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─瑞雲神社─
[ふわり、光を散らしつつ、現れるのは境内。
戦いの場となったそこには、微かに気の乱れが残っていて]
……木……と、金、か。
都合よく、相殺できるな。
[低く呟き、一本桜の下に膝をついて、目を閉じる。
短く放たれる『音』に応じて開くのは、五色の翼。
……完治していない傷が一瞬痛んだのは、置いといて]
……過剰なる木気、我が内に宿りて火気となり。
……過剰なる金気、我が火気の前に鎮まり給え。
[呟きの後、放たれる『音』。
力と力が巡り、正しき流れを取り戻してゆく]
[ユーゴがいることに首を傾げたりしていたが、その言葉にぴしり表情が固まる。]
…………ヒサタカの?
それにアイツ…………って。
[中を覗き込むユーゴにちらりと背後を見て、Qちゃんが怯えているのを見ると]
…………あの子をどうするつもり?
[キッと睨む様な視線でユーゴを見る。]
へー。
案外、可愛いモンなんだな。
[ 睨みつけられて体勢を戻す。
さして意に介した風もなく、受け流す碧眼は揺るぎない ]
なんもせんよ。今は。俺も“そっち側”なんで、ね。
[ さらり、己の所属する側を明かす ]
ただ、桂はどうすんのかなって。
さっきの口振りだと、もう、やる気ないみたいだけど。
鵬谷が天界に反発してたのとか、
向こうがソイツ放っておくわけないとか、考えねえ?
[ その場にいなかったはずなのに、
発される台詞は、あたかも全てを知っているかのよう ]
……っと。
[そこに立つ者──自身の母の姿を見た瞬間、自然、居住まいは正された。
大丈夫なの、と。投げられる短い問いに、一つ頷いて]
まあ、色々とややこしくなっちまってるけど。
でも、大丈夫だから……心配いらない。
[静かに答えて、笑って見せる。
向けられる表情がどこか不安げなのは、恐らく一見してわかる、動きの鈍さのせいだろう]
ああ、従姉殿も大丈夫だから。
九条院の方にも知らせといて。
[そこを追及される前に、と早口に言い置いて。
じゃ、やる事あるから、と言って、幾度目かの転移を行う。
後に残るのは紅の光と──呆れたような、*母のため息*]
[じ、と久鷹の様子を窺う。一応の警戒。相手の動きから普段の久鷹であると判じると、警戒を解いた]
その様子だと、アイツは抑えられてるようだな。
[何を示しているかは理解出来ることだろう]
…いくつか、聞きたいことがある。
[良いか?と訊ねたところで別方向からの声]
恭也か。
璃佳のお蔭で至って良好だよ。
[意外とダメージを食らっていた両腕も、送られた土気により鈍い痛みは消えていた]
しっかり現実だっつーの。
[びし、と久鷹の額に手刀突っ込み。もちろん加減はしている]
ここは『隔離の陣』の中だ。
……まぁ、現実離れした作りしてるけど。
─『隔離の陣』・草原─
はー……やれやれ。
[ふわり、光を散らしつつ。
舞い戻るのは、草原地帯。
戻ってくるなり、口をつくのがため息なのはさておいて]
で、と……。
[五十嵐は、と。
呟くのと、白いもふが啓子に姿を変えるのは、さて、どちらが早かったか]
[ぴき。久鷹の返答に青筋]
……ほぅ。
九尾のことについて聞くつもりだったんだが…。
貴様は答えんと言うのか。
そうかそうか。
[物凄く良い笑顔だったと思う]
……そう。
[じろじろと品定めするようなユーゴの視線からQちゃんを隠しつつ、『そっち側』という言葉に完全には解かないものの警戒を緩める。
だが、続いて問いかけられた言葉に、]
…………そ……れ、は。
[言葉に詰まる。
サキは見逃してくれていたが、他の四端や天までもが金毛九尾のQちゃんを見逃してくれる保証は何もない。
その動揺は、容易にユーゴに読み取られるか。]
まぁ確かに、相剋になっちまうからね。
だから怪我をしても自己治癒に頼むつもりだったんだが。
[治療役の麒麟も木の属。治療を施されても効果は他のものより低いことだろう]
璃佳が無理してしまったのが心苦しいが…今はそうも言ってられないしな。
……今の、白虎本体か?
