47 【いばらの王 blue-side】
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研究員 ハインリヒは、何か思案するように口元に指を乗せて押さえて
2009/10/02(Fri) 13:37:40
――……?
[ゲルダの言葉には、ゲルダと同じような表情になった。]
(747) 2009/10/02(Fri) 13:38:42
え?
[わかるものなの?
…という顔で面々をみまわした。]
(748) 2009/10/02(Fri) 13:41:06
―部屋B前―
[ベアトリーチェが転ばぬよう見守りながら到着した事を伝える。
中の様子を見れば、カルメンへ服を渡した事とゲルダに視線が集まっていると解るだろう。]
…解る?
[何の話だろうと様子を伺う。]
(749) 2009/10/02(Fri) 13:42:05
…私は、貴方のことが分かりませんわ。
[眼を細めてゲルダを見たまま。]
今は、そのことはさておきませんこと。
(750) 2009/10/02(Fri) 13:42:16
令嬢 ブリジットは、指を緩やかに横に振る。
2009/10/02(Fri) 13:42:27
―回想/部屋5―
でも、だからこそ…。
[反論しかけて、続いた言葉>>678に言葉は途切れた。
「甘えればいいんだ」
耳に蘇る笑い声。投げられた言葉は唐突すぎて、記憶の片隅を呼び起こした。
怪訝そうにされれば曖昧に笑って誤魔化し、差し出されたアルバムを受け取った。
写されていた美しさに、過去の影はまた深く記憶の中に沈んでゆく。
天鵞絨を過ぎっていったものには当然気づけるはずもなかった]
(751) 2009/10/02(Fri) 13:43:07
―回想/二階廊下→部屋3―
[淡々としていても、肯定され>>680れば不安が消えるはずもなく。
ブリジットに続き部屋を覗き込み、大きな音と共に砕け散る石像に瑠璃を見開いた]
え…。
[何を、とか、どうして、とか。そこまで言葉にならず、口と鼻を手で覆いながら呆然と立ち尽くしていた。
ブリジットとゲルダ、ユリアンの問答は聞こえていたけれど、やはり口を挟むことなど出来ず]
大丈、夫?
[ハインリヒに声を掛けられ>>723ハッとなった。
胸元で握っていた手の力を抜こうとする]
…あ、はい。
[会話の邪魔になりそうなら少し端に寄った]
(752) 2009/10/02(Fri) 13:48:09
星詠み ノーラは、メモを貼った。
2009/10/02(Fri) 13:48:18
―二階/部屋3―
[ハインリヒに話しかける、まだ見たことの無かった女性>>727に気がつけば、初対面の習いのように頭を下げ。
不思議そうなゲルダ>>746は困惑顔で見返した。
ブリジット>>750に顔を向けなおし]
持っていた、人は。
そっちに行こうとしていたんですよね?
[瑠璃は部屋の中にある扉へと動いた]
(753) 2009/10/02(Fri) 13:56:18
音大生 イレーネは、メモを貼った。
2009/10/02(Fri) 14:00:10
……その、"理解る"ってのがおれにはさっぱりわからないが…。
[思案していた眸は辺りを探り、
その場にライヒアルトがいるのならば一度目を留めた。
ブリジットの言葉に頷いて]
…だな。
よくわからんがこれがその部屋の鍵なら…
まずはその部屋を開けることにしようか。
(754) 2009/10/02(Fri) 14:06:33
[結論は]
……わからない、よね
[其処に至る
自分だけでは無かったと何処か安堵
礼の後に、ブリジットから服を受け取るのなら
皺にならぬよう空いた左手に掛けて持つ。]
…。
[そして矢張り気になるのか、男性の石像をちらちらと。]
(755) 2009/10/02(Fri) 14:06:36
[幾度目かの視線の末]
……アレも。
鍵を持ってたり、するのかな
[ぽつり、男性の石像を指して謂う]
(756) 2009/10/02(Fri) 14:11:09
――…気になるのかい?
[カルメンの言葉に問いかけるような言葉。
それから――ゲルダを見る。
それはわかるのか?問いかけるように。]
(757) 2009/10/02(Fri) 14:15:05
―2Fの3部屋―
[イレーネが訪ねる声に頷く>>753]
そうらしいわ。
[ハインリヒには眸を動かし同意を示し>>754
視線で促すはゲルダとユリアンへ。
次いでカルメンが気に掛かるようなことを謂う。
砕けた石像を思えば眉が寄る。]
(758) 2009/10/02(Fri) 14:21:18
もし、持ってたら。
[男性の石像を指差す女性>>756にゴクリと息を飲む]
やっぱり…こわす、の?
