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じゃあ濡れてるから次は雷で、無秩序なる門よ。我が呼び声に答えよ。
『……無秩序だからこんなになるでしょうが』
[ぼそっと呟かれた言葉は無視無視。カリンの力を借りながら再度門を開いて]
我が友を介し、出でよ。荒ぶる雷。
[平凡にでもないが静かに呟いて…なんかシャキーンとかいう音とともに現れた。なんか鉄状の尖ったもので]
『……避雷針ね』
………錯覚なら嬉しかったなぁ…
[こんな失敗ってあるのかどうか。よしんば成功して雷でてもあっちいっちゃうぜ。ひゃっほー。]
がふぅぅ
[なんか気の抜けた声と共に角にえぐらせるのだけは避けつつも猪にぶちかまされた]
あいててててて
ま、まあそうなんですけどね。程々に追試場でほどほどにふわふわ増やしですね
[なんで増やすのかはいまいちわかってないながらいって]
って、ぉー。臨戦ってことは導師に挑むのがいたってことっすか。
よーし、がんばって戦ってそっち見物にいくかー
─平原エリア─
……タンスに小指、か。それは確かに恐ろしいが。
[くすり、と零れる笑み]
生憎、俺の部屋にはタンスがないっ!
『……問題が違うわよ』
[水晶龍が冷静に突っ込みを入れるのはスルーして。
すう、と目を細めて『魔本』に意識を集中する]
異界に満ちし妖なる力、我が友を介し、我が力となれ。
界を閃く刹那の煌めき、集い、形成し、降り注ぐ矢とならん……異空閃!
[紡ぐのは、二つの界を繋げる呪。
真白の光がふわりと灯り、弾けて矢となったそれが遠慮なく降り注いだ]
―砂漠エリア―
[馴染みを覚えてしまった魔力の感覚には逆らわず身を委ねる。
カーテンを潜るような感覚の後に開けたのは]
はは。
こりゃゆっくりする気分にはどうやってもならない。
[砂混じりの風に乗って乾いた声が流れた]
あちらさんも同じ気分でいるようだし。
さっさと済まさんとな。
ああ、程ほどに。
自分が埋もれん程度に。
[どうやら、無限供給される魔力のため、『ほどほど』に増やすのができないらしい。
魔力が高すぎるのも良し悪し、という事のようだ]
ああ、月闇のロミが挑んできた。
……見物して面白いかどうかは、わからんがな。
─森林エリア─
[ぽてぽて、ぽきゅぽきゅ。
ぽて、ぽきゅり。
歩みにあわせて揺れる、大輪の花は色鮮やかな真紅]
…………。
[不意に、その真紅の花が揺れた]
なにか。いる。
ですよ。
[こてり、傾ぐ首。
真紅の花が、また揺れた]
―砂漠エリア―
異界に満ちし妖なる力、我が友を介し、我が力と成らん。
我が名を銘と刻みし剣を今此処に。
異空・転送!
[呪を紡ぎ左手を伸ばす。
独特の揺らぎの中から現れる剣を確りと握った。
直後地面の中から飛び出してきたのは定番といえば定番の大砂虫]
珍しいな、ゼル導師なのに素直なのが来た。
「本当にねぇ」
[本人が近くにいたらまたイイ笑顔を貰いそうな感想を言い合いながら構えを*取った*]
いてててて。えぐれたらどうす…
[仰向けに倒れつついいかけたところで、
暗い影に冗談ならない重量]
ありゃ?やばい?
[馬乗りになられて、角に隠れて目立たなかったが確かに鋭い牙が突き立てられそうに]
『………フンッ』
[なる寸前にカリンが揺らぐように動き、その鱗を刃として猪型の魔物に飛ばして
しかし、心持ユリアンを狙ってるのはきっと気のせいだと思いたい。ちゃんと魔物にも92なダメージを与えているしね]
―草原エリア―
ええっ!それじゃかかっても効かない?
[驚愕の事実にわずかに驚きながら、水晶龍の冷静な突っ込みは聞こえてなかった。]
むぅ…。
[魔本を介して紡がれる呪の言葉に、いつでも動けるように身を縮ませて警戒する。]
わわ、ちょっと、多いですよっ!ゼルギウス、導師!
[ぴょんぴょんっとそれでも身軽に動くのは猫ゆえか。
降り注ぐ矢の隙間をかいくぐり避けながら]
「つちよ したがえ そのみ あずけよ」
[猫目石が発光し、ゼルギウスの足元の土がもこもこっと柔らかくなり、不安定な足場はゼルギウスの足元を中心に広がる。]
─森林エリア─
[文句を言う間にも岩の魔導生物は身体の向きを変え、リディを敵として見据える]
うー、潰されたらひとたまりも無さそう…。
……けどっ!
当たらなければどうと言うことは無い!!
