[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
そう。
[立ち位置と座り位置という差を除いたとしても長身のフユは、幼い仕草を見せるショウを見下ろして口元だけで笑う]
ん。練習。
別に、ここでやるつもりは無いけど。
私ら部活はもう引退だけど、私はまだ先があるから。
[立ち上がらないのは、もちろん仔犬を隠すためなのだが、
身長差を認識したくないと無意識に思っているからか。
フユの笑う理由など知らず、返って来た言葉に首を傾け]
ぁー、引退かぁ。
そういや、もう3年だもんなー。
[実感わかねぇ、とぽつんと呟いて。
前のバスケ部とは違って、
今の部活にはそんな概念がないからかもしれないが]
先ってコトは、やっぱ音大?
[背丈だけでなく仕草までまるで子供のようなショウが面白く、口元をほころばせていたフユだが、すと真顔に戻り]
……一応、ね。
そう上手くいくものかは知らないけど。
アンタはどうするの、進路。
俺ー?
[きょとっと瞬き、片手を首の後ろにやって]
んー、就職かなー。
迷惑かけらんないしさ。
[少し迷いながら言葉を選ぶようにして答えると、
仔犬が待ち切れないと言った風に力の緩んだ腕から抜け出た]
……て、わっ!
[茶色の犬は一声鳴くと、茂みの中へと駆け込んで行く]
アズマ が参加しました。
―屋上―
…、
[がしゃ、とフェンスへ凭れ掛った背中がずり落ち、身体が傾ぐ。
身体を投げ出す様にして、高いフェンスに囲まれたコンクリートの原へ寝転がった。
散ばる金の髪をそのままに、背中に伝わる暖かさに吐息を零す。]
――…眠、
[零れ落ちた言葉に誘われるまま、空の映りこんだ色素の薄い瞳を緩く伏せる。
フードの中に隠されたイヤホンから、微かに音が毀れた。]
[屋上の立ち入りは表向きには禁止されているが、
扉の鍵が壊れたまま放置されているのは、知っていた。]
…んなの、勝手に入ってくれって言ってる様なモンだし。
[人が多く来る場所でも無いこの場所は、少年にとってお誂えの場所だった。
それを良い事に、寝不足という訳でもないが惰眠を貪る事に決める。
――尤も起きていたところて、始業のベルが鳴っても
その場から動く様子は見受けられないのだろうが。]
[iPodを弄ろうと手探りでポケットに突っ込んだ手を、
無造作に丸められた紙に遮られて、止めた。
訝しげに引き摺り出した紙を一瞥して、軽く皺を伸ばす。
空へ翳す様に見上げた紙に並ぶ印字と癖の残る文字に、あぁと小さく呟いた]
ふうん?
わ…………
[一介のクラスメイトであるフユが、ショウの家庭事情など知る由も無い。そもそもそれ以上追求するつもりは無かったが、飛び出した影がフユの足下を駆け抜け、言葉を遮った。]
……犬?
