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ええ。
その際は、遠慮なく。
[痛みはまだ治まらないが、それでも苦痛は表に出さずに、老婆は優しい笑みを保ち続ける]
……それよりも、下が騒がしいようですから、見てきたらいかがですか?
貴方が、憤っていた説明がなされているかもしれませんよ。
ああ。
エーファちゃんは私が見ておりますので、安心してください。
何かあったら、またお呼びしますので。
[エーファに視線を向けると困ったように眉根を寄せて]
……どうも、今はまだ、話しかけても答えが返ってこないような気がしますからね。
こういうときに、隣で待つのが、私の役割ですから、心配なさらないでください。
[問いかけてもエーファには自分の声が聞こえて居ないようで]
[起き上がる様子をただ見やり]
[呟く言葉をただ耳にする]
おい、エーファ?
[再度の呼びかけは果たして少女に届いたか]
中/今回は赤は狼だけな。
ああ団長もそうだが、最初に発見されたっていう死体。
二人のどっちかが殺したことにするかどうかってことで。
団長含めて、とりあえず殺せないって相手はいまのところなさそう。
[わたしの頭を撫でる手。この男の人、顔は優しそうだけど、手はごつごつしてる。職人さんだろうか?]
[わたしのより大きくて、力強い掌が、優しくわたしを撫でる。安心させてくれる手。]
わたしは、ベアトリーチェ・エアハルトと言います…。
あの、わたし達…どうなるんでしょう?
勝手な話だな。
[肩をすくめて]
いるともいないともわからないものに振り回されるこっちの身にもなってほしいもんだ。
[不平をもらすと団長ににらまれた。
あまり快く思われてない雰囲気がはっきりと感じられて肩をすくめる]
おお、こわいこわい。
衣食住とかはしっかり保障してくれるのか?
こっちは病人も無理やりつれてこられてるみたいだからな。
[ことさら病人という言葉に力が入っていたであろうか、
肯定の返答を返されると]
そうか。
まぁ、当然っていえば当然のことだけどな。
え?
ああ、うん……。
[ヨハナに言われ、階下に意識を向けるも気になるのはエーファとヨハナのこと]
[具合が悪いとされる者達の方が気にかかると言うのは]
[医療に携わるが故のことなのだろう]
……それじゃあ、ちょっと行って来る。
エーファのこと頼んます。
[ヨハナにそう告げると薬箱を肩にかけ]
[部屋を出て階下へと足を向けた]
ああ、狂信者って、囁けなくて、こっちが誰か分かるだけなんだ。
エーファっぽいなぁ。
えーとでは最初の1人はそっちって事で良いですか?
人狼風に殺すのはキャラじゃないのです。
んっ?
[ナターリエを追いかけていった人物にひっかかりを感じ、
視線を向けるがすでに厨房に向かい部屋の外へいっていて]
まぁ、すぐに戻ってくるだろう。
[呟き、まだ会話をしていなかったアーベルのほうへいき]
はじめましてのようだな。
まだ挨拶してなかったからな、これからしばらく一緒になるようだしな。
[と団長にちらりと向ける視線はあまり快く思っていない様子が見て取れるもので、すぐに笑顔で]
俺はマテウス=ボルマン、
あんたはなんていうんだ?
[これ以上、団長と話していても埒が開かない、と思い。
その側を離れ、椅子の一つに腰を下ろす。
いつになく暗い翠を案じたか、猫が不安げな鳴き声を上げて擦り寄ってきた]
……ああ。
大丈夫だ、ヴィンデ。
大丈夫。
[猫に語る、というよりは、何かに言い聞かせるように。
小さく、そう繰り返した]
[子供は、ぼうとした顔のまま、薬師を見送り、ヨハナの顔を見た]
きっと、いるよ………
[声は、変わらず掠れているが、その顔から熱の赤みは引いている]
[返答はなく、しかし話し声は聞こえ。
少しの間を開けて、戸に手をかけ、]
わっ!?
