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─2階・客室─
……そろそろ……落ち着いたかな。
[ずっと感じていたざわめきが鎮まるのを待って、小さく呟く]
「……エーリ、へいき?」
……ああ。
[カーバンクルの問いには微笑しつつ頷くが、すぐにそれは、真剣な表情へと取って代わる]
それにしても……騒がしいな。
[部屋の外から感じる、妙な慌しさ。
何事もなければ、特に気にかけるものでもない……のだが]
…………。
[目覚めてから感じていたざわめきが。どこかで警鐘めいたものを鳴らしていて]
『あいつ』の歌姫……まさか……な。
[今朝、『何か』と交わした言葉が蘇る]
……確かめて……みた方が、いいな……。
[小さな呟きと共に部屋を出て、3階へと]
─…→3階へ─
─階段→3階─
[階段を上る途中で、銀髪の召使に呼び止められる。
普段落ち着いた彼女らしからぬ張り詰めた様子に、どうしたのかと声をかければ。
返ってきたのは、主が体調を崩したので、面会は控えて欲しい、との答え]
…………それだけ?
[しばし間を置いて短く問えば、召使の碧眼は微かに揺らいだか]
……御大に、何かあった?
ああ……いいよ、無理に言わないでも。
[話し難い事なのは、容易に察しがついたから、僅かに笑みつつこう言って]
その代わり……直接見させてもらうから。
−回想−
[主の部屋を後にすると、堅い音を立てつ、階段を下る。
そのまま通り過ぎようとして、不意に歩みを止めた。
視界に入った、床に倒れ伏す人の姿。
丁度死角になりがちな場所は、目に留まりがたかったか]
フルトヴェングラー様?
[その人物の名を呼んで、傍らに膝を突く。
体温と呼吸とが確りと感じられれば、安堵の息を吐いて。
意識は失っているものの、特別な異常ないと判断すると、
失礼、と声をかけ、背と膝裏に手を添え、身体を抱き上げた]
[客人の部屋まで迷わぬ足取りで辿り着き、
中に入ると寝台にゆっくりと下ろす。
頬に残る滴の痕には気づけば、白は優しくそれを拭う]
……何故。
[零れ落ちた疑問の声は、何に対してか。
緊急事態とは言え、許可なく室内を探る事はせず、
眠る客人に恭しく頭を垂れると*部屋を後にした*]
[さらり、と告げた言葉に召使は慌てふためいたものの、それを見つめる翠の瞳は動じる事はなく]
心配しないで。
事は荒立てないし、執事殿の文句は、ちゃんと引き受けるから。
[無理言ってるのは俺だしね、と微笑んで。
足早に主の部屋へと向かう。
歩みを進めるにつれて異様に心拍が上がり、無意識の内に右手で胸元を押さえていた]
……当たって欲しくない予感って言うのは……大抵当たるもんなんだけど。
[呟きつつ、扉をノックする。
半ば予想していた通り、返事はなく。
それでも、入りますよ、と声をかけてから、中へ]
─3階・主私室─
[部屋の主はベッドの上。
一見すると、眠っているだけに見えるが、しかし]
「……エーリ」
[その姿を見たカーバンクルが、不安げな声を上げる。
それをなだめつつ、そっと近づいて触れた手は、冷たく。
……明らかな、異常]
……これ……は……。
[掠れた呟きがもれる。
しかし、その声はどこか、いつもの彼自身とは違った響きを帯びて]
……『歌姫』の……力が……用いられた……。
……っ!
[ふるり、首を振る。何かを振り払おうとするかのように。
その横顔を、肩の上のカーバンクルが不安げに覗き込んで]
……大丈夫……だ。
にしても……これって……。
「うつほ。たましいが、どこか、うせてるの」
……御大……。
[小さく呟いて、唇を噛む。
それでも、いつまでもここにはいられない、と立ち上がり、部屋を後にする。
部屋の外で落ち着かない様子で待つ銀髪の召使に、礼と無茶を言った謝罪をしてから2階へと]
……ったく……厄介事は、御免だって言うのに……。
……誰? 『私の』歌姫を奪ったのは一体誰!!
私は彼女の子孫として、彼女がもっともっと歌えるようにしてあげないといけないのに!!
なのに……誰!? 誰なのよ!!