[フユ、驚きに、鼓動を押さえようと制服の胸元、青いリボンの下あたりを掴んで居る。訝しげにショウを見る。]
…えーっと。
[向けられた胡乱げな視線に、つい、目を逸らす。
嘘を吐くのは、人一倍苦手だ。]
アレだよ。アレ。
迷い犬。
うん。
[曖昧な言葉で済ませて立ち上がり、服についた草を払う。
青い学生服から落ちる緑がパラパラと周囲に舞った]
■名前:加納 東(カノウ・アズマ)
■学年:2年>1年
■部活:陸上部 (400m/F競技)
■設定:元々色素の薄い髪を更に染めていたり、授業態度も聊か宜しくないなど
生活指導に目をつけられている、しかし不良と言うよりは所謂反抗期。
人見知りはしないが、(親しい友人を除き)一定の距離を置きたがる。
礼儀を知らない訳ではないらしく、先輩にはそれなりに敬語。
優秀な兄と比べられる事は好きじゃない。(家族についてはまとめサイト参照
■NPC設定:性別男は確定。サボり仲間か、部活仲間かどちらかを予定。
/*
何処までも仮決定。なのでギリギリまで変更予定有。
・同室やらの設定は全くしてないので、したい人が居たら可能。
・その他縁故まで応用が利くので、遠慮無くどぞ。
・なんか縁故希望しようとして忘r(ry……思い出したら都度言います。
>一ノ瀬先輩
……え、俺でいいんで、ス…か?;(驚愕)
や、問題は無いですけど。犬好きなんで。
>村建て主様 他各位
質問失礼します。全寮制校なので全校生徒数は少ないとは思う…のですが、1学年につき何クラスあると想定した方がいいでしょうか。学校によっては1クラスしかない所も多いので、もしかしたら同学年=クラスメートになるのか…?と色々。
※別クラス設定を組みたい人が居る場合は
意見を尊重した方が良いと思うのですが、当方は拘りないので…。
*/
ふうん。
……アンタ、そういうの好きそうだからね。
捨て犬とか見ると拾って帰って親に怒られるタイプ。
[見るからに下手な嘘に気付いてか否かか、事実フユはそれを探ってもいないし気付いてはいないのだが。
興味も無さそうにそう言って、フユはショウから視線を外した。]
私は犬は耳障りだから嫌いだけど。
特にフローリングの床の上を歩くときが最低。
嗚呼、昨日渡されたプリント、提出しといた方が良いよ。
[じゃ、とばかりに挨拶代わりと片手を上げ、フユはショウへ背を向けた。]
[小さく音を立てて、紙へと残る皺を除く様に伸ばす。
それから、丁寧に折り目をつけて飛行機の形へと折り上げ、
コンクリートの上へと寝転がったまま、指を離した。
手を離れた飛行機がひらり、一度軽く浮き上がって
フェンスの網目を潜り抜けると、ゆっくりと舞う様に落ちていく。]
――……、
[紙飛行機の行方を見届けようともせずに、再びポケットへと手をねじ込む。
片手で弄れば、イヤホンから毀れていた低音がぷつと切れた。
コードを引っぱる様にイヤホンを外し、寝転がったまま蒼穹へと視線を向ける。
退屈を紛らわす様に、自然溜息が毀れた。]
―――…っ、
[投げられた言葉に思い切り眉を顰め、唇がヘの字に歪んだ。
言いたい事は上手く言葉にならず、したくもなく、
代わりに固く拳を握って、頭を振る。
フユが背を向けていてよかったと思いながら]
………リュウを悪く言うな。
犬を丸ごと全部同じにすんなっての。
プリントは、出しとく。
[いつもよりも小さく低い声で吐き捨てるように言うと、
くるりと向きを変えて彼女とは*逆方向に走り去った*]
―――…メンドくせ。
[緩く、蒼の映る瞳を伏せる。
きっと始業になっても現れない自分に気付いて
教師がまた怒るなりするのだろうが、そんな事はどうでも良かった。
………暫く後、零れるのは小さな*寝息*]
[少しだけ振り返って、俊敏に走り去るショウの後ろ姿を見る。それを見てフユは、少しだけ自分の言い方が悪かっただろうか、と思う。
だがフユは声を掛けず、平素どおりに醒めた顔で少しの間見送っただけだった。]
―生徒玄関―
だけど、私が何故フローリングの上を歩く犬の足音が嫌いかなんて、言ってもアンタには分かんないでしょう。
