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─ →薪小屋 ─
[山羊小屋に居たのは十数分ほど。
山羊を何度か撫でてから、今度は薪小屋へと回った]
……問題無いな。
[ここに集められた薪はマテウスが森で樹を切り倒し運んだもの。
冬に入る前に目一杯積み上げた小屋には幾許かの隙間があった。
運び出された薪は今、建物を暖めているのだろう]
積み上げすぎたかと思ったが…。
今は男手もあろうし、な。
[老尼僧だけ住んでいた時期は彼女の負担にならないように積んでいたのだが、今は他に住む者が居る。
何度も運ぶ手間が減った分、ここへ来る頻度も減ったが、老尼僧を援ける者が居るのはありがたいことだった]
─ →墓地 ─
[薪小屋の確認を終えると今度は墓地へと回る。
一連の流れは見回りに来た時に必ず通るコース。
墓地の見回りが終われば老尼僧を訪ね様子を窺い、村へと戻るのがいつもの流れだった。
ただし今回は団長が出てくるまで待たなければならない]
───白いな。
[丘の上に佇む修道院。
それに寄り添う墓地もまた丘の上にあり、遮るものの無いその場所からは一面の雪景色が臨めた。
白い息を吐きながら、マテウスはしばしその光景を眺める]
― 聖堂の側 ―
ん?ああ、古い伝承とか集めた奴。
今度、うちの劇団で子供向けの芝居やろうって話になってて、それのネタにならないかなと思って。
[疑問の声>>32に返すのはどこか楽しそうに。
その後で、苦笑と共に落とされた言葉は少し意外に感じて]
エルザちゃん、しっかり者だと思ってたけどなぁ。
もしかして、疲れてるんじゃない?
[掛ける声に少しばかり心配の色を混ぜて]
なんか、難しい話みたいだったなぁ……
確かにここまで来て盗む奴はいないだろうな、って
あんまり慌てるなよー、転ぶから。
[少しの思案の後、荷物を置きに行こうとする彼女にそう声を掛けて。
もし何かあれば手を貸そうと後を追って]
―→聖堂―
[湯を出てしまえばやる事が無くなってしまうのが湯治の悪い所だ。
……家に居た所で大して変わりはないのだけれど。
左腕以外は至って健康な男は、暇を持て余してふらりと宿を出る。
こんな時に決まって向かうのは聖堂の図書室。
雪に閉ざされるこの村で思い付くのはそれくらいで、けれど街ではあまり見られない蔵書は心を躍らせてくれるのだ]
[聖堂へ続く道には幾つか足跡が刻まれているけれど、向かうばかりで戻る足がないのに少しばかり首を傾ぐ。
左腕をだらりと垂れ下げたままで丘を登る藍鼠色は、周囲の雪色も相俟って上からは目立つだろうか]
―酒場前―
[家からほど近い場所にある酒場で女は足を止める。
ドアに嵌る硝子をチラと覗いてみるが其処に人影はない。
食事処として営業が始まるのは昼からだからそれにはまだ早く
マスターもまだ休んでいる頃合かもしれない。]
まだ居ないみたいね。
[旧修道院にゆく旨をしたためたサインいりのメモを
ドアの隙間に挟んでおく。
まかないはあったかいシチューがいい、なんて追伸付きだ。]
― 聖堂傍〜入口 ―
古い、伝承?
えーっと、人狼がどうこう、だっけ?
[不思議そうに首を右に傾げる。
幼い頃に御伽噺として聞かせて貰ったことがあったから、確認するような響きになり。]
─ →図書室 ─
じゃー別のにしてやろっか?
