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─河エリア─
『……む』
んぁ、なじょした?
[ティティエンが呆れたまま寝転がるリーの腹で渦を巻いていると、フウガより伝達が届く]
『最初の脱落者と、次にターゲッティングされる者が決まったようである』
おほ、なして分がんの。
『講師殿の盟約龍から伝達を受けた。
貴様も知っているであろう、吾輩らには独自のネットワークがあることを』
おぉ、そったらだのもあっだべな。
[寝転がったままティティエンの説明を受け、納得したような声を上げた]
『それでだな。脱落したのはナターリエとローザ。次にターゲッティングされたのはベアトリーチェとユリアンだそうだ』
ほぅほぅ、ローザ脱落してまったんが。
べっぴんだったんだげんどなぁ。
『それは関係ないであろう』
[リーの言葉にティティエンはぴしゃりと斬り捨てる。それを聞いてリーはからからと笑っていた]
とりあえず、今回ぁそん二人さ気ぃつげりゃえがっぺな。
『逃げるつもりであるなら、そうなるであろうな。
しかし彼らがそれを許してくれると思っているのであるか?』
さぁてなぁ。
[理解しているのか居ないのか、何を考えているか分からない様子で笑い続ける。竹筒からファンカンが顔を出して、きゅ、と小さく鳴いた。リーがこのまま休息を取るようだったから、ファンカンは周囲を警戒するつもり*らしい*]
ん、ああ……いや、ちょっと、な。
[>>32 ゲルダの問いに、答える声には先んじてため息が出る]
……隔離結界の方で、ちょっとトラブルがあったらしい……後で様子、見にいかんと。
[言いながら、天鵞絨の瞳は思いっきり、遠くを、見た**]
……ああ、わかった。
俺も、後から行く……。
[出来る分だけでも、というカルメンに返す声は。
やっぱり疲れた響きを帯びていた**]
そうね、この良はちょっと困った感じかしら〜♪
[もふらいおんだけなら、魔力でどうこうなるわけでもないらしいことを聞いていたので]
えいっ♪
[天井から変わらずの逆さ吊り状態から、懐から取り出した苦内を地面にいくつか投げる。
それはちょうどもふらいおん数匹の影のあたりに突き刺さり]
忍崎流忍法・影縛りっ♪
[影の精霊にお願いして、その体を縫い付けられたもふらいおん達は動きをぴたりと止まて]
それもついでによろしく〜♪
[さっそく動き始めたナターリエにとどめは任せた]
―湖畔エリア―
異界龍は別空間で話が出来る。
[>>34異界とつくのだから、納得して頷いた。
面白かったと表現されると少しうずうずしてくる。
何か禁止令とかも出されていたけれど、もしかしたら少し混ぜてくれるかもしれないし]
行ってみようかな。
フウガさん、ヴィリーさんはどこにいるの?
[ユリアンの様子も窺いながら。
場所を聞けたら押しかける気になり始めて*いた*]
やるなら休んでからになるが。
[言葉は考え込むユリアンに向けて。
がっつり戦ったミリィに比べれば、まだ消耗も少ないほうらしい]
講師も大変なようだな。
[ライヒアルトの返答を聞き、遠い目の先をなんとなく追った]
ライヒアルトさんも、後から救援に来てくれるみたいよん?
[もふらいおんを追いかけにいったローザの様子に]
ん〜、こっちはナターリエさん一人でもなんとかなるかしらん?
