情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―少し前・音楽室―
Zum blauen Himmel.
[その歌詞を知っていたわけではなかった。
それでも流れる旋律に浮かんだのは、一面の銀世界。
青い空、白い雲。そして。
切ないまでの、祈り]
…ありがとう。
[旋律が止まればそう感謝を述べて。
なぜか涙が流れた]
おはよ、ジティ。
[声は何時ものようで、表情が何処か固いのは料理を見れば納得できるだろうか。]
あ、チーズ。良いですね。
[こちらは好物の様だ。
アーベルの声は届いていたが、何も言わなかった。]
ん、そうか。ご苦労様
[おそらく。治療をしたであろうブリジットから容態を詳しく聞いて、労いの言葉をかけ
自分のことに関しては、一つうなずき]
まあまだ軽く痛むところもあるが、支障はない…慣れてるからな
[軽く肩をすくめて答えた後、クレメンスの言葉に振り返り]
そういや朝食をとってから何も食ってなかったな。よければいただきたい
[だが、クレメンスに任すと何かいやな予感がするので、よそうのは自分がすると言って、たちあがる]
……まあ……病気って言えば、病気。
元々身体、丈夫じゃないとこに、色々と心労が嵩んで、ね。
[その心労が何であるかは、村の者には話すまでもない事で。
知らぬ者相手とわかっていても、改めて口にしたいとは思わなかったから、そういうだけに止め]
おはよ……って、なんだよ、おかしな声出して。
[不安げな声を上げるブリジットの様子に苦笑しつつ。
昔の話だよ、と宥めるように]
[微かに苛立つような波にはただ首を竦めるだけで。]
[続いた言葉にはあれ?と、驚いたような声をあげ。]
兄さん、割れた原因ほんとに知らないんでしたっけか?
あー…まぁ、じゃいいや。気にしないで下さいデスよ。
[下手な事を言うと猩に何か言われると判断し。][背後で銀色の意識が持ち上がったのを感じ取り。]
[明るい声は慌てて口を噤む。]
〜自室〜
[片腕のみを使い、血に塗れた服を脱いでいく]
[包帯を巻いた腕をしばらく眺めながら]
・・・もう水着は着れないかしらね。
[下着まで脱ぎ終えると、軽く身体を拭いて、新しい服に着替えていく]
[片腕が不自由なので、普段の数倍の時間がかかった]
[胸にしまっていた袋の中から銀の天使像を取り出すと、そっと机の上に置く]
[痛む腕を庇いながら、両手を組んでお祈りを捧げる][祈った相手は神か悪魔か]
…早く元気になってくれればいいけど……
[ノーラの容態が耳に入って、心配そうにする。]
みんなも休める時にはちゃんと休んどかなきゃ。
…いつ奴らが……
[いや、奴らもおそらく、この中に潜んでいるはずで。
いつものように胸ポケットに手をやって]
ぁー、探してこなきゃ……。
[傷を庇いながらも、多少血で汚れた防寒着に袖を通す。]
[ふと辺りを見回せば匂いの元はすぐに分かって。]
あ、ポトフ。私も頂いていいですか?
[眠りは食欲をようやく呼び起こしたようで。][ハインリヒにそう尋ねた。]
[何やら表情の固まっているリディを不思議そうに見ていたが、中を覗き込めば色とりどりの野菜に納得したり。]
アベルもリディも、どうして人参とグリンピースが嫌いなの…?
[どっちも好き、な部類に入っている自分には、そっちの方が分からなかったり。]
避けられない、のかな。
それなら少しでも最善の形を。
[暫くの沈黙の後、低めた声でそう言って]
でも。
最善って何だろう。
だって、揃ってしまったのに。
…この中に、いるのに。
……知ってたら、なんで、なんて言うかよ。
[コエは相変わらず、憮然としたように]
気にするな、って、ここまで言っといて……。
[無理言うな、と、言うより早くコエは途絶え。
感じた銀の気配に、こちらもコトバを途切れさせていた]
[グリスを一瞥するようにして。][銀の意識は静かに。][表を見つめる。]
[ブリジットから窓は遠いが。][そこからは、満ちに近い銀色の月が見えた。]
[煌々と光る月に、心は静かに。][だが確実に高ぶる。]
[起きたらしいナターリエにも挨拶をした。数刻後、彼女が仲間に加わるだろうとは思ってもいまい。]
・・・どうかな。
[マテウスの対応は多分正しいと少女は思ったとか。]
[ポトフを前にいろいろと言っている様子の若者二人に笑いかけ]
お二人とも、人参やグリンピースに好かれているのかしら?
[そう言って]
[手を付けようとした途端に
鼻を刺激したその匂いに硬直する]
……この、匂いは………
[皿の中の妙に筋張った物体、は]
………天敵、ですわ。
[神に仕える身として不適切な言葉が思わず零れた]
おいおい、出掛ける気か?
[防寒着に着替えるエーリッヒを見咎めて、男は声をかけた]
もう日が落ちてる。狼どもも出て来る頃だ、あぶねえぞ。
[しょんぼりしているクレメンスが少し気の毒になったのが]
厚意だけは受け取っておくさ
[とはいっても自分がするのは変わりなく、皿にポトフを盛って、席に戻る]
……どうして、って言われても。
[説明しようとすると、できないもので。
ブリジットの素朴な疑問にどう答えるか、悩んでいると、頭に手が置かれた。
離れるハインリヒの言葉に、小さく息を吐いて]
……別に、いいよ。
もう……気にしても、仕方ないし。
……って、ガキじゃねぇんだから。
[ニンジン相手に真剣になっている時点で、十分子供と言えるが]
[マテウスの言葉にはふるふると首を振り。][頷き届いた返事には、じぃと見上げていたが。]
そうですか…それなら薬は必要ないでしょうけど。
慣れても痛いなら、慢性化しているだろうから。
…無理はしないで下さいね。
[何度言っただろうか。][誰かへ向けたのと同じ台詞を口にした。]
[肩を落としていて気付くのに遅れる]
[ハインリヒの声にエーリッヒを見た]
今からは危ないですし、それに明かりもほとんどないじゃないですよ?
一人は危険です。
や、ちょっと落し物がさ?
[出かけようとしたところを、探偵に止められて。]
どーも、昨夜ごたごたしてるうちに無くしたっぽいんだ。
…大事なもんだから。
……はい?
シスター、今……。
[気のせいでなければ、余りにも似つかわしくない言葉が聞こえたような。
ふと見れば、皿ではつつかれるセロリ]
…………ぁー。
[把握した]
[だがしかし天敵というわけのわからない言葉を耳に入れ]
シスター?
[不思議そうに彼女を見た]
[マテウスがどく]
…ひどいですねぇ。
そうそう危険なことにはしませんのに。
朝のコーンスープだって作ったんですよ?
[言いながら自分の皿にポトフをよそい]
[机に置いた]
[口を噤んだまま(見えないが)明るい意識は身振り手振りで(見えないが)]
[『旦那が居ない時にでも教えてあげますヨー』と訴えたが。][伝わったかどうかは定かではない。]
っとと、旦那。今日はやけに大人しいけど。何かするんですかぃ?
[大人しいのに何かする、は矛盾しているようだが。][満月に程近いこんな夜に。][あんなに赤い血を見た後に。][彼が何もしないで居られるはずは無い事は知っていたので。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新