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“ぼくらを呼んだのはきみ?”
[テレパシー能力があるのだって、
みんなにも知られていることです。
使い魔にもなるというくらいですから。]
“いじめられたの? かなしかったの?”
[でも、話すのはうまくないと聞いていたのに、
それはそれは、しっかりとしゃべるのです。]
あら?甲斐性のない男は嫌われちゃうわよ
[無視するライヒハルトの様子を楽しそうにくすくすと笑みを浮かべ見つつディルクの説明を聞いて]
そうなんだぁ…ふふ…つれないようで照屋さん。可愛いとこあるわねぇ…
[眉間に皺がよっているのも鴉を締め付けてるのも楽しそうに見ながらも
抱いたふわふわが異常な速度で増殖している]
[転がるふわふわは別のふわふわとぶつかって、その弾みでないだろうけどぽふん、と増えた]
……ちょ。
[思わぬ事にぽかん、としていた所に投げられた、イヴァンの惚けた問い]
なんだっけ……って、ふわふわでしょ、ふわふわ!
地下にいっぱいいる、毛玉の魔法生物っ!
……あんた、ほんとに物覚え悪いわね……。
んーん、カヤが拾ったのは一匹だけ。
のらみたいだったから返してやろうと思って。
けど、こんな風に増えるの見たこと無いよ。
[クロエの問いに首をフルフル横に振る。
帽子の中にはいないのを反対の手で確かめ、つばから離した。
既に転がり落ちたふわふわは好き勝手に増殖してる模様]
あ?
[ふわもこが周囲をちょーんちょーん]
んだよこれ?
なんでこんなもんが……って、ぅおい!
[ふわだまりに沈むゼルギウスが見えてビクリとした]
[泣いたからすがなんとやら、とは言うもので。
そばのふわふわが ころころ 転がるのに釣られて、
エーファも とてとて 歩き始めたのでした。]
[頬を撫でられると、流石に同性とはいえちと照れる。
あははははと誤魔化すように笑って、一緒にと言われればはーいといい返事。
とはいえカルメンが動く気配がない。うーむ。]
どしよ。適当に…って。はれ。何ですそれ?
[カルメンが抱くふわもこに興味深々。きょとんとしながら覗き込むと、それがえらい勢いで増えているのにぎょっとした。]
ぶっ!な、増えてるー!?
[腕にだいたのが増えているのに驚くよりも興味が出る。]
あーらまぁ…繁殖期かしら?
[とはいえそもそもそこまで知らない。抱いたら暖かい子。ぐらいの認識でいて]
…増えたいなら手伝ってあげる…いっぱいあったほうが暖かいし…ねぇ…
[胸から一枚ルーンのカードを出す。意味は火や水。なんであれ、その量を増やす意味を持つカードで]
ふわふわ…ああ、そういや、聞いた事あるような、無いような気もするさー
[ゲルダの答えに、あははーと笑う]
うん、物覚えは悪いな、俺。
で、これって、繁殖期なのかねえ?
[まったく危機感皆無で、ぽむぽむ増殖するふわふわを眺めて、首を傾げる]
知るか、関係ねぇよ。
[カルメンには短くそれだけを返し。
異常増殖するふわもこに眉間に更なる皺を寄せる]
何が起きてんだよおい!
こいつらこんなに増殖するもんだったか!?
[言いながらふわだまりに沈んだゼルギウスが居た辺りに移動。
手を突っ込んでゼルギウスを探す]
あらあら?…元気ねぇ…いうことはちゃんと聞かなきゃ駄目よぉ…
[火山が噴火したが如く。腕の中で一気に大量にあふれ出るふわふわに、動じた様子もなくいつもの、けだるそう、ゆえに甘えたような声を発し]
そうねぇ…あなたと一緒のがいいわぁ。
…これはふわふわ。抱くと暖かいわよ。
[大量に出来てるのに全く動じずむしろ抱いてみる?というように、増殖して溢れてこぼれてるのをベッティが触りやすいように近づけて]
‥‥‥すっごく、ふえてる?