[言ってしまってから小さく震えた]
(759) 2009/10/02(Fri) 14:22:45
[壊された石、それは人だったもの。
そしてこの肉体を蝕む病の行きつく先。
ぽつ、ぽつと静かに呟く言の葉。]
…それでも残された星は
自ら消えようとはしない。
ならば、今出来得る限りを尽くす。
…それが、死した人の
亡骸を壊すこととなったとして
その先に道があるのなら…
歩みましょう。
…私達はすでに多くの死の上にある星…。
(760) 2009/10/02(Fri) 14:31:24
政治家 ヘルムートは、メモを貼った。
2009/10/02(Fri) 14:32:15
[集まってくる人々。
何故? どうして? 理解できない!
静かにだがまるで攻められた気がした]
なぜ、壊したか? そこに石像があったからです。
[既に破壊の理由は示されていたがあえて嘘の答えを提示してみた]
それに、そう焦らないです。
扉は逃げませんです……。
[扉の前へと向かい鍵穴へ鍵を入れた]
(761) 2009/10/02(Fri) 14:33:35
自衛団長 ギュンターは、メモを貼った。
2009/10/02(Fri) 14:34:45
盲目 ベアトリーチェは、星詠み ノーラの傍で何があったのかと皆の話を聞いている
2009/10/02(Fri) 14:37:34
[扉は開く。
鍵を受け入れるだけだった。
当たり前だそのように作られているのだから。
だけど、その当たり前の扉を開くという動きに随分と苦労させられた気がした]
まったく、大変でした。
あ、でも、人を砕くのは新しい経験、でし、た、かも…です……。
[不謹慎だが冗談を言ったつもりだった。
言葉はだんだんと小さくなっていき不安をあおるだけだったかもしれないが……]
(762) 2009/10/02(Fri) 14:41:49
[金属音、扉が開く。
不謹慎な冗談には唇の端を下に下げる]
――そんな経験―― … …?
どうかしまして?
[青年の声が段々と小さくなっていくのに>>762
問いかける。]
(763) 2009/10/02(Fri) 14:49:51
[扉を開いた先にあったものは無数の武器だった。
短剣、刀、槍、斧といった見てすぐ分かるものから、その形状だけでは武器なのか分からないような物までがそこにあった]
グレート、です。
これは素晴らしい……です。
[先ほどまでの暗い気分は吹き飛んでいった。
そこにあったのは紛れもない名品ばかりだったから]
(764) 2009/10/02(Fri) 14:53:36
[ブリジットの返答>>758に頷き返して。
そこにあったから、と言い切った>>762ユリアンの言葉が尻すぼみになってゆく>>762と、やはり冗談とは受け取れず、嫌々をするように何度か首を振った]
…多くの死の上に。
[静かなノーラの声>>760が聞こえて。
深く息を吸い込むと、大きく吐き出した]
(765) 2009/10/02(Fri) 14:53:42
[感じたのは違和感、それが何かは解らない。
ただ扉を開く男の背を、じ、と見ていた。
人を砕く経験…。
足元に感じる砂のようなものは砕かれた人の欠片。
盲目の少女でもそれは感じてしまうのだろうと
傍にベアトリーチェを寄せて何か聞かれれば言葉を返すだろう。]
…武器庫の鍵…
[城のような場所、あってもおかしくはない代物。
けれどそれらと巡り合った事はこの先、それが必要な時が来てしまうのではないかという予感にも似ていた。
ふる、と小さく首を振り思考を改める。]
茨も断ち切れれば…移動も楽ね。
(766) 2009/10/02(Fri) 14:56:57
星詠み ノーラは、音大生 イレーネの深い息遣いに新緑を向け――少しだけ見つめた。
2009/10/02(Fri) 14:57:43
令嬢 ブリジットは、扉の向こうから現われた刃の煌きの数々に、眼を見開いた。
2009/10/02(Fri) 15:01:42
[>>763に対して]
うーん、どうしたってほどではないです。
人だったものを壊したって事は僕は人殺しです、と思っただけです。
[簡潔に答えると武器庫の中へと歩き出した]
(767) 2009/10/02(Fri) 15:02:11
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