あっちの手伝いいってくるわね〜♪
[そう告げて、影縛り状態のもふらいおんはそのままに、ローザを追いかけてもふの海を*泳いでいった*]
[遠い目をする講師にはがんばれ、とたよりない声援を送りつつ。
ゲルダ>>39の言葉にハインリヒと見比べるようにきょろきょろと視線をさまよわせた]
うーん。休んでから、か。
まあ俺もちょっと休んでからのほうがいい気がするから直に挑むつもりはないけど……
[ベアトリーチェがヴィリーに挑みそうな様子に、ふむ、と頷きつつ呟き]
そうだなあ、ほかに相手がいなかったら頼むってことで。
[ハインリヒに逃げられるようならゲルダに頼もうと考えて、よろしく、と軽く声をかけた**]
―湖畔エリア―
ゲルダ、ミリィ、お疲れ。
[そう言って二人に手を振る。そして休憩所へと去っていくミリィの背中を目で追った。ミリィとローザの戦闘についてはうかがい知ることは出来なかったから、気にならないこともない。]
で、今日はユリアンとベアトリーチェか……。
[ことごとく情報源がターゲットになっているのは一体何なのかと内心ため息。しかし考えてみれば、割合的にそうなるのは仕方がない。]
『……。』
[シチはハインリヒの腕―あざの残っていない方―に巻きつき、ゲルダの方を見つめながらもじっとしているようだ**]
了解した。
[ユリアンにこくりと頷き、ハインリヒのいる方をちらと見る。
お疲れと声をかけられたならもう一度頷いた]
どうかしたか。
[シチの視線に気がついて首を傾げる。
対戦カードがどうなるにせよ、ひとまず休憩所に*向かうつもりだ*]
―湖畔エリア―
『我らは、本来在りしは異なる界故。そちらを介した対話ができるのだよ。
ヴィリー殿の居場所は……アル』
[>>34 ベアトリーチェに答えつつ、漆黒は遠い目している盟約者を見る]
……ん、あ、ああ。
『歯車』の反応があるのは、河の方だな。
[とりあえず、現実に戻った天鵞絨は二、三度瞬きカードの反応があるエリアを教えて]
……まあ、宮仕えなんて、こんなもんだ。
[ゲルダやユリアンに、苦笑しながらこんな言葉を返した]
んじゃ、俺はちょっとあっち行ってくる……と、ホムラ、戻っとけ。
[肩の上の黒もふにこんな言葉を投げかける。
それに黒もふはこく、と頷き、直後、溶けるように消え失せた。
次いで、舞い散る、蒼の光。
僅かに強くなった闇の力の残滓を置いて、黒の姿は消え失せる**]
―隔離結界―
……で、このオチか。
て、こら、逃げんな!
[転移した先で、最初に目に入ったのは、もふらいおんでした。
きゃー、と言わんばかりのノリで逃げ出すそれを追ったなら、見知った姿――ナターリエが目に入り]
突っ込み入れてぇ部分は多々あるが、それは置いといて。
こいつら、表で回収したのが変容したんだな?
[確認するよに問いかける。
肯定の返事を得たなら、はあ、と息を吐き]
……とりあえず、動き、止めるか……。
[取り出したカードに、先に丘陵エリアでつけたままの傷から掬った紅を落とす。
描かれるのは、氷霧による束縛をもたらす氷のルーン**]
―湖畔エリア―
『ううん、……こんど、あそんでほしいの……』
[ゲルダ>>42に首をかしげられたシチは答えると、すぐにハインリヒの背に顔を隠した。照れているのだろうか。
ひょいと主は肩をすくめた。
ふと、ユリアンにゲルダと自分とを見比べられるように見られていることに気付いて笑った。]
ん?俺なんかでよければ付き合うぜ。
でもその前に……ちっと休ませてくれ。
[そう言って、んわーっと大きな伸びを一つ**]
―湖畔エリア―
本来在りしは、異なる界…。
[>>43異界龍の言葉に空を見上げる。
自分が落ちたのはこの湖。この先にも異なる界があるのだろうか。
現実に戻ってきたらしい講師の声に引き戻された。
ここは結界内なのだから特に、何も見つかるはずがなかった]
歯車のカード持ってるのはヴィリーさん。
河の方行ってみます。
[ありがとうございますと頭を下げて。
ミリィよりは元気そうなゲルダ、ユリアン、ハインリヒに小さく手を振ると宣言通りに歩き始めた]
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