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[帰りぎわに、一応村の中を見て歩いた。
予想通りと言ってよいのか。匂いの元には死体、屍、骸。大小いくつもの肉の塊が転がっていた。]
…思ったより多いわね。
まさか村人全員、って事はないだろうけど。
[そう確認し。ようやっと旅籠へとむかう。]
[開いた扉の向こう、兄の両手が塞がっていた理由は]
…うん、まあ、そうね。
でもこの雨の中だし、正解だと思う。
[榛名の的確すぎる指摘に小さく笑いつつ、扉を支えて]
[そこにいたのは孝博とたしか聡とか言った青年。
息を呑み、玄関に転がっていた死体を見る孝博の言葉に]
ああ、どうやらそうらしいな。
此処もと言うことは。そうか、被害は村全域か。
[そう言って目を伏せる。]
玲ちゃん。
[無事な姿に安堵するように微笑んで。しかしすぐにいつもとは違う姿に瞳を瞬かせた]
何で、その、格好…?
[不思議そうにじっと見つめる]
[覗いた厨房に、宿の主人の姿はなく、勝手に借りる事に。
準備の後、皆のいる場所へ戻って、湯飲みに注ぎ始める]
ご主人が見当たらなかったから勝手に持って来たが。
まあ、いる人は、どうぞ、と。
[改めて玲の姿を見て]
服装に、必要……?
それに、探すまでもなく、って…何で?
[口を押さえる様子も見逃さず、眉を寄せた]
九重、利吉さん。
[利吉に声をかけられれば向き直って]
はじめまして。
葛木玲と申します。
[ゆるりと頭を下げて挨拶を送った。
この人がもう一人の、と内心で思いつつ]
そうですか。
それでも一緒に考えていただかなければいけませんね。
この状況では、道が塞がっていなくとも。
え?
[榛名の突っ込みに、惚けた声を上げる。
言われて見れば、その通りなのだが。
が、それを実行に移す前に、扉は内側から開かれるか。
中には数人の姿が見え、一番近くには]
……玲。
[無事に安堵しつつ、名を呼んだ]
さァ。
“なれ”ば、分かるんじゃねーかなァ。
[あちら側に押し留めてあげたいという気持ちは無く、かといって積極的に引き込むでもなく。]
[何はともあれ、旅籠の中に入り。
そ、と、榛名を下ろして、中を見回す]
……取りあえず、ここにいる面々は無事……か。
[小さく呟き。
ラブラブ、という利吉の突っ込みに、ぐしゃ、と前髪をかき上げる]
……あんたはいきなり、なんつー突っ込みを……。
[旅籠に居る者達に抱えられたままで頭を軽く下げて。
茶化すような利吉の言葉には]
私が、歩けない、状態、だった、から…。
[ただそれだけを告げた。恥ずかしそうにする素振りは今は見えない]
うん、綾姉の代わりになれたらって。
[榛名と史人に笑顔を返して。続いた榛名の言葉には睫を伏せた]
…間に合わなかったけれど。
それなら、探さないといけないから…。
まだ暫くはこの姿で、ね。
[裕樹の声には溜息を吐いて]
…他の方も戻られたら。
[どこか憂鬱な、重たい声だった]
あァ、さっき商店でも・・・
・・・・冷静、ッスね。
[玄関に居て尚、奥の惨劇は伺えるのに。]
イヤ、ソレより。
道が、・・・塞がったそーだ。
[ふる、と首を振って、背後の聡に確認するように視線を遣った。]
…ん?ああ、そうだな。
[全部が落ち着いたら、というには、宮司の事しか思い当たらず、未だ何かあるのだろうかと、ただ咄嗟の相槌のみ]
電話がない……というのは、困らないのか…?
榛名先生との遣り取りは、手紙だったから、未だ違和感を感じずに済んだが。
[睨む視線は途絶えることなく]
癖というのは、聞き飽きた。
ついでに、仕方ないと諦める姿勢は格好がよくない。
[反論を思い切り切って捨てた]
[探すまでもなく。といった玲の言葉を耳に留めて考えようとしたが]
いえ、らぶらぶ…はないと思いますよ
[史人だし。とか内心思っているかもしれないが、それはともかくにしても]
何か。あったのですか?
[榛名が安静にしておかねばならないのは史人とて承知のはずで、この雨の中来たというのは、と思えば自然と気になる]
綾野の、代わり…。
そ、っか。
葛木家は、櫻木家と、親戚関係、だから…。
[血は繋がっている、と思い出し、意味を理解する。しかし続く言葉に僅かに首を傾げ]
探す、って…?
[何かが引っかかる。そう言えば、何かをしなければいけなかったような。伝承についての知識はあったが、今はそこまで頭が回っていないようだ]
[白をまとった妹の姿に、思うところがないわけではない、ものの。
今は、感傷は押し込めて]
榛、辛いようなら無理せず座ってろ?
[まだふらついて見える榛名に声をかけ。
それから、利吉の方を見て]
何があったも、何も……また、死者が出た。
[返したのは、端的な一言]
困っていないのか。好きで取り入れていないのかのどちらかだな
村内のみに限ればそれほど困りはしないが
[なんていいながらもやはり裕樹には睨まれたままで
困ったようにこめかみをかきつつ]
それはすみませんでしたねぇ。
だが、私に格好よさなど求める人…いるのか?
歩けない状態って…。
[心配そうな視線を榛名に向ける。
まだ、発作などの影響が残っているのかと。
玲の重たい声には、少し首を傾げた後に頷いて]
…また、死者が?
[聞こえてきた単語に、瞬く。
注いでいた湯飲みから、お茶が少し零れた]
[蓮実の内心とかは幸い気づく余地はなく。
気づいていたら、違う意味で生命が危うかったかもしれない、うん。
それはさておき]
……出て来ざるを得ない状況に、なっちまったんだよ。
榛名んとこの、おばさんが、な。
[疑問の声には、短く返す]
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