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アテ無しか。なら、準備はしとかんときついな。
あると思ってた町がなくなってたとか、シャレにならん事態も結構あるもんだし。
平和が一番だが、そうすっと、俺みたいなのは存在意義がなくなっちまう。
……他の生き方探しゃいいんだろっけど、そーも行かんしな。
[押さえつけられた感情を知ってか知らずか。
さらりという、その口調は冗談めかしたもの]
そういうことだな。妹もいるし。
…それは極端すぎやしないか?
[町がなくなっている事態なんてそうそうあるわけはない。]
…お前がどう生きようとオレには関係ないが。
平和を喜べないなんて因果な職業だな。
二人連れは大変だねえ。
まあ、町は行きすぎだが、小さな村が何かに巻き込まれて、とかってのは、結構あるもんさ。
[さらりと言って]
ま、因果かね。
っても、それ以外に選択肢がなかったんだから、ま、仕方ないわな。
それに、たまーに今回みてーな仕事もあるし、全くどーにもならん、って事はないが。
オレたちはその場流れだからな。
結構あるのか。
そういう村が。
…まぁ、平和とは言い切れない場所が多いからな。
[すっと目を細め、思い出すのはいつのことか]
選択肢ね。
まぁ別にオレは否定しないが。
…こういう仕事ばかりだったらいいな。
ああ、結構見てきた。
[答える刹那、瞳にはやや、陰ったような色があったろうか。
それでも、それはすぐさま、消えて]
こんな仕事ばっかりなら確かにラクだが、そうもいかんのが世の理、ってな。
ま、生きていかにゃならん以上、やれる事をやれるだけやる。
そんだけだけどな。
…そうか。
覚えててやることが、供養になるかな。
[少し、考えるようにして。]
本当に厭な世の中だ。
生きてくにはやれることか。
…そうだな、何かは、やらなきゃいけないだろうな。
供養……ね。
まあ、なるんじゃねぇの?
[俺はそこまでやったらキリないが、と。
声には出さずに付け加える。
それは、自身が「滅ぼした側」に回った経験が少なからずあるが故に]
っても、世の中変えるとか、そういうのはまた違う話だし、そこまでは興味はねぇし。
何にもしないでただ「生きてく」だけってのも、面白くないからな。
[言いつつ、ひょい、と肩をすくめて。
それからふと、何か思い出したように]
っと……話し込んでる場合じゃねぇか、用事片しちまわねーと。
そっちも準備大変だろうが、あんまり遅くはなりなさんな?
[軽い口調で言いつつ。目的地である雑貨屋へと歩き出す]
そう、か。
[思い返すもの。]
…世の中とかは大きすぎる。
ただ生きていくことでも出来たらいいとおもうんだけどな。
[少し笑う。]
あぁ。お前も。
[見送って、それから。]
[耳を突くのはザァ、と湯の流れる音。
濡れた癖のある緑の髪は額に張り付く。
ぱたりと晒された肌を伝い落ちていく滴。
背には消える事の無い、深く大きな傷痕]
……………
[息を吐き出す。瞑目。
バルブを捻る。止む音]
…待て、っていえばわかるのか?
[犬を見て一言。]
[それからドライフルーツの店に入り、いくつか買って]
[店の中で目に入った赤に。]
[其れはラズベリィの赤い色。]
[早々に立ち去り、待たせていた犬に取り敢えず買ったばかりのりんごでも差し出すかもしれない]
[男は力尽きていた]
[丁度従者が犬に逃走を謀った頃]
[自身は階下へと降りて]
[スープを飲む少女と鉢合わせていた]
[色々と]
[其れはもう色々と]
[重要な点は誤魔化したものの]
[かなりの餌は撒いてしまったらしく]
[食いつくのを]
[かなり無理な理由を付け]
[二階の部屋へと逃げ込んだのだが]
[階下へ向かった目的である]
[旅支度の為の買出しは]
[結局何一つ出来ていなかった]
[息を吐けば脳裏に浮かぶは]
[先程の少女の言葉の内容で]
……どうしてあれがああなるんだ……
[愚痴に似た言葉が]
[ぽつり]
こんにちは〜。お邪魔しまーす。
[何故か2階からでなく、入り口から鞄を下げて入ってくる。]
[何が楽しいのか、ニコニコと微笑んだまま。]
[誰も居ない朝のうちに、こっそり外に出ていたなんて事は誰にも知らせていない。]
[それから近くにあったsweetのお店。]
…買って、いこうか。
[甘いものがクロゥディは好きだと、一寸言い訳めいたことを思う。]
[其の店に入れば、甘い匂いに漸く微笑が零れた。]
[疲れた風に]
[寝台に転がった侭で]
[前髪を掻き上げる]
[前髪に隠されている左の目]
[其の瞳孔は]
[完全に開いた侭]
[何処か濁った色を宿す]
[左目の視力を失ったのは]
[ほんの一週間程前]
[父の手の者ではなく]
[暗殺を目的とした者に]
[一瞬の虚を突かれ]
[気付かれてはならない]
[何よりも自身に仕える者に]
[要らぬ心配をかけるだけだから]
[音も無く廊下を歩む。肩に掛けられたタオル]
[ぱた、ぱたり]
[髪から零れる滴は床に落ちて小さな音を立て]
……
[妙に機嫌のよさそうな声が耳に入った]
これを…一つ。
[大きめのホールになっているから一応分けられると思ったのか。]
あと、これを。
[小指の先ほどのチョコレイト。]
[幾つもパウダーを纏うその袋詰めを、請求。]
[お会計する顔は少し嬉しげか。]
[廊下から歌が聞こえる]
[体を起こせば]
[ばさりと前髪は落ちて]
[如何するか]
[逡巡は長くは無く]
[関わりを避けることを選んだ]
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