……いや、心当たりは一人いる
私に手を貸すように持ちかけてきた、アーベル様でないアーベル様
彼なら、例え犯人でなくとも何か知っているに違いない
……早く、早く彼を見つけ出して問い質さないと
[カリカリと爪を噛みながら、ブツブツと呟く]
/中/
ユーディ怖いよユーディ(笑)
アーちゃんキュッと絞められちゃう!
ようやくこっちはお家ついたー。
赤のロール回した方が良い?
―客間―
ん……よく寝た。
[すぅすぅ。と。小気味よい寝息を立てていた...が起床する。
今日の目覚めは快とも不快ともない。
ぼやけた思考のまま、日課の知恵の輪弄りを始める。カチカチ。カチカチと。
普段とは違う雰囲気が邸に漂っていることを、寝ぼけた...は気づいていない
無心にいじくっている]
[緩みきっていた思考が戻ってきた。
そういえば昨日は変わったオルゴールを見たな。とか。そのオルゴールはどんな感じだったかとか。
昨日の食事会に出された料理はおいしかったなとか。持ち帰れないものだろうかとか。
そんな出来事を思い出したり、くだらないことを考えていたら、知恵の輪が外れる。
と、同時に、目が完璧に覚めた。]
さって、どうすっかね。
[まだ、異変には気づいていない...は外した知恵の輪を元に戻しながらのんびりとした口調でいった]
〜回想〜
[思案していると、不意にコツンと扉が叩かれる
現状で、わざわざノックをするのは恐らくは事情を知らない招待客だろう
今のこの部屋へと招待客を入れるのはまずいと考えたのか、その人物が扉を開ける前にこちらから出ていく
するとそこにはナターリエの姿
主のことを問われると]
ご主人様は体調がすぐれないとのことで、ただいま就寝されておられます
[と真相を誤魔化した返答を返す
オルゴォルという単語には僅かに眉を寄せるが、どうやら彼女は気付かなかったようだ
ただ、申しわけございませんと応え、深々と頭を下げた]
[少し考えた後、...はとりあえず帰る準備をはじめる
今回招待されたお披露目会というイベントは、昨日ですんだ。
自然、もう帰るしかないだろうし、いつまでも逗留し続けることになるわけでもないだろう。
一応数日は寄生できたわけだし、色々見ることもできた。悪くはなかっただろう。
もったいないのは、もう少し色々見るものがあったのではないか。とか。料理を持ち帰ることとかできないものか。とかぐらいか。
でも、いい加減帰らねば、父はどうせまだ帰ってきていないだろうが、自身のもっているお金で少しぐらいは凌げるだろう。
それに注文されていたものを納品したり、仕事も多分入ってくるだろうから。問題ないだろう。
つまりは元の生活に戻るということ。豪勢な屋敷暮らしはこれで終了]
ま、夢みたいなことはさめるものだよな。
[なんてぼやきながら荷を詰める]
/中/
とは書いたものの、実は電池に幾ばくかの不安が
ちょうど今、一本になりやがった
てことで、問い詰めは帰ってからのお楽しみにしときます(笑
[幾度か、客間においてある売ればお金になりそうなものに手を出しそうになるが、それを寸前で我慢する。
それを五回ぐらい繰り返しながら、なんかいろんな意味で問題ある邪な気持ちを断ち切った。
勝った。
と感慨、そんな意味のわからないことをやっているから、邸の変わった雰囲気に気づかなかったのだろう。
そうこうしている内に、荷造りを終えた。
後はまあ帰るだけなわけだが…]
帰る前に、ギュンターさんに挨拶ぐらいしていかないと失礼だよな。
[と、部屋から出たところで、ようやっと屋敷の雰囲気が違うことに気づく。
...は、最初単純に食事会などの片づけで忙しいのかな。ぐらいに思ったが、どうにもこうにも。何か違う感覚を覚える]
―2F・廊下―
……どーゆーこっちゃね。
[はぁ、と僅か溜息を吐いて。その蒼の髪を聊か乱暴に頭を掻く。
元々薄い小説だったとは言え。背表紙を閉じる頃になっても
収まらない喧騒に、流石にただ事では無い予感はしていた。
ある程度荷物を纏め終わった後、宛がわれた客室を出て、
廊下を小走りに移動する侍女へと問いかけても
主は体調を崩したと唱えるばかりで。
…忙しない彼女たちをそれ以上問う事もしなかったが、
青年は唯眉を顰めるばかりだった。]
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