[びしぃっ、と岩の魔導生物に指を突き付け、宣言するように言い放った。
それを聞いているのか聞いていないのか。
岩の魔導生物は特に目立った反応もせず、ゆらりと腕を振り上げる]
……当たらなければどうと言うことは無い!!
[二回言った]
[振り上げられたものは落ちて来るのが道理。
自重もあって落ちて来る速度は、速い]
速さと当たりにくさには定評があるんだからー!
[落ちて来る速度を上回る速さで、大きく横へと飛び退く。
大袈裟なくらい相手からの距離を取ったのは、振り下ろされる時の風圧に巻き込まれないため。
小さい身体はちょっとした風にも影響を受ける時があるために]
ドライアード、もう一度手を貸して!
『Deten el movimiento
Lo aprieto y lo ato
......Llévalo a cabo si se hace realidad』
[呼びかけ、言葉を紡ぎ。
傍らの樹木の周りを一周する。
飛び散る魔力の粒子が樹木を中心に輪を描いた。
樹木の根は呼びかけに応え、その根を岩の魔法生物へと伸ばす]
─草原エリア─
[驚愕の事実には、けらりと笑い。
多い、という言葉にはけらりと笑う]
これでも、減らしてるんだがな……。
[十分多すぎます、という突っ込みはさておき。
足元に広がる不安定な感覚。
僅かに眉を寄せつつ、しかし、その場から無理に動きはしない。
何をするのか見定める、とでも言わんばかりに]
─森林エリア─
るる。ら。
[小さく小さく、紡がれるのは歌うよなコトバ]
らら、る。るるる。
[もっとも、それが歌と聞こえるのは、そのコトバを知らぬ者のみ]
《我が同胞たる翠樹の御霊。我に応え、力を与えん》
《やわらかき木々の枝、一時、鋭き矢とならん》
[紡がれたコトバに従い、周囲の木々の枝がざわめく。
枝は鋭い矢となって前方の茂みへと降りそそぎ、そこに潜んでいたもの──巨大な蛇を、そこから引き出した]
大物。
ですよ。
[やっぱり、緊迫感は、ない]
―湖畔エリア―
[狼の跳躍はそのままに、匂いが導くまま湖の辺にたどり着くと、その中心にぽこりと不自然な水の塊が沈んでいくのが見えた。風に煽られ浮かんでいた何かが、隠れようと再び沈みきる直前で辿り着いたようだった。]
う゛ぅぅ…………
[岸辺から水を睨むように低く唸る。同時にスカーフの端がゆっくりと揺れ持ち上がる。
すらすらと空中にいくつもの文字が走り出し、それらは形となって宙に現れた。]
『 やみのかぜ なげきいぶきよ ここへこよ 』
[水のマナ溢れるエリアで、水を集め氷へと変換するのは易い。空中に現れたいくつもの氷の塊が、湖にむかって降り注いだ。
盛大に飛沫と音を立て落ちてくるそれに堪らず、湖から顔を出してきたのは魚の鱗を持つ蛇。
シーサーペントと呼ばれる生き物に似ていると思ったのもつかの間、向こうは湖を泳いでこちらへと向かってきた。
続けざまに、上空に用意していた氷を落とし迎え撃つ。]
─森林エリア─
[引きずり出された巨大蛇は、キシェアアア、と不機嫌そうな威嚇音を上げる。
こてり。
首が傾いで、真紅が揺れた]
るぃるぅ。るるる。らら。
《地を支えし御霊、その力を我に》
《腕に抱きし頑健なる礫を、我が敵に》
[歌うよな詠唱は、今度は大地の精霊へと向けられる。
呼応し、ゆるく鳴動する地面。
一拍間を置いて、複数の礫が巨大蛇へと飛んだ]
[放たれた土の刃は容赦なく目や口を穿ち]
俺ごとかいっ
[魔物のようにしっかりと狙っていないものの遠慮なく襲ってくるのを、猪がのけぞったりしてるのからも逃げるようにごろごろと転がり避けたところで横に突き立つ、一際でかい、土の槍]
なっはっは。平凡な俺には洒落になんねー
[暢気な口調で突き立った槍を手に起き上がろうとして。]
ありゃ?
[ボキっと折れた槍。体重はそちらにかけていた。支えていた力を失い後は倒れるのみ。そんでそのさきには猪
...は猪に突撃するように倒れこんで魔物の眉間に突き刺さった]
―草原エリア―
[しばらく意識を集中させて、ゼルギウスの3歩分くらい周りの土を変質させる。
移動をしながらの詠唱も集中も大変だったのでそこで一息つきながら]
なんか笑われてますね。
[こちらが何かする前につぶそうとしないあたりは、やはり手加減はしてくれてるのだろうとか思いながら]
「つむぎ おりなす じゅそ ことば そのもの ちを はずせ」
ころべっ!!!
[呪の言葉とともに発光する猫目石、右前足はゼルギウスの足の方に向けて、かすかな黒いオーラがその両足をかこもうとあらわれる。
それは相手を転ばせる呪い。]
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