[ちょうど、出てくるゼルギウスにぶつかりかけた。
背後に避け、たたらを踏む]
―厨房―
ああ、頼むよ。
分けて運べば被害は少ないだろうし。
[真面目に返すが、それは割る前提の台詞なのに、本人は気づいて居ない。その気は無論無いわけだが。
もう一度さっきと同じ肯定を踏みながら、ゲルダと共にポットやカップを用意し。湯が沸くまで暫く二人、暫くその場に留まった。]
…なぁ、ゲルダ。
ギュン爺様の話、どう思う?
[ぽつりと口を開き尋ねるのは先ほどの事。]
人狼…なんて、本当に居ると思うか?
しかもあの中に。
ええ。お任せください。
行ってらっしゃい。
[ゼルギウスの背に手を振り、その姿を見送ると、ヨハナはエーファへと向き直り、優しくその頭を撫でながら、小さく問いかける]
……エーファちゃん。
貴方は、だあれ?
貴方は、どこから来たの?
貴方が―――やらなきゃいけないことは一体、なあに?
[仕草も、声音も、優しく優しく。
ただ、赤子をあやすように。
ただ、いつものように優しい老婆のままで]
お願いします。
団長は了解。
でも何か思いついたら、わたしが殺して描写も自分でしますね。
人狼って気づかれるかもですが、それをいとわず表で引っ掻き回すのが目標なんで!
人狼、なんて。
…馬鹿馬鹿しい。
[声は動揺を含み]
[ポケットに手を入れ][外に出ようとすれば止められる]
[小さく舌打ちをし]
え、…ああ。
アーベル=アレント。
学校で働いてます。
[声が掛かり][顔を上げ]
[返す笑み][何処かぎこちない]
中/了解、希望とかあればある程度は勝手にいっちゃってくれ。
俺もいっそ気にせずがつがついこうかなとも思うんだがどうだろうか?
改めてよろしく、ベアトリーチェ。
[少女を撫でるのは左手。物を作り出す手は独特の感触を少女に与えただろうか]
どうなるか、はねぇ。
そこの団長がどうしたいのかにもよるだろうけど。
[容疑者をここに固めるということは。
ふと思考の端を掠めたそれを少女の前で口にするのは躊躇われ]
……どちらにしても開放してくれるまでは、ここで過ごすしかなさそう、かな。
Σ
そういえばさっきから普通に会話しちゃってますがー。
われわれの接触はどんな感じでいきましょーか。
全然考えてなかったーや。
[少し急くようにして階段を降り]
[皆の居る広間へと駆け込む]
─二階→広間─
[広間に顔を出すとそこには自衛団長であるギュンターの姿があり]
[雰囲気から説明が終わったらしいことを察する]
っちゃあ〜、聞きそびれたっぽいな。
団長さん、悪いけどもう一回話してもらえるか?
俺、上で病人診てて話聞いてないんだけど。
[二度手間だろうけど、とギュンターから話を引き出す]
[けれど為された話には訝しげに首を捻るだけだった]
はぁ?
それってお伽噺の中での話だろう?
そんな実在するなんて聞いたことねぇ。
確証もねぇのに拘束とかあんまりじゃねぇの?
[そう返すも、「確証がないからだ」と逆に切り返された]
[しばし問答するも、結局相手は折れず言い負かされる形でゼルギウスが引き下がることに]
ったく、なんだってんだ。
おーけーおーけーw
楽しくいきましょー!
あんまり早く殺されて村が終わらないように、必要なら村側とも協働する感じで。
[子供は老婆の口から紡ぎ出される言葉を、ぼうとした顔のまま聞いて、口を開いた]
………ぼく、は………
[胸を押さえたまま、子供は目を閉じると、そのままヨハナに寄りかかるように、ことりと眠りに落ちた。抱きしめたなら少女にしては硬い身体の感触に、気付く事が出来るだろう**]
……騒いだ所で、どうにもならんぞ。
[降りてきて、団長に食って掛かるも言い負けたゼルギウスの様子に、ぽつり、と呟く]
その手の人物は、決めたら梃子でも動かんからな。
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