人狼物語 ─幻夢─


93 睡蓮の夢 ─眠れるものの唄─

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青年 クレム、メモを貼った。

2014/05/20(Tue) 02:04:19

童話作家 ポラリス

─ 村 ─

[クレムの姿を求めて村をさ迷い歩くと、遠目に彼らしき色>>27が横切った。
その影は森へと向かっているよう]

クレム君…?

[確認しようと小走りに向かって、その途中で目に留まる不自然に置かれた毛布。
近付いて覗き込めば、眠るアルビーネだと分かった]

ビーネちゃん!

[声をかけて揺するも目を覚まさない。
辺りを見回してから、遠目に見えたヒューゴ>>14に向けて声を張り上げた]

(28) 2014/05/20(Tue) 19:54:29

童話作家 ポラリス


 ヒュー君! ヒュー君来て!!
 ビーネちゃんが!!

(29) 2014/05/20(Tue) 19:54:37

童話作家 ポラリス

[人も少なく静寂に近い大気を震わせる声はどこまで届いたか。
ヒューゴ以外にも届く可能性は大いにある]

ヒュー君、ビーネちゃんも眠らされちゃったみたい。
こんなところで寝るなんて考えられないし。

[一見すればその場で寝ているだけにも見えるけれど、アルビーネはわざわざ外に毛布を持ち出して寝るなんてことをする子ではないはずだ。
そんな推測も交えヒューゴに状況を伝え、手にある睡蓮の茎を握り締める]

…ヒュー君、あと、お願いして良いかな。
私、ちょっと森に行って来る。

[ヒューゴから他に問いがあるならそれに答えてから、行き先を伝えその場を離れた]

(30) 2014/05/20(Tue) 19:54:44

童話作家 ポラリス、メモを貼った。

2014/05/20(Tue) 19:57:57

医者 ヒューゴ

─ 村中 ─

…いや。
何時まで眠り続けたままかも今はまだ解らんが、少しでも早く対処を見つけてみせる。
不安にさせたままですまんが、様子見を続けてくれ。
何か変わりがあれば、すぐ診に行く。

[家族を案じる村人と別れ、当初の予定ではない方向に踵を返す。
親しい者まで眠り込んでしまったと知り、気掛りを確認しないではいられなくなったからだ。
昨日の別れ際に男がした頼みを聞いてくれているなら、恐らく彼女は両親の傍にいてくれるはずだと踏んだ読みは、当たっていたのだが]

…何だ?

[聞こえた声>>29の響きと、名前に駆け出す。
そうして見えた姿>>27に瞳を見開いて、傍らに膝をつき]

(31) 2014/05/20(Tue) 20:20:03

医者 ヒューゴ


………アル、まで。

[家に来た当初の呼び方に戻ったのは無意識。
ポラリスからの推測>>30を聞きながら、毛布を落とさぬようにアルビーネの身体を抱え上げる。
アルカとエリィゼもポラリスの声でこちらに来ただろうか、だとしても男に挨拶などする余裕も無く]

ポラリス。

これは、この眠りは、どうしたら目が覚める。
『封』を破った者が眠りにつけば良いのか。
それとも『封』を戻せば良いのか。
そもそも、『封』は戻せるのか。

[浮かぶ疑問を勢いのまま問いに投げる。
答えが聞けたなら心にとどめ、解らないと聞けばそれ以上問いを重ねることはせず。
森に行くという彼女を見送ると、男は抱き上げたままのアルビーネを寝かせる為に家の中へと入っていった]

(32) 2014/05/20(Tue) 20:20:45

医者 ヒューゴ

[例え眠っているとしても両親と彼女が共に居てくれるなら安心だからと、両親の隣に彼女を横たえる。
それから、その傍らに腰を落とし]

こんな時にまで、頼ってすまんが。
親父とお袋の傍に、居てやってくれ。

己の本分を怠る訳にはいかんからな。

[普通の家族なら傍について心配するのが当然だろう。
だが、同じように眠り込んだ家族を心配する村人達がいる。
それを放って身内にかまける訳にはいかない。
同じく医者であった父も、その妻である母も、すべきことをしないでどうすると蹴飛ばしてくるだろう。
だから。すべきをして、この傍に戻ってくるために。
眠っている家族の顔をもう一度確りと見てから、家を後にした**]

