもあるのだと]
はい、私はそのように。
失礼致します。
[本殿へと戻ってゆく相手に頭を下げて、踵を返した]
― →本殿前→中庭 ―
えぇ、此方は大丈夫でした。
ですが余り長く時間はかけられないでしょう。
[皆への会釈に紛れオティーリエに向けた笑みは、続いた単語に淡く消える]
混沌の欠片が…。
[続けて言うクレメンスの髭に視線を向け、小さく頷く。
長きを生きる生命竜がそう判断したのなら間違いないだろう。
禁書である智からそれに関する知識を引き出し、消えた場所を見ながら目を伏せる]
『混沌』の領域に関するものなら、影響を与えられるかな。
試してみる価値はあるかもしれない。
と、その前に。
[そう言うとブリジットに顔を向け、]
ブリジット、結界だけど。
それこそ、直接手を出さない方がいいかもしれない。
代わりに埋め込まれたものが何かは分からない以上、下手に掘り起こして刺激を与えた途端に、
ドカン。世界は壊れました。
なんて事が起きかねませんから。
もしかしたら、今この状態が、ある意味絶妙なバランスであるのかもしれません。
―西殿―
……なるほどね。よかったわ、ある意味。
もっと解析進めてたら、思いっきり干渉してみようと思ってたから。
[苦笑のような笑みを浮かべた。
その表情を見て、どこか情けなさそうに感じる者も、いるかもしれない]
そうなると、結界に関しては役立たずになっちゃうわね。
他に何か出来ること、探さないと。
[ほぅと息を零して]
ありがとう、ユディ。話の腰を折っちゃって、ごめんなさいね?
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