[きょろきょろしていると、
ふわふわの海に手を突っ込む人がいます。]
なに、してるの?
[ゼルギウスの姿は見えていないので、
ライヒアルトに尋ねる台詞は暢気なもの。]
[ライヒアルトが好き嫌いして、なんで鴉が満腹になるのかの因果関係は良く分からないのでんー?と首を傾げながら。
首を締め出したのには慌てて鴉をダッシュ確保。]
だ、駄目だって!鴉とか小動物とか弱いんだよ?すぐ死んじゃうんだよ?
…ちうか、この鴉君そっちの使い魔だよね?
感覚共有してたらそっちも苦しいんじゃ…。
[とふつーに疑問に思っていた事を口にした。]
……あんたね。
[笑うイヴァンの様子に、何となく頭痛を感じていたり]
繁殖期っていうか。
そもそも、これって魔力に反応して、増殖するんじゃなかった?
[問いかけの形で言ってから、あ、無駄だった、と思ったのはさておき]
なんでこんなに増えてんのかしら……さっきの騒ぎ程度でこんなにぽむぽむ増えるとは思えないんだけど……。
って、ちょっと!
足元、埋もれてる、埋もれてるっ!
[首を傾げた直後に、イヴァンの足元が目に入り。
ふと、自分の足元も見て、ふぁさ、と翼を広げて軽く浮き上がる]
…とりあえず、説明責任果たしてくる。
持ち込んだだけでこうなるとは思えないけど。
判断するのは上の人だし。
けど、その前に。
風さん、何が起こったか風の噂を集めてきてくれる?
[イヴァンの行動とは違うけど、これもある意味先手必勝。
寮母の傍に行き、何が起こったかを客観的に説明する。
その途中で風の精霊達の報告に絶句することに*なるのだが*]
あらあら?本当は優しいじゃない
[短く返しながらも、ゼルギウスを探そうとするライヒアルトの様子にふふっとまた笑みを刻み]
いいじゃない…害はないんでしょうし、扇いだほうが速いわよぅ…
[ふわふわが風に乗って飛んでいく様はたんぽぽのようで…と思い出しつつ一応助言めいたものを言う]
ひとつがふたつ、ふたつがよっつ〜♪
[歌って現実逃避してる場合じゃないのだが]
うーん、この子ってこんなに怯えやすかったのねぇ。
[だからそんな場合じゃないというのだが]
可愛いけれど、これは。
ちょっと困るか、にゃっ!
[動こうとしたら足下に増えたふわふわを避けようとして。
見事にバランス崩して、コケた]
[ふわふわを撫でている間にも、ぽこりと何度か分裂するのを目の当たりにする]
一匹だったのが、こんなに増えたんですか・・・。
しかしこの勢いだと、あっという間にこの学園中埋め尽くしちゃうんではないですか。・・・まあ、きっと先生方が何とかしてくれますね。
[他人任せの態度になりながら、大きなふわふわに腰掛ける。
まるでビーズソファーみたいな感触にご満悦]
ん。
この辺に、誰か埋まった。
[エーファの問いにそちらを見ぬままに返答をして、尚も捜索。
鴉はベッティに確保されつつ]
「あー、その辺りは加減してるんだよ、あれでも。
いつものことだし」
ディルクはその程度で死ぬような奴じゃない。
[なんだかんだで信頼関係はあるようです]
…くっ、ふわふわが…ふわふわがっ!!
[もがいて沈んでふわふわり。]
くそぅ、ふわふわして気持ちいい…
[思わず二度寝しそうに…]
て、あ。
[ほんの少し高い視点を確保したら、目に入ったのはコケる薔薇色]
ローザ、無事……っていうか、歩いて避けるより、浮いた方が早いってば!
[それは有翼族だけです]
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