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[はい、はい、と広間にお粥やらなにやら用意してきたら蓮嬢が目を覚ましたので、青少年はお粥を覚ましながらよそり、おかずをちょいちょいと載せてやり、それからどうやら興味を引いたらしい卵焼きを多めに用意してやる。
それはあたりだったようで、ご機嫌で食べ終わった彼女を見送ったのがつい何時間前だろうか。
それからしばらくは、空いているソファでまったりしていたらまったりがうっかり長い昼寝になってしまったのだが。
目がさめたのはとても細い女の子の声がきっかけ。
まぁ、照明の点滅もあっただろう]
…んー…?
[くあ。小さく欠伸ひとつ]
笑って誤魔化すなっつーの。
[笑うユーディットに呆れた口調で突っ込み一つ。
少女が顔を出せば、そちらを見やり]
……リーチェ、大丈夫か?
[そう、と問いを投げかける。
呼び名は、やはりそれしか思いつかないらしい]
動かしちゃ駄目?
んー、んー――分かった。
[何でだろう、と思いつつもぱたりと尾を床に降ろす。
お話は難しい事だから、それ以上は彼女もよく分からなくて。
それよりも、餃子が大変だと
ブリジットの袖をくいと引こうとする]
あれの中、女の子とユリアンの猫がいる――。
[だいじょうぶ?]
………………………
[ゆーでぃっとの言葉に、何を指してだいじょうぶなのか
考えるように、寝袋の中で眉をハの字]
ん、ええとね。
……女の子は、駄目なんだよ?
うん。
[上手く説明の言葉は思いつかなくて。
袖を引かれて、指し示された方向を見る。アーベルが注意をしているようだから、大丈夫かと思って、然程に気を配っていなかったのだけれど。
……実際見てみれば、案外、惨状?]
ま、考えたからってどうなるものでもないのだけれど。
一度気になるとどうにもね。
[相手が遅れかけたのに気付いて足を止めようとしたら、慌てて追いかけてきた。だから歩調を緩めることもせずに]
…そう。
まあ知らない人は知らないだろうし。
[”面識”という部分に掛かったアクセントで、何も知らないわけでは無いらしいと思った。だが追求しても答えはもらえそうに無いなともその笑みから感じて]
全員が知り合いとかだったらそれこそ悩むところだろうね。
[青い人に、リーチェの呼ばれ方。
そう言えば、昨日も相手はそう呼んだか。]
…………。
[じっ……]
[問われた安否に首を動かすでもなく、
じっと相手を見つめる。]
[じっと見つめる視線。
一つ、蒼を瞬いて、それを見つめ返す]
……どした?
[少しだけ、首を傾げて、問う。
彼にとっては、以前に似たようなやり取りは何度もあった、けれど。
それは、あくまでこちらの記憶に過ぎず]
すっぱり忘れて気楽に、とも行かないでしょうから。
仕方が無いかと。
[一度気になると、の言葉に同意するように頷いて。
続く言葉には「ですよねぇ」と知らぬ顔]
集められた理由によっては、面識が無い方が動きやすいかも知れませんね。
[前に向けていた瞳が僅かに細められる。
その視界には廃墟が広がり始め、屋敷に近付いていることを示した]
あれぇ?
昨日すれ違った人、だよねぇ?
ボク間違えてる?
[ユリアンの方を見て首を傾ける。
腕から力が抜けて、巨大餃子がソファへとずる、と落ちかけた。]
[電気……あぁ…やはり、影響が。]
…………。
[こくり。]
[瞬間明滅した電灯は少女が原因だけに、
少女自身が怖がることもないのだけれど。
説明する術を持たないので、寝袋のなかにいた
おともだちを抱えて、曖昧に頷く。]
ああ、はいはい。
すれ違った人、そういう意味ね。
明白了(わかった)
[ふんふん、と小さく頷き、巨大餃子がずり下がるのを見る]
で、すれ違ったあんたのお名前何てぇの。
[おともだちを抱えて、青い人の「どうした?」を聞く。
…………記憶にはいない人。
けれども、少女の呼びなの一つを知る人。]
[――……このひとはだぁれ?……――]
[ユリアンの声に、にっこりと笑って立ち上がり、スカート…ではなかったので、浴衣の裾を持って腰を落としながらお辞儀をして]
ユーディット・クリューガー、です。
[にっこりと笑った。
当然、巨大餃子からは手を離して――]
ああ、そうだね。
集められた理由によっては、その通りかもしれない。
[チラリと横を見る。だが何も言わずに廃墟を抜けてゆく]
…あるいはそれも期待されている?
[後の一言は呟いたつもりでなかったのだけれど]
ってか、こら!
抱え込むなら、ちゃんと支えろって!
[ユリアンと話し始めたユーディットの腕からずり、と巨大餃子がずり落ち。
あまつさえ、手を離されたとあっては、さすがに支えるために手を伸ばしていた。
上手く止められるかどうかは、タイミング次第だろうが]
あ、わ、バカ!!
[ずり下がった巨大餃子、明らかに中にいたのか猫の微妙な悲鳴が聞こえる]
あー…まったく。
ユーディット、ね。俺は、ユリアン。ユリアン・フェイ。
[にゃーにゃー白の中でもがく猫を救出のために巨大餃子を覗こうと毛布に手を伸ばした]
ユリアンさん、だねぇ。
[落としかけた巨大餃子に伸びる長い手をを見て、あは、と再び笑って、中から聞こえる声にぱちぱち、とその黒鳶色の目を瞬いた]
…あれ?中、004ちゃんだけじゃなぁい?
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