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ああ。
[騒いだりしない、と言われれば、短く言いつつ頷いて。
神父と気づいて慌て始めるユリアンの様子には、やれやれ、と苦笑]
というか、ここで駄弁らんでくれ、と。
え…えーと君は…、
[必死にユリアンを凝視。後ろではアーベルが溜息をついているようだったが、必死すぎて、クレメンスには残念な事に聞こえなかったようだ]
あ、君、君は確かナターリエと何時も仲がいい…そう、ユリアンじゃないか。…ユリアン=マルトリッツ…は君の本名だったのか。
いやいや、廊下で五月蝿くしてしまったのは確かだよ。
アーベルと会えたのが、とっても嬉しくてね。
[髭を一度撫でて、にっこりと]
奇遇だなあ。
こんなにも知り合いと出会えるだなんて。
主は、何らかの意図で関係あるもの達を集められたのだろうか。
…そうだ、アーベル。
久しぶりに出会ったのだから、抱擁は駄目でも握手ぐらいはしてくれるかい?
[にこにこ]
(…。)
[やはり気のせいではない。
ナターリエの声が聞こえる。
また風邪を引いたのか。
今、ナターリエの声が聞こえるのは…一体…。]
father?
[ack,驚きに息を飲む。
dadではなく、brotherの姿を認めて。]
いらしていたの。
神父様、ええと、Dadは…いらしていないのですか?
あ。ええと
ここでお会いできて、嬉しいです。
[苦笑するアーベルに首を傾げて]
え、何だよ。
立ち話くらいいいだろ?
[クレメンスの問いに、こくり頷く]
…あ。そうなんです。
そう言えば俺、全部名乗ったの初めてだなぁ。
姓なんて使う機会無いもんだから…
[にっこりとする神父の表情を目にすると、自然と穏やかな気持ちになりユリアンの顔つきも年相応に和らぐ。
大抵神父というものは偉そうに悔い改めろと説教をし、ろくな生活をしていない者は見向きもしないという印象があったものだが。
クレメンスのどこか間の抜けた所も、優しげな笑顔も好きだった。
…なので、同調して曰く]
そうだよ、アーベルさん。
久しぶりに会ったんなら握手といわず、神父様の喜びを受け入れて抱擁されなよ。
[にこにこ。悪気はない。もちろん]
……握手?
[それまでは特に気にせず受け流していたものの。
その言葉には、僅か、緊張めいたものが過ぎる。
幼い頃を、亡き母を知る者に、他者を殺め続けた手に触れられたくない、などと感傷的な事を言うつもりはないが。
それとはまた、違った理由で。
神職に携わる者と、触れたくはない、という思いが僅かにあるから]
…………。
[無意識の内に拳を握り締め、視線を彷徨わせる]
[窓の外を見れば、
月明かりに照らされた青の髪が浮かび上がって、
白い姿がゆらゆらかすむようで、ため息をついた。
青の髪の歌姫。
たった一度、彼女のステージと行程が重なった。
期待していたのだけれど、客席は満員御礼の有様。
その日町に着いた彼の手に、
チケットが舞い込むはずもなく。
入れなかった建物の外で聞いたのは、
途方にくれる娘の歌。
少女の声から老婆の声まで繰るという、
彼女の武器の一つが、しずしずと響いた。
幸福を失った者の歌だった。]
[昨日、テラスから聞こえてきた、彼女の歌声。
かつてはあふれ、今は消えた名声。
ああそれならば、彼女はかつての、
あの歌の通りになってしまったのだ。
歌での彼女は、恋人を、
現実の彼女は、歌そのものを。]
夢をみてたのね 望みたかく生きて
愛がすべてだと 神はゆるしたもうと
夏 あの人来て 悦びあふれた
私 抱いたけど 秋はもういない
待ち続けてるわ あの人の帰りを
二度と私には 夢はかえらない
[うろ覚えの歌。ぽつりぽつりと断片的な。]
二度と夢はかえらない……か。
[i don't know my 'vox' is come over
まさかこえが伝わっているなんて思わないから]
あ。いけない。
隠さないと、ばれたら怒られてしまうわ。
……立ち話する位なら、下に行って茶飲み話しろ。
[悪気なく言うユリアンの言葉に、緊張は緩んだらしく。
どうにか、いつもの素っ気無い口調を取り戻せた]
大体神父。
さっきコケた時に足、捻ってるだろ。
[それから、今まで触れなかった事をさらりと]
あ、シスター。
[和らいだ表情のままナターリエに目を向ける。
手は振らない。塞がっているのだ]
はい。
神父様、今のうちです。
[…アーベルの重い胸の内を知る由もなく。
彼の身に走った緊張の理由についても、また同様。
ただユリアンは彼が何事か考え事をしている隙にアーベルの背後にまわり、逃げられないようにそっと両肩を押さえた。
それほど強い力ではないものの、そのまま抱擁を受けさせる気だ]
ナター…リエ…?