(33) 2014/05/20(Tue) 20:26:09

旧家の子供 エリィゼ、メモを貼った。

2014/05/20(Tue) 20:29:03

医者 ヒューゴ、メモを貼った。

2014/05/20(Tue) 20:32:43

童話作家 ポラリス

─ 村内 ─

[名を呼ばれて>>32ヒューゴを見た]

…ごめん、まだ、調べ切れていないの。
でも目覚めさせる方法はきっとある。
『封』が破られた時の対処法があったんだもの、解決法だってきっとあるわ。

[申し訳なさそうに答えるけれど、その言葉に希望も込める。
自身に目覚めた力も、その根拠として心の中にあった]

起こすためにも、まずは止めないと。

[そう残して、ポラリスは森へ*]

(34) 2014/05/20(Tue) 20:35:23

童話作家 ポラリス

─ →森 ─

[クレムが森の方向へと向かってからだいぶ時間が経っていた。
追いつくために駆け足で森を進み、クレムの姿を探す]

クレム君、どこ…?

[入り慣れていないと迷いやすくもありそうな森。
滅多に入らないポラリスにとって、どこもかしこも同じように見え始めた、その時]

─────!

[頭上からキョ、キョ、と甲高い鳴き声が聞こえた。
見上げると白の羽毛と黒の翼を持つ鳥がポラリスを追い越して行く]

──…クレー?

[ソーヤの傍に居ると思っていた子がそこに居た]

(35) 2014/05/20(Tue) 20:49:40

童話作家 ポラリス

[クレーは数度くるりと頭上を回ると、ある方向へと飛んで行く]

……もしかして。

[案内されているような気がして、少し上がっていた息を押し込めてその後を追った。
空を飛ぶものの後を追うのは大変だったけれど、見失わないように森の中を駆けて、ややあって緑の中に別の色を見つける]

(36) 2014/05/20(Tue) 20:49:46

童話作家 ポラリス


はぁ、…はぁ……… っ、

クレム、君…。

[上がる息を整えながら、見つけた相手の名を呼んだ]

(37) 2014/05/20(Tue) 20:49:56

童話作家 ポラリス、メモを貼った。

2014/05/20(Tue) 20:51:35

青年 クレム、メモを貼った。

2014/05/20(Tue) 21:06:42

青年 クレム

― 森の中 ―

[緑の中を、ふらつく足で彷徨い歩く。それは、遠い昔の幻影と重なった]

[祈り子の持つ力を利用しようとし、利用出来ぬと判った後はその力を恐れた者達に追われ、逃げ惑ったその果て、護ろうとしてくれた人達はみな傷ついて]

『コワイ...』

[ひとりきり、緑の中を]

『タスケテ...』

[誰ももう、応えてはくれないと知りながら]

『ドウシテ...?』

[けれど、本当に怖かったのは]

(38) 2014/05/20(Tue) 21:15:50

青年 クレム

苦しい...よ...

[どこかから水音が聞こえる、いつの間にか睡蓮の泉に近付いているようだった]

ケホ...

[咳き込んで、木の幹に縋るようにして足を止めた、その時、名を呼ぶ声>>37]

ポラリス、さん...?どうしたの...?

[彼女が祈り子を見つけ出したとは知らずに、蒼白な顔のまま、尋ねた]

(39) 2014/05/20(Tue) 21:19:45

青年 クレム

[頭上を良く知る鳥の姿が横切る。何かを案じるように鳴く声に、泣きそうに、顔を歪めた]

(40) 2014/05/20(Tue) 21:21:01

商人 アルカ

―自宅―

[結局駆け出したのか、駆けだせなかったのか。
エリィゼからクレムの名を聞いたのと、足を止めたのと…
低い嘶きと重たい衝撃音が聞こえたのが一体どれが先だったか]

 アレッキオ!!!