……私が、何故ショウがリュウとかいう犬を可愛がっているかが分からないのと同じで、ね。
いや、それとも同じじゃないのかも。
どうせ誰にも分からない。
[人の気配のない下駄箱で、フユは自分のローファーに向けて呟いた。溜め息を吐いて、今度こそ練習室を目指す。]
―練習室―
[講堂のような広い部屋の後方に、パイプ椅子を一脚立てた。
その時に、引き摺ったりぶつけたりして不要な音を立てないようにとフユは注意を払う。練習室は広い部屋だから、音が響く。]
[フユはパイプ椅子に浅くかけ、三つに分解されたフルートを組み立てはじめた。ボタンやネジなどの細かい部品へ無為な力をかけぬよう、注意しながら組み上げる。接合部分を少し捻って角度を調整した。
すい、と床と水平に構える。
唇を軽くあて、すうと息を吹き込んだ。
Bの音が長く響く
フユは眉を顰める。]
……夏はすぐ音が上がっていけない。
[何度かそれを繰り返して、調律を行う。
正しい音程を得るために大抵は、チューナーを使うが、フユにはそういった機械は不必要だった。彼女自身が絶対的な音感を具えていて、耳がその機械の役割を果たすからである。]
―練習室―
[フユは毎朝、日課としている練習を始める。
練習室も夏は窓を開け放って居る。だから、練習を始めたフユの吹くフルートの音色は、人気の無い校舎の何処かでは聴こえているのだろう。時折、早起きの同級生がそれを聞き付けて、フユにとっては毒にも薬にもならない感想を寄越すこともある。
細々とした日々の雑多な回想もやがて、フユが意識を集中していくにつれて旋律の中に*消えてゆく。*]
マコト が参加しました。
─剣道場─
[剣道場の片隅に、大気を断ち切る音が響く。
音の源は、振り下ろされた竹刀。
それを手にした者──白の胴着と黒の袴のコントラストが眩しい生徒は、構えから礼をすると、ふう、と息を吐いた]
朝練の〆、しゅーうりょうっと。
[他の部員たちがきつそうにしている中、一人だけ悠然として、にこ、と笑う]
ほらほらみんな、いつまでもばててないー?
早く片付けないと、始業に間に合わなくなるよー?
[にこにこと笑いつつ、道具の片付けと道場の掃除を始めるその姿に。
他の部員もやれやれ、と言った感じで動き出す]
「……マコト、元気すぎ」
[その中の一人が、ぽつり、こんな呟きを漏らしたとか]
[道場の掃除が終われば、部員たちは校舎へと。
先ほどの一人元気な彼──各務誠人は最後まで残り、戸締りを確認する]
……よし、と。
[施錠を確認して、荷物を手に取る。
その時、鞄の下にしていた用紙がひらり、と床に落ちた]
■名前(フルネーム):各務誠人(カガミ・マコト)
■学年:2年
■所属部活:剣道部/茶道部(兼部)
■キャラ設定:世話好き・心配性・お節介やき。普段は穏やかで大人しいが、一度キレると色々とヤバイ。
子供の頃から剣道をやっており、中学の時は全国大会優勝した事も。
家族は両親と姉3人。実家は茶道の家元で心得あリ。
年齢の離れた姉たちに散々いぢられた経験故か、年上の女性がやや苦手。
■縁故NPC設定:事前相談により、ウミと共通。ひとまず、素案として、以下。
香坂健太(コウサカ・ケンタ/通称ケン)。
幼馴染でルームメイト。剣道の修行仲間。
性格はマイペースで、面倒臭がりかも。
と、いけないいけない。
[落としてしまったそれを、手早く鞄に押し込んだところで、外から声がかかる]
「マコト、先、行くぜー?」
ああ、うん。俺も今行くよーっ。
[呼びかける声にこう返して、*足早に校舎へと走り出す*]
/*
取りあえず、話し合われている事への自分の意見など。
学科関係>普通科だけでいいんじゃないかと。
複数あっても、混乱しそうだし。
クラス数>そんなに多くはないと思うので、2クラスくらいで考えてたかな。
ショウ先輩>
直接の係わり合いは知らないけれど、犬の存在は知っていていいですかー?
縁故関係は色々と考慮中。後は、来ないメンバー待ちかな。
取りあえず、一度外します。また後ほど!
*/
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