[遠くてよく見えなかったが、その声は。]
参った。
本当に、驚く事ばっかりだよ。
[頭に手をやり、流れるように髭を撫でた。
ついで、ユリアンの同調する声を聞き、うんうんと大きく頷いた]
…。
[視線を彷徨わせるアーベルを見ると、怯える小動物を驚かせないようにするかのように、そっとアーベルの肩に手を置こうとした]
[いつもの通り、がたがたと扉を閉じていた家具類をどかし、廊下に出ると、人があつまっているようだった。クレメンスに目を留めると、]
こんばんは、おや?
はじめての方がいますね。
はじめまして、
僕はハンス・バチャーニーと申します。
どうぞお見知りおきを。
……どこかでお会いしたこと、ありませんでしたか。
こんばんは、ユリアンさん。
まだ、cheesecakeは作ってないんですけれど…
昨日のは、冗談じゃないんですよ?
[smile, and.
からかうように言うのは、ちょっとした悪戯心。]
……つーか、てめぇっ!
[ふと、物思いに耽っている間に後ろに回られ]
『……ちっ……『幻魔』らしくねぇな!』
[過ぎるのは苛立ち。
目覚めてから、精神を乱しすぎたかと思いつつ、無意識の内に、身体を沈める回避行動を取って]
[what, what?
the ... 'what'? i couldn't know, haven't know.
なにかしら、それはなにかしら。
わたくしにはわからない。
'je ne sais quoi' is descended from ...'who'?
なにかがだれかからつたわってきて…いる?]
う…
[アーベルは前々から鋭いと思っていたが…。図星をさされてクレメンスは少し怯んだ。だが、これくらいでめげる神父ではなかった]
ユリアン、よくやったね。
[にっこり]
[ぐわしっ!]
[思いっきり抱きしめ頬擦りをしようと…]
[場の空気が、感動の再会風になっているので]
おお?!ええっと…?!
僕下でお茶飲んできますね。
はいはい。ではでは。
[邪魔しちゃ悪いとにこにこ階下へ降りていき]
アップルティーがいいですねえ。
どこにあるかなっと…
[ごそごそとキッチンの物色をはじめる]
[がたがたという音が収まると、扉が開いてハンスが現れた。
目礼だけで挨拶を]
あ、どうもハンスさん。
ハンスさんが来る前っていつも、がたがた音がする気がする。
[一体部屋はどういうことになっているのかと聞いてみたくなりつつ。
近付いて来たナターリエはチーズケーキがまだであることを告げる]
うん、こんばんは。いいんだよ、これから作ってくれるんだろ?
……またまた。
[俺の分作ってくれるまで、台所に張り付いてやるからとでも言いたげな目で冗談であることを望んでいる。
しかしからかうように言うナターリエの顔色が、心なし赤い?]
あれ。シスター、風呂上りか何か?
うわっアーベルさん、怒りすぎ!
[彼女の心配をする暇もあまり与えられなかった。
怒ったアーベルは怖いのだ]
…はい♪
[だけども神父様は褒めてくださったからめげない。
そして手も離さない]
[近づくかどうするかwee bit,ほんの少し悩んで。
…近づいたらばれてしま可能性は高いだろうか。
だが、あまり近づかなくても、それはそれで不審を煽るだろう。
but then,
ハンスが下に行く様子に、はっとして。]
あ。
わたくしも、食事、作ってきます。
[頭を下げて、階段へと向かおうとして――]
[目を開けると、薄いセピア色の天井。不思議な感覚。
ベッドから起き上がって、部屋をしげしげと眺める。
立ち上がって、どうやらシャワールームらしいところを見つけ入った]
服を着る。
お屋敷の、外の様子を見る。
1階のおじいさんの話を、聞く。
みんなと、お話してみる・・・。
[シャワーを頭から浴びながら、今日することを、無表情で口に出してみる]
[シャワーを浴び終わると、タオルで頭を拭きながらクローゼットまで行き開けた。服は部屋と同じく華美では無いけれど、上等そうなものばかり。
1枚の服を手に取ると同時に、ごとん、と下で重い音がした]
・・・・・・。
[それはナタだった。
持ち上げてみると、よく手に馴染む。森で薪を切る時など使っていたものに、そっくりだった。
新品にしか見えない服や家具と見比べて、このよく使い込まれたナタは、とてもアンバランスに感じた]
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