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[ゼルギウスの言葉に楽しそうに目を細めて]
おー。
それは楽しそうだ。
どんなハチャメチャ大冒険の起承転結が繰り広げられるのか、期待して待ってみよう。
あ。荒唐無稽な、山なし、落ちなし、意味なしだと評価は辛口になるかもよ?
[一応、小説家をやっていただけあって、作り話には厳しいようです]
[ブリジットの話は難しかったようで、きょとんとして見るだけだった]
ゲルダさん、おかえりですよ。
[片手を上げるロミルダは、まだデザートには届いていない]
―2階・自室―
すっかり暗くなってしまったな。
最近、寝てから意識が戻るまでに随分と経つ気がするが……気のせいだろうか?
[くるとお腹が小さく鳴る]
……夕べから何も食べてなかったか。 おや?
[階下から流れてくる匂いに食事の存在を知った]
野菜で嫌われてるの「は」人参だけだもん。
セロリとか青豆とかは食べられるもん。
[香り和えを食べながらもぞもぞと呟く。
取り分けはダーヴィッドに任せることにしながら、カルメンの手が危なげになる時にはさりげなく補助したりもしていた]
…僕、本当に良く婆に拾われたよなぁ。
[水の話題には感慨深げに言う。
意識を失い流されてきても今も平気で水に潜れるのは、その本当の怖さをまだ体験していないからだろうか]
最初っから偽造って言ってちゃ世話ないわよね。
[自分の取り分けた分を食べ終えつつ、ゼルへのツッコミは忘れない。
ブリジットの笑顔を見れば安心してこちらも顔を綻ばせ…るも、惚気が始まれば苦笑して。]
んー、そういうの良くわかんないからなぁ。
そこまで好きになれる人がいるって羨ましいけど。
でも本当、早く帰りたいよね。
ロートスもお腹いっぱいですか?
[軽く手を振ってみせる、先が主ではなく鸚鵡。
以前は鸚鵡の方を避けていたことを思えば、随分な変わりようだ]
わ。
ありがとうございます、ローザさん。
嫌いなもの……は、あったほうが可愛らしいでしょうか。
他の人は、きちんと退治できたのかな?
[用意された皿の前の席へと、腰を下ろして]
あは。
確かに、そうですよねえ。
こう賑やかだと、忘れちゃいそうです。
……こんなに大勢で食べるの、初めてかも。
[学校も過疎だったしなあ、なんて呟いて。]
はい。
ロミルダちゃんも、ただいまです。
[そんな風に、各人に挨拶を返していって]
ゆっくり食べているんですね、いいことです。
早食いは消化に悪いですから。
うわ、ハインリヒのにーさん、既に完食か。
はっやー…。
[呟きつつ、自分もデザート残り一口だったり]
およ、そこが理由じゃないんだ?
ってー…食わず嫌いは良くないんじゃないか。
[揶揄うように、くすくす笑い。
ゲルダが広間に戻ったのを見て、ひら、と手を振った]
そんな感じかもしれん。
ま、やってくるときは自然にやってくるもんだよ。ロミちゃん
[そして内心では素直ないい子だなぁ。なんて思うのだ
一応小さい子に悪影響を与えるようなことを口にする気はないのです]
なるほど。その辺りは大概変わらないものなのかな
意味なく危険なとこいく理由もないですしね
[陸についてハインリヒが触れないのはこちらも望むところなのでそのまま流す]
んー…でも色んな場所まわった経験でいえば結構ここいい場所ですよ。いきなりやってきても煙たがられることもなかったですしね
最も流民視点なんで地元の視点じゃないですが…あー。でもこの拘束はマイナスかなぁ
[なんて評価を下しつつ台所にいくハインリヒを見送る]
[クロエに補助されながら取り分けてもらった料理は食べ終えて。
皿をテーブルへと置いてもらうと、今度はダーヴィッドからデザートを受け取る]
ありが、と。
ダーヴェ、やさしい。
[姫と言う言葉に反応はしなかったが、それでも嬉しそうな笑みを浮かべた。
それからデザートのゼリーも皿に口を付ける形で食べ進めて行く]
どっちか、って忘れるとこかいっ!
