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[瞳にさす赤に、くく、と笑う]
……何が邪魔になるのか、の基準なんて、曖昧な気もするがね。
[ぱきり、乾いた音。
チョコレートをもう一口かじって、残りはポケットへ]
んでも、邪魔になりそうなのをそのままほっぽっとくのも、無計画かねぇ、という気もするし。
[ゆら、と揺らぐ、糸]
……Tanzen Sie einen Faden!
[解き放たれる、言葉。
張り巡らされていた糸が、文字通り踊る。
波打つ動きと交差は、幻惑するかのように。
その幻惑に紛れるように、軽く、地を蹴って、距離を詰めようと動き出す]
ッハハ!
[左手から刃が飛び出す。
動きの阻害となる糸は切り裂き、右手を振るい電子を舞わせて振り払う。一気に詰められる距離に緋色の瞳がニィと笑う]
膠着状態は嫌いって?
そこは賛成だね!
[右腕が火花を纏う。
その軌道に向けて振るえば一条の光撃が伸びる]
[糸が切り裂かれるのは、想定内。
軽い衝撃が意識に伝わるが、気にせずに]
うだうだ悩んでても、『帰れる』訳じゃねぇしなっ!
[伸びる光撃に、とっさに左方向へと跳ぶ。
着地後低く身構えつつ、残った糸を手元に引き戻し]
Erstarren Sie….
[糸に加えるのは硬質化の意思。
これを加えると多少『重く』なるが、攻防どちらにも使い易い、という利点がある]
……せっ!
[腕を振るい、硬さを具えた糸を走らせる。
狙うは、足元への打撃]
チッ。
[躱された電撃を再び放とうとして。
足元に伸びてくる糸に舌打ちしながら逆側と跳んだ。
磁場が乱れて浮力が落ちる。足元の瓦礫を蹴って相手の懐近くへと飛び込み]
終われば確実に帰れると?
少々甘くないか!?
[左手の刃が光を帯び、相手の体内へ直接電流を流し込もうと迫る]
−頭部・湿地帯−
[小石を拾いあげ、湖に投じる。
放り投げただけのそれは、ぽちゃんと音を立て、水面に波紋を生んで、沈みゆく。
瞬きもせずに、見送った。]
[くい、と糸を引き戻し、両手の間に張り詰め。
迫る刃を押し返すように、それで弾く。
とはいえ、電流を打ち消すのは難しく、軽い衝撃に刹那、息が詰まった]
そこまでごちゃごちゃ考えてたら、動けやしねぇだろっ!
俺にゃ、組織の柵も都合も知った事じゃねぇ。
甘かろうがなんだろうが、自分のやりてぇようにやるだけだ!
[怒鳴るように返しつつ、乱れた念を再度、集中して]
Ein Faden geworden die Klinge!
[左手を糸から放し、刃へとその質を変えて。
くるり、返した右手を下へと振り下ろす動作に合わせて振り下ろす──否、斬り下ろす]
[左腕で迫り来る糸を受ける。
ギィン、という音を立てて刃と刃が噛み合う。
咄嗟に右手も添えるが、力負けするのは分かっていた]
く…っ!
[背中から一度地面に叩きつけられる。
追撃を躱すためには]
Schild!
[コマンドワードで球状の塊を一気に生み出す。
威力としては弱いそれを叩きつける様に相手へと投げて。
その隙に磁場を組み直し、慌てて起き上がると距離を取ろうとした]
Schneiden Sie es……
[態勢の大きな崩れ、それを突くべく次の言葉を紡ぎかけた所に投げつけられた、塊。
威力的に弱くとも、直撃すれば衝撃は大きい。
獣化しているならばともかく、そうでない状態では、防御性能はかなり、低いと言えるのだから]
……くっ!
[素早く斜め後方に飛びずさり、直撃を避ける。
その間にティルが態勢を整え、距離が開けるのが視界に入った。
舌打ち一つ]
さ、すが。
手の内を知っている相手はこれだから。
[それは相手もなのだろうが。
距離が取れたことを確認して大きく肩で息をした]
今は仕掛けるつもりじゃなかったのでね。
悪いけれど仕切り直させてもらうよ。
…二対一になれば不利だし。
[一瞬だけ視線を別方向へと投げる。戦闘中にはまったく気付くことの出来なかったそれに唇を歪めて]
ではね!
[体内電流を操作、脚力を一時的に高めて。
磁場の反発も利用しながら一気に後方の廃墟へと跳んで*紛れた*]
手の内に関しちゃ、お互い様だろっての……?
[小さく呟いて。
廃墟に紛れていく姿を見送る。
追うのは容易いが、今はそんな気にもなれず、何より]
……あんま暴れると、溶けるし。
[どこかズレた呟きを零しつつ、糸の刃化を解いて引き戻す。
切り払われて多少短くなっているはずのそれは、いつの間にか元の三分の二ほどの長さまで戻っていた]
―回想―
[その日の朝も、ご飯を用意してくれたアーベルに尻尾を振り――
もとい、翼を振り。
すっかりご飯の心配もしなくなった彼女は]
おでかけ――?
いってらっしゃ、い。
[食後に林檎を楽しんでいたところへアーベルが出かける素振りを
見せれば、大人しく林檎を齧りながら自室へと戻っていった]
私もおでかけ、しようかな。
[先日のお小言はしっかり覚えていて、
あまり遠くへは行かない―廃墟の中をふらふらとお散歩]
―回想終了→中央部廃墟の何処か―
[今にも崩れそうな寂れた建物達。
その中には、彼女の興味をそそるものは山ほどあって。
散策に夢中になっている内に時間は過ぎて行く]
――――?
[そうしてどのくらい経っただろうか。
ふと、見知った声が聞こえたような気がして顔を上げた。
鉄骨の剥き出した廃屋の窓から身を乗り出して見渡せば、
見慣れた人影が一つ、そしてもう一つ。
けれど、彼らの様子は常のものとは違い]
喧嘩――?
[アーベルが劣勢というわけでもない。
近づけば、邪魔になるだろうかとか。
また『危ない』と怒られるだろうかとか。
そんな事を考えながら、窓から上体を乗り出したまま
緊張した面持ちで彼らの様子を*眺めていた*]
─中央エリア・廃墟ビルの屋上─
[十分な休息の後、屋敷を出て廃墟を歩く。
一帯の中で一番高いビル─とは言えそこもまた廃墟となり崩れかけているが─の屋上へと上り、視線を遠くへと投げかける]
…温かさで動く…。
そんなことで動くようなら、このような場所に居るはずが無いだろう?
情など、邪魔にしかならない。
[先日のイレーネの言葉を思い出し、冷めた視線、冷めた口調で呟く。
仕事での参加、命じられたもの。
『遊戯』を盛り上げるために送り込まれたのならば、他人への情など邪魔でしかなく。
持ち合わせる必要も無い]
…楔と言う名の小石は投げられた。
静かにたゆたう水面に投げられた小石。
その波紋はゆっくり、少しずつ広がっていく。
一人脱落したことで『遊戯』の現実味は帯びる。
他の者も静観を決め込んでいる余裕は無いだろう。
歯車は回り出した。
全てが終わるまで───止まらない。
[すい、と視線を天へ向ける]
楔は打ち込みました。
これで良いのですよね──主様。
[この場には居ない、しかしここを見ているであろう主人に対し言葉を紡ぐ。
その口元はほくそ笑んでいたことだろう]
[視線を天から周囲へと転じ、しばし辺りを見回す]
………ところでここどこでしょうか。
[歩きすぎてしっかり迷っていたとか何とか]
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