情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
そりゃ、御伽噺は御伽噺かもしなんいっすけど!
俺も、弟寝かしつけるのに、使ってましたし……。
でも、あいつ、あのランタンは大事にしてたし。
いくら気を引くためとはいえ、壊すとか……。
服の切れ端みたいなのも、散らばってて。
……やっぱ、なんか、おかしいっすよ。
……ふむ。
まあ、何にせよ、だ。
今、これ以上、あの場に踏み込むのは、
それこそ森に喰われに行くようなものだ。
あの森も広い。そして、夜の闇は深い。
ひとまず、今は、ヒルダを連れて行くのが先だ。
君一人で支えて行けるかね?
私はこの通り、灯りが邪魔だ。
美味しくなくなるんですか?
残念…。
[視線を落とすも]
あ…。
そう、ですね。この配分で食べてたら。
もう、一週間も持ちません、ね。
…え?
は、はい…っ!
私も、神父様と…。
[其の声は歓喜と。別の色が混ざり]
…すみません、声を荒げてしまって。
ええ、見ない方が、良いです。
[そこにあったのは綺麗に半分欠けた、ヒトの形をしたもの。
これ以上人目に晒されぬよう、一度診療所の扉を閉める。
自分を落ち着かせるためか、マルガレーテを落ち着かせるためか。
彼女の頭を優しく撫でた]
……そう、っすね。
夜に踏み込むのは、止めた方が、いいかも知れない……。
[少しだけ、森を振り返って。
それから、村長に向き直って]
ああ、支えるのは大丈夫っすよ。
力仕事は、慣れてますから。
ずっと見ていたら、また食べたくなってしまいますから──。
[続く呟きは紅い世界に零れ落ちた]
食事は新鮮なうちに済ませなければ、ね。
ふふ、折角仲間となったのですから。
このまま置き去りにして餓死させてしまうのは忍びないですし。
では、食事が出来なくなったら共にここを出ましょう。
二人なら、食べるモノも得やすい。
[歓喜の混じる返事に瞳を細め。
優しくその頭を撫でてやった]
[くぅ。
小さなお腹の音。
見てしまったから、お腹が空いてしまった]
新鮮なウチ…ナマモノ、だから…?
はい、食べ物が、無くなったら。
一緒に…
[その呟きは紅に染まる。
微かに頬に宿る色と同じように]
いいえ、私も直ぐに扉を閉めれば良かったことですので…。
謝らないで下さい。
…けれど、どうしましょうか…。
ヒルダさんもそうですが、ヴェルナー先生がこのようなことになるなんて…。
ヨハンさん達も、大丈夫でしょうか。
[灯りを翳す。ゆら、ゆら、ゆら。診療所から漏れる光と混ざる]
……ああ、
そこにいるのは、メルセデスくんかね?
どうしたのかね、入り口で突っ立って――
[聞こえた小さな音には変わらぬ微笑みを]
そう、ナマモノだから。
やはり新鮮な物の方が美味しいのですよ。
[少女から漂う僅かな香りが食欲を掻き立てる。
今残りの食事を腹に収めてはいけないと自制しつつも。
先程舐めた余韻を探るように舌が自分の唇をなぞった]
[腕に力を入れなおし、村長に続いて診療所へと歩いてゆき]
あれ、神父様……入り口に突っ立って、どしたんですか?
マルガレーテも。
ヴェルナー先生、いないんすか?
[軽く腹をおさえているのは、音を抑えるためか]
新鮮な内に…食べる。
[口元を隠すのは唇を舐めるためか]
そっか…食べるときに、――しないと…。
[言い淀み。
意を決すると、少し長く息を吐く]
……何者かに、襲われた、ようで。
その、亡くなられて、いました……。
[ちらりと、視線が診療所の扉へと向かう]
今、お腹が鳴ってしまうと気付かれてしまうかも知れませんね…。
気を付けなければ。
[自分も腹を空かせたままであるため、自分に言い聞かせるように口にする]
そうそう、次は、ヨハンさんにしませんか?
先程よりは、柔らかくて食べやすいと思うのですよ。
……第一発見者は?
いいや、ひとまず、村の者に知らせよう。
こんな小さな村とは言え、自衛団と呼べるものはある。
いいかい、勝手に、動かしたりしてはいけない。
ヒルダの事は君達に任せた。
何なら、私の家を使っても構わない。
ドロテアに言えば場所の用意はすぐさま出来るはずだ。
ぁ…はい。
気を付けます…。
[お腹をおさえ、軽く頬を染めつつ]
ヨハン?
…柔らかい…。
神父様が、そういうなら、きっと。そうなのでしょうね。
神父様の言うとおりで…。
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新