[厩の中で倒れた騾馬を見たのと叫んだのとはほぼ同時]

 ほんとに、クレムさんなの?
 こんな、こと。

[かかりが緩かったのか、完全に倒れたわけではなさそうで
怪我はないように見えたものの…
もし足に怪我をしたりしたら、と思うと憤りが募る。

ドタバタのあいだに、エリィゼは立ち去ったかどうだったか]

(41) 2014/05/20(Tue) 21:21:46

商人 アルカ、メモを貼った。

2014/05/20(Tue) 21:23:10

童話作家 ポラリス

─ 森の中 ─

[ばさりと羽ばたく音が近くの木から聞こえる。
クレーが枝に止まったのだろう。
その音と、クレムの声>>39を耳にしながら、数度深呼吸を繰り返した]

……クレム君、が、森に、入っていくの、見えたから…。

[嘘ではない言葉を紡いで、クレムの方へと歩みを進める]

クレム君、顔色悪いよ。
一旦、座らない?

[ポラリス自身、息が上がっていたから、相手を休ませる意味も含めてそんな提案をした]

(42) 2014/05/20(Tue) 21:29:30

商人 アルカ

―自宅―

[心配そうに寝息を立てている騾馬の首を撫でながら、
ふ、と視線を宙に向けたかと思うと]

 …うるさいっ。

[むっとしたように声を荒げた]

 わかってるけど、ボクはアレッキオにもしものことがあったら…

[むっとした声音は、誰かに向けられているようだが、独り言にしか見えず**]

(43) 2014/05/20(Tue) 21:31:12

青年 クレム

― 森の中 ―

...僕が森を散歩するのは...いつもの、こと、だよ。

[近付くポラリスから、無意識に逃げるように後ずさる]

『コワイ...』

[胸の中震える声は彼女には聞こえないだろうけれど、表情からは怯えの色が見て取れるだろう]

......僕は大丈夫...もう行かないと......

[座ろうと言われても、首を振って、そのまま背を向けようとする]

(44) 2014/05/20(Tue) 21:34:28

童話作家 ポラリス

─ 森の中 ─

待って!

[離れようとするクレム>>44に慌てて声を上げる]

…話を、したいの。
クレム君と、『祈り子』とも。

……お願い、逃げないで。

[願う声は真剣味を帯びていた]

(45) 2014/05/20(Tue) 21:40:30

青年 クレム

― 森の中 ―

[呼び止められても>>45構わずに行こうとしたその足が、ポラリスの口にした言葉を耳にして止まる]

そ、か...ポラリスさんには、判っちゃうんだね、やっぱり。

[最初に泉で出逢った時から予感していた。彼女には、いつか祈り子の存在を知られてしまうに違いない、と。だのに何故、すぐに彼女を眠らせようと思わなかったのか...?]

話って何?貴女は祈り子を封じたいんでしょう?その花で。

(46) 2014/05/20(Tue) 21:47:35

青年 クレム

[半ばまで背を向けたまま、抑揚を押さえた声で突き放すような言葉を紡ぐ]

だったら、話す必要なんてないよ。早く僕達を封じればいい。

[精一杯の拒絶。苦しさに堪え兼ねて、口元を押さえた]

(47) 2014/05/20(Tue) 21:52:03

童話作家 ポラリス

─ 森の中 ─

聞きたいことがあるの。

[封じたいかどうかについては答えず、拒絶の色を見せるクレム>>46 >>47に対して言葉を重ねた]

…どうして、『封』を破ったの…?
『封』を破らなきゃいけない、何かがあったの…?

[声は責めるものではなく、ただ疑問の色だけを乗せる。
クレムに何があったのかを案じる色。
木の上から同じ色を帯びたクレーの鳴き声が聞こえた]

(48) 2014/05/20(Tue) 22:02:20

青年 クレム

理由なんて...!

[案じる色を乗せた声に更なる拒絶を投げようとして、響いたもうひとつの鳴き声に、言葉を詰まらせる]

......ただ、重なっただけだよ。ここから逃げ出したいって思った僕と、解放されたいと思った、祈り子の願いが。

[張りつめた糸が緩むように、声は僅かに和らいで]

だって、仕方ないでしょう?僕はここに居ても何の役にも立たない。父さんにも棄てられた。
もう嫌なんだ、誰かの同情に縋って生きて行くだけなんて...

[それは、半分はホントウで、半分はウソだ]

(49) 2014/05/20(Tue) 22:13:49

青年 クレム

僕一人じゃ、出て行く勇気も力も無かったけど、祈り子が力を与えてくれた。

本当は周りの人だけをみんな眠らせて、そのまま...行くつもりだったけど、邪魔された、からね。

(50) 2014/05/20(Tue) 22:15:41

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