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…ん。違ってるから、見てて、面白いんだけどね。
…時々、色々違ってるのが…悲しくなるけど。
[少し、俯き…控えめな胸を見て。視線を戻す]
…そっか。
そういう、モノ…なのかな。
お師匠様、って。
[…自分のランプ作りを教えてくれた人は、基礎しか教えてはくれなかった…
後は、自分で全て積み上げてきた…つもり…]
…ん。
[俺は俺で…小さく頷いて、フランクフルトを囓り…
頷くユリアンに、やっぱり?と笑った]
…宝石細工…ですか…?
[宝石細工とオカリナとの意外な組み合わせに、小首を傾げるも。
見て行くかという言葉には、にこ、と*微笑んで頷いた*]
悲しくなるって、なんで?
[不思議そうに瞬いて、問う。
視線の動きの意味などは理解の範疇を越えていると見て間違いなさそうで]
んー、俺にとっては、かな?
俺にとっては、越えるべき人って、他にいないしね。
……あ、怖い云々は、師匠には内密にって事で一つ。
[にぱ、と笑いつつ、冗談めかしてこんな事を言い]
[昨日は楽しかったと子供は思った。
たくさんの人、たくさんの声。
いっぱい話した。
いっぱい笑った。
子供は今日も笑顔を灯した。]
熊さんにも何かお名前つけないと……?
[何が良いかな、と首をひねる。
答えは出なかったから、とりあえず熊をぎゅうとした。]
…まぁ…体型、の、事よ…
[…その不思議そうに問うユリアンには慣れてるのか…少し悩んで口にする]
越えるべき、人…
…今は…あたしにも、居ない、かな。
ランプを作ってる人、って、そんなに多くないみたいだし。
[そういうランプを作っている者の名前を聞かないためか、軽く頬を掻き…
小さく笑った]
…分かってる…あたしも、わざわざ…恐い思い、したくないし。
[テントの中でぼんやりしているうちに、すっかり日も暮れてしまったらしい。少女は、既に完璧に居眠りしている自衛団の若者を起こさないように、そーっと外に出た。先刻ユリアンのオカリナが聞こえた気がして、広場の方を見る]
[それから、洋服を着替える。
そのとき、子供は首を傾げた。
何に違和感を持ったのか、
しかし、すぐに部屋を出た。]
いってきます。
[まだまだ屋台は出ているはずで、
子供はとことこ、ぴょこぴょこ、
楽しみに、外に出た。]
体型……ねぇ。
[そんなに気にするモンなのかな、とか思いつつも、それ以上は追求せず]
あー、確かに、ランプ職人って、あんまり聞かないかも。
……なんて言ってると、思わぬ対抗馬が出たりするかもな?
[軽い口調で言いつつ、最後の言葉にはだよなー、と笑い]
[軽い口調で言葉を交わしつつ、意識は上空へ。
場所を意識すれば、力の流れ、気脈を辿るのは容易な事で。
……そう遠くなく、次の結界の開閉があるのは、予測できた]
さて、と……。
問題は、誰に窮屈な思いをしてもらうか、だけど……。
『てきとー、って訳にもいかないよねー』
ああ。
ある程度標的を定めて、力を絞りこまねーと……すぐに、見つかっちまうからなー。
…うん…体型。
[小さく溜め息をつくと、軽い口調で言われると小さく笑って]
…思わぬ対抗馬…寧ろ、歓迎、かしら?
そっちの方が…あたしが作ったほかにも、ランプ、見れるわけだし。
[と、目を細め…]
…ユリアンも、あたしが言ってた、なんて、言わないでね?
[目当ての人はすぐに見つけることが出来たけれど、話しかけるきっかけは見つけられなくて、少女は、舞台の裏手に隠れるように引っ込んで、小さく吐息をつく]
まあ……あんま、考えすぎんなよー?
[やっぱり理解の範疇は超えているらしい]
なる……そういう考え方もあり、か。
祭りの観光客から話が広まれば、その内挑戦者とかやってきたりしてな?
……了解、了解っと。
師匠に怒られたあげく、お前まで敵に回したら、生きてられねーし。
[軽く言って、に、と笑う。
その肩で呆れたようにへしょっていた相棒、何かに気づいたらしく、きゅ、と鳴いて首を傾げた]
[微妙だったので、
新しく、今度は、暖かなスープを買う。
コーンスープは子供が好きなもの。
ほかほかになりながら、てとてと、
広場の方にやってきた。
舞台がまだおいてある。
その向こうになんだか、
見覚えのある人影が。]
…うん。もう、成長しないだろうし…
[小さく頷くと、もう一度溜め息をつき…]
…ん、挑戦者…とは言わないけど…
好敵手?
そう言う人が、居ても…良いかな、って。
同じ分野で、ね。
…ん。
生きてられないは、少し、大げさだろうけど…ね。
[少し間を空き…くす、と笑うと、方の上のヴィントに一つ瞬いた]
…おはよう、ヴィント…?
[少女はぼんやり星空を眺める。東の国の物語にあった星の恋人同士は一年に一度しか逢えないのだったな、と関係のないことが頭に浮かぶ]
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