虫とか。
[などと言葉をぶつけて。
最後の謝罪?>>39には何も言わず、ずんずんと図書室へと入る]
あー気分悪ぅ。
[本が何処にあるかはすっかり記憶しているから、他人の手を借りずとも返す場所は分かる。
小さな頃から通い詰め、誰よりもこの場所には詳しい心算でいた娘にとって、ある日突然現れた自称司書は闖入者同然の存在。故に初対面の頃からこのような態度を取り続けていた。
これが女性だったら、まだ仲良くなれていた可能性もあるのだが。
先の言葉>>34通り積んである修繕待ちの本を見て思い切り眉を顰めながら、目的の棚へ足を向ける]
―聖堂への道程―
[ゆったりと進めていた足を不意に止める。
ぎしりと錆び付いたように鈍い左を右で掬い上げるように持ち上げて、手袋に包んだ指先に真白の息を吐き掛けた]
……寒。
今日は妙に冷え込んでる気がするなあ。
[朝一からの入浴で得た温かさはあっさりと飛んでしまった。
軽く手を揉み解すようにして、それからもう一度足を進める]
[丘の上、大分身近に迫る建物。
その入り口に人影を見付けて数度瞬く]
……何してるんだろう。
[こんなに寒いのに。
未だ人影としか認識できない距離でぽつりと呟いた]
―酒場前―
[ささやかなおねだりという名の用事を終えて
肩から落ちそうなストールを掛けなおす。
硝子に映る自分を見詰めて、髪飾りの位置を整えていれば
ふっと影が出来て暗くなった。]
え。
[驚いたような声をあげて振り返ると大きな男が其処に立っていた。
見覚えのあるその男は、最近よく通ってくれる客の一人。
綻ぶような柔らかい笑みを浮かべてその男の名前を呼んだ。
何気ない挨拶と共に「今日も会いにいくから」とか「今夜こそ」なんて台詞が男の口から続いたけれど、女は笑み絶やさぬまま曖昧に相槌を打つ。
暫くして、遠く、その男の友達らしき者が大きく手を振り呼びかけるのに気付いた。]
――…お連れの方が呼んでますよ。
また夜に、お会いできるのを楽しみにしていますね。
[きまり悪い様子で「また」と立ち去る男を
女は手を振りながらにこやかに見送った。]
― 聖堂の側 ―
[伝承について確認するような様子に、こちらも記憶を探りながら]
んー、そんな感じ、かな。
子供向けの寓話集みたいだったから、どれも「悪いことすると狼に食べられちゃいますよー」みたいな話だったけど。
[もっとも、食べに来るのは狼だけじゃなく、話によっては幽霊だったりもするのだが。
お伽話はお伽話、とそう笑い]
あ、そうか、おじさんたち今旅行中だっけ。
でも、無理したら余計な心配させるし、気をつけてな。
親孝行も元気じゃないと、だし。
[頬を掻くのに軽く笑って、向けるのは若くして家業を継いだ者への気遣い]
さぁ…後で聞けば教えてもらえる……かな
[老尼僧の様子は気になってはいたからぽつりと零し]
ん、そこは大丈夫だと思うけど、新雪は結構足をとられやすいから。
[彼女が責任を持って仕事をしているのは知っているから、慎重に歩いているのも気が付いていて。
荷物を降ろすのに心の中でだけ安堵の思いをおいて]
エルザちゃんは、話が終わるまでどうする?
俺は庭を適当に見て回るか……先に本を返しに行くか、だけど。
[問うのは時間の潰し方。
自身がここに来た用を思い返して、話が長引くならそちらが先かと付け加えて]
9人目、編物好き イレーネ がやってきました。
― 村と聖堂の中間付近 ―
うう、寒。
[道端にしゃがみ込む娘が一人]
こんな時に限って、もう。
[脇に荷を抱えたまま指を動かしているが、思うように動かぬよう。
小声で文句を呟きながら悪戦苦闘していた]
─ 墓地 ─
[白に覆われる世界のところどころに様々な色を見る。
屋根の色だったり、出歩く人達だったり。
その中で、空に立ち昇る白を各所に見た]
……………。
[それを見てマテウスの表情がほんの少し和らぐ。
この地に生きる人達の生活を支えていると言う仄かな満足感。
樵としての本懐がそこにはあった]
― 聖堂傍(入り口付近) ―
そっかぁ。
[エーリッヒの笑いに、こちらも釣られて笑い。]
うん、無理せず無茶せず頑張る。
ありがとう、エリィ兄ぃ。
[ふわ、と柔らかい笑みを浮かべた。]
……教えてくれると、いいな。
[自分にとって、教えられない内容だった場合、謝罪と共に答えられない、と言ってくれる人だったから。]
うーん。……あたし、ヤギを見てくることにする。
たまには挨拶してやらないと。
[自衛団ほどではないが、自身もヤギを構っている方だったから、そう口にした。]
― 村と聖堂の中間付近 ―
これでなんとか。
[それから仕損じること2回。
靴紐がどうにか結わけると立ち上がり、口元に指先を運んでハーッと息を吹きかけた]
聖堂までは保ってよ。
[呟いて、また解けてしまわぬうちにと、早足で先を急ぐ]
─ 図書室 ─
……さて。
[抱えていた最後の一冊を隙間に入れ込んで。
それからぐるりと視線を巡らせる]
今度はどれにしよっかな。
[司書が共に入って来なかった事もあって、先程まで見せていたしかめっ面は一変。
配置を覚える程に出入りしていても読んだ事の無い本はまだあるし、気に入った本をまた読み返すのも良い。
適当に本を手に取っては捲り、また別の本を手に取り。
誰かが訪れるまでは、実に楽しげに1人の時間を満喫する**]
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