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だって、月がとても綺麗で、星が輝くのだもの。
[クレメンスの言葉に、尻もちを突いたまま、ベアトリーチェは笑います。クレメンスは不思議です、ベアトリーチェに少し近くて、遠い気がするからです。
ダーヴィッドに抱き上げられて、下されて、元の通りに立ちました。]
ありがとう、ダーヴィッド。
少し、疲れてしまっていたのかもしれないね。
[ぱたぱたとスカートについてしまった塵を払いながら云いました。]
/中/
>ベア
ネタばらし感謝。では、嫌われながら、無理矢理協力して頂きましょう(にやり)
>イレ
あなたに絡んだのには、最初から理由があったから、それをこちらで出していきます。
[少女の座り込みにやや戸惑っていたものの。
直後に感じた波動に、意識はそちらへ]
『……影輝王?』
[表に立ち、過剰な介入を嫌うはずの力ある王。
その突然の行動に戸惑いを感じつつ]
……先ほどの……奇妙な時の移ろいで、何かが乱れた……か?
それならば、納得できん事もないが。
[小さな呟きは、果たして聞き取る者があるか]
疲れた…か。
[少女の頭を撫でてやりながら。]
子供はちゃんと夜は寝なきゃダメだぞ?
沢山眠って、沢山食べて、沢山動いて、沢山おおきくならなきゃな?
[ベアが振り向いた視線の先、月に照らされても赤い髪に気づく]
おや、ダーヴも。こんばんは?
「チッ!」 ベア!?
[座り込んだベアトリーチェに驚いて、足を速める。
ダーヴィットに立たされた姿に安堵し、様子を伺おうと覗き込む]
[彼女が注意をするにも関わらず、ベアトリーチェは他者の為に平気で魔法を使う。その度にベアトリーチェの存在は薄れかかってしまうというのに、危険性を理解していないのだろうか。何度も説明したはずなのに]
……このままでは、拙いかしら。
[鈴の鳴るような声は、他の者の耳には届かないだろう。
目の前に佇む、黒衣の神父を視る。彼は天聖の気を纏ってはいるが、本来は異なる属性だと言う事は気付いていた。人間ですらないという事にも。何の目的でこの町に居るのか知らないが、彼女にとっては余り好ましくない存在だと言えた]
そうか。ならいい。
あまり無理するんじゃねえぞ。
[ブリジットの様子を確認。問題なさそうだと判断したらしい。
いつもの席へ戻り、オーダーした食事を*かきこみはじめた。*]
[一人で立ち上がったブリジットに、
危険な状態ではないと判断し。]
大丈夫か?店の前で貧血起こすなんて病弱なんだね。ちゃんと鉄分とってる?
えっと、その。
ちょっとびっくりして力抜けちゃって。
[しどろもどろになりつつも]
ごめんなさい、ハインリヒさん、ミハエルさん。
[助けてくれようとした二人には頭を下げて礼を言った]
【ベアトリーチェの言葉に苦笑する】
疲れてしまうのは、キミが無理をしているからだよ?
もっと気をつけなければねえ。
【頭を撫でる】
ありがとう。貧血じゃないと思うんだけど。
……鉄分。
[ユリアンの言葉にはうっと息を呑んだ。
そのものじゃなくても嫌だと思ってしまったらしい]
あぁ、こんばんわ。
[小動物と飼い主、それからもう一人に挨拶。]
遺跡から見る星空もロマンチックって奴…ってわけでもなさげ?
[妙齢の女性と聖職者が連れ立って歩いているという妙なシチュエーションにちょっと首をかしげてみたり。]
時の移ろい…?
先刻のは、時か。
[移ろわぬ故に移ろいを関知する事はまま在る。
言葉の上ではブリジットの意味不明な弁解に続いてますます意味が分からない状態になりつつあるが]
[オトフリートの隣へ席を取り]
…取り敢えず坐ったらどうなんだ。椅子へ。
[椅子を引き出しブリジットを睨むと、ユリアンにアイスティーを*注文した。*]
[ダーヴィッドに頭を撫でられて、ベアトリーチェは猫のように眼を細めます。]
お昼寝をしているから、大丈夫だよ。
夜ごはんは食べたから、大丈夫だよ。
お散歩もしたのだから、大丈夫だよ。
[指折り数えながら答えていましたが、少し首をこてんと傾けました。]
ベアトリーチェは、他より小さいみたいなんだ。
ベアトリーチェは、巨きくなれるのかな。
[覗き込むアマンダと、次に頭を撫でるクレメンスとにも笑いかけます。]
心配ないよ。
[何度も目が覚めかけてはまどろみ、を繰り返していたが、彼女は夢の中へと沈んでいった。]
/中/
すみません、今日は失礼しますー。また明日の昼ごろきます!
ー北通りー
【ダーヴィッドの挨拶に礼を返す】
こんばんは、ダーヴィッドさん。
私は主に仕える身ですし、アマンダさんには、もっとお似合いの方があるでしょう。
【笑う】
[ミハエルの言葉に、小さく頷いて]
そう、時の移ろい。
何か……変革を示唆するようなものを感じた。
[そう、言う刹那の瞳は険しさを帯びるも]
そんな、冷たい言い方をしなくても。
女性は、もっと労わるものですよ?
[ブリジットを睨む様子に、こんな冗談めかした言葉を投げる時には、それは既に消えて]
[触れられると、やはり偽者というのがよく解る。彼女は心のうちで――元々、ベアトリーチェと同化している彼女に実体は無いのだが――眉を顰めた。
次いで届いた声にぴくり反応する。それは他者には微かな揺らぎとして伝わるか]
……神父、クレメンス。いいえ、貴方は誰?
[俄かに警戒]
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