[やっぱりというか、そこは突っ込んだ。
それから、曖昧に語られるゼルギウスの言葉に、何やら考え込むような素振りを見せ]
「たべた、よー。
ごはんは、だいじー」
[鸚鵡は鸚鵡で、ゲルダに呑気に答えていたり]
[台所に皿を置いて、広間に戻って]
ちっと上に行ってくるわ。
部屋片付けるだけなんですぐ戻るけど。
[それだけ言って二階へと]
運命の人は一瞬見ただけで、ビビビってなるもんだよ。
ローザさんも一度ぐらいは体験したことあるんじゃないかな?
最初はそれがよくわかんないなんてこともあるらしいけど、そのうちそれに気づくし、まだ無かったら、近いうちに見つかるよ。うん。
私はもー、一瞬で恋に落ちたけど。
もう見た瞬間、この人しかいないって思った。それぐらい運命の人だったのよ。なんていうのかな、砂に水が染み渡るぐらいに、もしくは磁石が引き合うかのごとく、もうもうそれはそれはすごい出会いだったのよ。
[エンジンがかかってまいりました]
えーとねー、それでねー。
[考えている所に聞こえた、カルメンの言葉>>710。
ゼリーを乗せていたスプーンをぱくり、と口にくわえた上体で、少しだけ眉を寄せる。
「人狼」。
その言葉を聞くと、言葉で表せない、妙な感覚がするのは、ずっと気にかかっていたが。
理由は、未だにわからぬままで]
わぁ、ダーヴィッドさん頼もしいなぁ。
って…本当いろんな所に行ってるのねー。
あたしも興行でいろんなとこまわるけど、雪山までは無いや。
[言いつつ、同じように笑みを返して肩を竦め。
ゲルダにも微笑みつつ頷きを返した]
単純に仲良くなる為ーって言われても不思議じゃないもんね。
[皆の声のするほうに足を進めると、随分と賑やかな様子だった。 暗い室外からはランプの光が点った広間は随分と明るく見える]
こんばんは、皆様。
わたしにも御相伴させていただけますか? まだご挨拶していない方も居るのですが、それは食事しながらということで宜しいでしょうか。
[楽しげに言うブリジットに少しびっくりして]
えっ。本気ですか。
完全に空想じゃだめ?登場人物全部存在しないとか。それならあるかもしれない。
[もう感謝がどうだとかの次元を超えているし。あるかもしれないのは、聞いた話をまるっと出すだけなのだが]
いや、いいだろ。感謝する相手が欲しいなら感謝される人を作れば全て丸く収まるんだから、偽造でもいいんだよ
[自分で言って自分でうんうんとローザに頷いてみせる
相変わらずいい加減だ]
[戻ってきたゲルダに会釈する。
隣で聞こえたカルメンの声に、え、と振り返った。
ごくりと喉を鳴らしてデザートを食べる姿を見つめる]
…美味しい?
[尋ねたのはデザートについてだった]
それは良かった。
[おお、喋る。
などと、普段避けていた身としては賢い鸚鵡を面白がって]
ロートスは好き嫌いないんですか?
ご主人さまも。
[食事の合間に、質問を投げてみる。
カルメンの台詞は位置関係からか、聞こえていない様子で]
ええっと、俺の好きな食べ物?
ん、んー……聞かれると咄嗟には出てこないな。
あー…、あれは美味かったけど、土地の料理で名前聞き忘れたんだよなぁ…。
材料も、作り方も聞いてないし。
[ふーむ、と唸って]
この際、可愛い女の子の愛情篭もった料理、とかかね。
[それでも本当に嫌いなものは食べられないのだが]
つか、ユーリ。俺、別にムキになってないから!
[こういうところがムキになっているのである]
わ、いいことですか。
[思わぬところでゲルダに褒められて、嬉しそうにしていたが]
…人狼なんて、いないですよ。
きっと。
[カルメンの声が聞こえて、ロミルダは少し手を止めた。
足許のスケッチブックにそっと視線を落としながら、呟く声は他に紛れそうなくらいに小さい]
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