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それなら別に、俺じゃなくても……。
「だって、他の連中じゃまともに鳴らせるかも怪しいし……それに」
……それに?
「ベルがどんな音鳴らすのか、聴いてみたいんだよ。
ベルの、音を、さ」
俺の……音?
[自分の音。
そんな風に言われたのは、多分、初めてで。
屈託ない様子で言い切る友の様子に、戸惑いつつも。
差し出された銀のハーモニカを、受け取った]
[吹き方、鳴らし方は知識として知っているけれど。
実際にやってみた事は少なくて。
どこか恐々、恐る恐る、銀色を構える。
自分の音。
自分でも、よくわからないもの。
未知のそれへと触れるのは、いつか、傍らの少年に声をかけた時の心地と似て。
興味半分、恐怖半分──そんな思いで、最初の音を鳴らす。
最初は、旋律にならない音の羅列。
それを連ねてから、感覚を掴むのは、いつもの事。
いつも触れている銀のフルートとは違う音の連なり。
けれど、それを連ねるのは、何だか楽しくて。
一度、唇を離し、呼吸を整えてから。
軽快なメロディを一つ、織り成した]
「……上手いなあ、ベル」
[旋律が途切れると、向けられたのはどこか呆けたような賞賛の言葉。
それに、んな事ないよ、と返しつつ、ハーモニカを返そうとするが]
「いいよ、それ。ベルが持ってて」
[友から返ってきたのは、あっけらかん、とした言葉だった]
え……でも。
[金髪の少年が、肌身離さず持ち歩いていたハーモニカ。
大事なものなのは、問うまでもなく明らかで]
「いいからいいから。
だってさ、ベル、物凄く楽しそうに吹いてるんだもん。見てるこっちまで楽しくなってくるくらい。
音も凄く綺麗にでるしさ……ベルが吹く方が、そいつのためにもきっといい! 決まり!」
[反論の余地なく、金髪の少年はこう言いきってしまう。
こうなると、頑として譲らないのは、この数年の付き合いで既に理解していた]
[助けを求めて来た女剣士の様子に]
[今まで見せたことの無いようなとっても”良い”笑みを浮かべた]
──いや、全く問題ないだろ。
[その時ばかりは普段の周囲を突き放すような気配を完全に消し]
[足元の少女に視線を合わせるように片膝をつく]
嬢ちゃんもこの姉ちゃんに出て欲しいよなぁ?
[少女の頭を撫でながら、そんなことを言い放った]
……しっかたないなぁ……。
後で、やっぱり返せ、とか言うなよー?
[大袈裟なため息と共にこんな言葉を投げると、返るのは「男に二言はない!」という、こちらもやや大袈裟な宣言。
思わず向けた呆れたような視線に、返されるのは真剣な表情で──。
直後、弾けるような笑い声が重なり、裏路地から空へと流れ。
……間を置かず、ハーモニカの旋律が響き始めた。
それまで毎日響いていた音色とは違う、それでいて、それと同じくらいに*楽しげな旋律が*]
/*
過去捏造より先に数ヶ月後を書かねばならん気がしてそっちを先に書き始めてる俺。
エリりんどんな境遇にしてやろう(ぁ
っ!?
[予想外のヴィリーの返しに一瞬固まり、次にヴィリーが優しげに少女に話しかける(少女は嬉しそうに「うん!」と頷いた)のを見ると、目をむいて叫んだ]
なっ!?
お、おい、てめえ!?そんなキャラじゃねえだろ!?
なんだよ、おい、お前、いっつも人を小バカにしたような喋りしてるじゃねえか!
アタイは絶対―――。
『……出ないの?』
[悲しげな表情で言われると、言葉につまり]
あ……いや、その……。
『出ないの……?』
[重ねて言われ、涙が零れ落ちそうな顔で見上げられると、観念したかのように、小さな声で答えた]
………………………………出ます。
/*
うーん。
外に出る、という方向性から落ちに持っていくとこなのだが。
さてさて。
>>752 ヴィリー
どんな境遇になっているんだろうか。か。
/*
>>324 fukaさんからの伝言
今思い出した!
だいじょうぶですよー!心配ないですよー!
おまかせで入ったって言う事は
多少の役職は許容するってことですもん、
なぜか丁度時間がなくなっちゃって
妖狐としての役割は果たせなかったのが
むしろこちらこそ申し訳ないです、
でも楽しかったし。
とか。
会話がにがてすぐる
―街外れ―
Welch ein Singen, Musiziern,
Pfeifen, Zwitschern, Tiriliern!
[あの日高らかに歌った歌]
[春の訪れを感じる子供たちの歌]
[忘れてしまった心を思い出そうとして歌う]
[少女の返答を聞くと、笑んだまま一つ頷いて立ち上がる]
[少女の意識が女剣士へと向くのを確認すると]
[今まで消していた雰囲気を戻し、喚く女剣士に意地悪げな笑みを向けた]
あの態度だけで食って行ける職業でもないんでなぁ。
[くっくっくっ、と楽しげに笑いを漏らす]
[こんな面白い状況を逃す手は無いと]
[潜入用の”顔”を使ってまで少女に語りかけた辺り、本当に性質が悪い]
[少女に負け観念する女剣士を見ると、更に笑みは深まるのだった]
/*
>>754アベ
マシな境遇なら奴隷で買われたけど召使として裕福な家で暮らしてる。
最悪な境遇なら実験漬けで植物人間状態(ぉ
>>757レナ
おうよ、一役買わせてもらった。
後は頑張れww
>>758エル>>759アベ
俺らの会話は祭り中かな。
好きに設定すれば良いじゃない。
―クラヴィーア家―
――アーベル、
アーベル、起きなさーい!
[普段より、時計の長針一周分は前の時刻。
静かな家の中に、大きな声が響き渡った]
今日ばっかりは寝坊もサボりも許さないからね!
―――花の乙女・控え室―――
なんで……こんなことに……。
[呆然とした様子で、レナーテが控え室で立ち尽くしていた。
その隣では、何故かベアトリーチェの母親が楽しそうな顔で]
『これなんて、どうかしら?レナーテちゃんは可愛いくて、モデル体型さんだから、どんな衣装でも似合って楽しいわ♪』
[と、非常に楽しそうに衣装を選んでいた。
何やら、迷子の娘を見つけてくれた恩返しということだそうだが、レナーテにとって見ればいい迷惑である]
『あ。そうだ!
これなんてどうかしら?』
[言いながら取り出したのは、ヒラヒラフリフリしたとても女性らしい服]
ちょ!無理!無理無理無理無理!!
嫌だ!絶対嫌だ!アタイにそんなん似合わねえ!!
[顔を真っ赤にして必死に否定するが、母親は楽しそうな顔で]
『ほほほ。
こういうのはギャップがあったほうが審査員の目にも止まりやすいものよ。
それに、レナーテちゃんなら絶対大丈夫。自信持って』
無理だっつの。着れねえっつの。勘弁してくれっつの。
[小さく首をふるふる振りながら、涙目で訴えてみたが、どうも聞き入れてはくれないようだった]
─自宅・自室─
……んー……。
[唐突に響く、声。
よく通る声と、よく聞こえる耳の組み合わせというのは、こんな時にはある意味恨めしく]
……そんな、大声張り上げなくても……。
[ちゃんと起きるってば、とか何とか。
ぶつぶつ言いながら、起き上がり]
いくらなんでも、今日はやらないってば!
[それでも一応は、こう怒鳴り返しておいた]
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