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― 集会場/玄関 ―
よいしょっとー。
着いた着いた。
[村での配達を済ませて集会場へ現れる頃には、呼び出しを受けてからどれほどの時間が経過していただろうか。
扉の脇、なるべく邪魔にならないように荷車を停めて、積んできた荷を下ろす]
こんにちはぁ。
ヴァイデンフェラーですー。
[その荷物を抱えて玄関前に立ち、いつもの通りに声を掛けた]
はいこれ、卵とミルクと、あとチーズ……量はこのくらいで良かったよねぇ。
いつもありがとーございますっ。
[程なく出てきた老婦人へと、持ってきた品について一つ一つ確認を取る。
相手から問題ないとの返答を得て、にっと笑い]
じゃ、いつも通り食糧庫に置いとくよ。
[集会場への配達物は老婦人に任せるには少し多い量で、食糧庫へ運ぶまでが彼女の仕事だった。
了承を得て、玄関から室内へ入り]
あっ、そうそう。
なんかよくわかんないけど、団長さんからここに呼び出されてんだよねー。
運び終わってからちょっと待たせてもらうよ。
[ふと思い出したように振り返り、そうも告げた*]
― 教会〜集会所 ―
さて、と。
あンのくそじじいが呼び出すっつーことは、相当めんどくせー事態ってことか……?
[仮にも神に仕える神父らしからぬ発言。
自分より遥かに年上のギュンターに対して、大分アレな発言を繰り返している。]
ん、リロイか。
……肩に登るな、暑い。
[集会所へ向かう途中、茶と白の長毛種の猫が、男の肩へと駆け登ってくる。
この時期は、辛い。]
― 集会所/玄関 ―
リロイ、重い。
[文句を言いながらも肩に登ったままの茶白の猫をそのままに、集会所へたどり着く。]
やれやれ、やっとついたか。
……失礼する。
[玄関の戸を叩き、屋敷内へと声を投げて人が訪れた事を伝えた。*]
─ 広間 ─
そうか、楽しみにしてるよ。
[機会もある>>33と聞いて、エーリッヒは笑みながら頷いた。
保管された楽器については興味の対象外だったために記憶に薄く、説明が無ければ直結しない。
説明の前に老婦人がお茶と共に広間に戻って来て、差し出されたカップをありがたく受け取った。
渇いた喉がじわりと潤む]
あぁ、また。
[一服の後に席を立つヘルムート>>34に座したままの礼を返し、その後姿を見送る]
この屋敷にはそんなに楽器があるのかい?
[問いかけるのはこの屋敷を管理している老婦人。
是が返るのを受けて、そうなのか、と返すと同時、心のうちで、知らなかった、と零した]
しばらくはここに居るよ。
無理に歩き回るわけにも行かないからね。
[席を外そうとする老婦人に訪ねられ、広間に残る旨を伝える。
それを受けた老婦人は、では、と残して広間を去った。
エーリッヒはしばらくの間、お茶と共にゆるりとした時間を過ごす]
─ 集会場・地下 ─
[楽しみに、という言葉と笑み>>40、それに返ったのは少しだけ柔らかな笑み。
そこにほんのわずか、幼い頃の面影が残る事には気づかれたか。
その後、挨拶回り、と称して足を向けたのは、地下。
ピアノは広間に置かれているが、それ以外の楽器は置き場もなく、地下に保管されていた]
……ふむ。
かわっとらん、ねぇ。
[使う者もなかったのか、ケースに収められたり丁寧に梱包されたりしている楽器の位置取りは、記憶の中の五年前のものと一致している]
と、なると、ものによっては本格的な手入れも必要か……。
それだけの余裕があるかどうかが問題だねぇ。
[独りごちつつ、手に取るのは手近なフルートのケース。
埃を払うと、それだけで咽そうなその様相に苦笑が浮かぶ]
……取りあえず、長期滞在になるような話もされていたし。
まずは、部屋を一つ、借り受けるか。
……暑いな。
[そんな事をひとりごちながら、茶白猫を床へ降ろす。]
あ。おばさん、こんにちは。
じz……団長に呼ばれたから来たんだけど……
[こちらを振り向いた老婦人に、要件を告げる。]
……他にも何人か来てるのか。
とりあえず俺、広間に行くけど、おばさんも無理せずにな。
[老婦人から、何人か来ている事を教えてもらいながら、男なりに気遣って。
そのまま広間へと、茶白ネコと共に移動する。]
─ 広間 ─
[夏の日差しは気温を上げる。
動いていない分、体感温度が急激に上がることは無かったが、エーリッヒの居る広間もそれなりに気温は高かった。
開かれた窓から風が入って来るだけマシではあるかもしれない]
……おや。
[数名集められている、と言う老婦人の言葉の通りに、玄関からは時折人の声が聞こえて来る。
その一つが広間に近付いている>>44ことは足音によって齎された]
(そういや僕が居ない間に来た人って居るのかな)
[今のところ、顔を合わせた者達は以前も知る者達だった。
19年もの歳月、面識の無い者が居てもおかしくはない。
が、広間に向かって来ている者も知る顔であることに気付くのは、彼が広間に入ってきてからのこと]
[彼、クレメンスはエーリッヒより3つ年上。
年上である分、共に遊ぶ期間も他より長い。
故に記憶にも良く残っているのだが、当時の様子では神父になるようには思えなかった。
その記憶と印象との相違に言葉を飲み込み、きょとんとした僅かな間。
それを取り繕うように表情を笑みに変える。
いつもの人当たりの良い笑みだ]
こんにちは、神父様。
僕の名はエーリッヒ・ルーデンドルフ。
都市にて画廊を営んでいるよ。
どうぞお見知りおきを。
[そう名乗り返し、ソファに座したまま一礼する]
すまない、足を怪我していてね。
このままで失礼するよ。
[立てぬ理由を最後に添えた]
(…昔、神父の「し」の字でも何か言ってたっけ?)
[あまりの驚きに記憶を手繰り寄せようとしていたため、クレメンスが自分に何かしら感じ取っていることには気付いていない**]
んん?
[じいっと見返して、間が空くこと数秒]
……あー!
ヘルちゃん?だよねぇ?
[そんな声を上げるのと、相手がこちらの正体に気づくのとでは、どちらが早かっただろうか。
5年前には肩くらいまであった赤髪が短く刈られているけれど、目に見える変化と言えばその程度だった**]
……ああ、いや、他意はないぞ。
見た目から思ったままを言ったまでだ。
[続けた言葉も、突っ込み所の多いもの。
悪気がないのは深紫に宿る穏やかないろからも見て取れようか]
ところで、きみは仕事でここに?
[それから、ふと思いだしたように問いを投げかけたのは、彼女も呼ばれたのだろうか、という疑問が浮かんだが故。**]
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