[その通り。
とはいえ、なんでそんな事になってたのかなんて、こちらは知らない訳で。
というか、女二人こんなとこで何呑気に寝てんだよ、とか。
むしろそっちが気になったかも知れない]
……おーい、お前ら。
いくらここが環境整ってるからって、外で寝るな。
[直接つつくのはなんなので紅鴛に羽でてしてしさせつつ、呆れたように声をかけ]
ソイツ単体じゃ、戦えないだろうし。
[ 悪しき心が排された今となっては、尚更。
再度一瞥して、マリーを見やった ]
そも、鵬谷を浄化したとて、
確実に還してくれるとも限らないわな。
お上の意向とやらは知らんけど、仮にも、魔に憑かれた人間だし。
こんな無茶苦茶な事やらかす奴らが、そう簡単に赦すかね。
[ “相方”を心配するように眉を寄せ、首を傾げてみせる ]
まあ、やりにくい相手もいるだろうから、全員とは言わない。
頭さえ潰せば、十分だろ。
な ぐ ら れ た い か ?
[耳聡く聞き取り、ぐっと拳を握り、尚も良い笑顔。一応あれをされたのは不覚と思っているらしい。相手が九尾の話に興味を向けると]
ああ…。
お前に実際ついていたのは九尾の悪しき心だった。
それは今もお前に憑いているのか、そしてそいつ消してしまうとなれば、九尾にも影響が出てしまうのか…。
それによってアタシが成したい処遇が変わるんでね。
[上がった声に紅鴛、ちょっと驚いてぱさささ羽ばたいたり]
あー、起きたか。
大丈夫かー?
[多分、大丈夫じゃないのはわかってるが、一応、こんな声をかけ。
しかし、一番大丈夫じゃないのは間違いなく自分なのだが]
[ユーゴの言うことは、まさに彼女がヒサタカが天魔だと知ったときに懸念していたことで。
俯いて、反論も同意もなくその言葉を聞いていたが]
…………ちょっと……考えさせて。
[そう言って、ドアを閉めようとする。]
[詳細は言わんで良い、とばかりに再び久鷹の額に突っ込みチョップ]
唐突にされりゃ驚きもするわっ。
[頬を掠めただけ、と言う突っ込みを入れ忘れている辺り、動揺はしているのだろう]
つか、自覚なかったんかい。
[長い沈黙から今頃気付いたような台詞に今度は裏拳で突っ込んだ]
とにかく、そいつはお前の中に残ってるのかどうか、まずそれが聞きたい。
まあ、お前の場合はそうだろうな……。
[璃佳の言葉に、何となく呆れたように呟いて。
立っているのが辛くなって来たので、その場に座った。
ちなみに、五色翼はそのままです]
だから、生きてなかったら大問題だっての。
ここは、『隔離の陣』。
俺が行った時には、お前、境内で倒れる寸前でな。
治療のために、連れてきたんだよ。
……間に合わなくて、すまんかった。
[啓子に返す言葉の最後は、珍しく?済まなそうだったり]
……は?
予備眼鏡?
[あー、そういや、眼鏡してなかったなとか。
こいつの認識って、そんなもんです]
っても、どこにあるんだよ、それ?
女子寮とかだと、さすがに俺じゃ無理だぞ。
従姉殿に頼めば別だろうが。
――ちなみに。
[ ガツ、扉の閉まる前に、足を入り込ませ押し留める。
狭められた間から見える碧眼は、酷く冷えていた ]
今は、「お願い」に留めておくけど、
聞いて貰えんときには、こっちもそれなりの手段に出るんで。
ソイツには最初に会ったとき、“印”つけてる。
[ だから、此処にいるのがわかったんだけど。
そう、言い添えて ]
仮にも魔だし、相性の分、簡単に消えたりはしないだろうが、
痛い目くらいは見て貰うんで――宜しく?
[こいつ首絞めてやろうかと思ったが、一応怪我人なので抑えておいた。青筋はついたままだが。
狐はここに居る、と頭を指されるとそっちを見て]
…頭ん中?
居るってことは、まだ憑いたままってことか。
……じゃ。
夜分に失礼、おやすみさん。
[ ――佳い夢を。
瞳の温度とは対照的に、一瞬、笑った口許は見えたか。
足を引き抜いて、此方から扉を閉める。
* 音もなく、気配は遠ざかった *]
[目を逸らす様子に、ちょっとじと、としたかも知れないが。
まあ、人の事は言える立場ではないので、追及はせず]
いや、こっちが万全なら、ダメージ受けてるお前が無茶する必要もなかったわけだし。
なんにせよ、間に合って良かったよ……欠けられちゃ、困るしな。
[謝罪の言葉には軽くこう返し。
続いた声に、真紅の瞳がやや、険しさを帯びる]
自分から……ね。
理由はともかく、一番面倒なタイプ、か。
あー……あっちか。
なら、接点ない俺よりも、従姉殿の方が自然だな。
[鳳凰と応龍、としての接点はあっても、個人ではほとんど接点がないわけで。
璃佳との潜入共犯者という接点も、基本的には公でない事を思えば、自分が行くのは難しい、と判断したらしい。
羽をじーっと見つめる視線には気づいてはいたものの、真意までは気づいていないかも知れない]
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