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レナーテの母様の話は…狩りのときにでも。
聞かせてくれると、ボクが喜ぶ。
[では、またあとで。と。
さらりと言い置くように背中を向けて、──ひらり。
後ろに向けて、大きく大きく*手を振った*]
─村の通り─
[何かを言わなければと思って]
[何も言えないまま口を開いては閉じた]
[そうしている間に手が離れ身体も離れていった]
あ、ああ。
私の下手な話でも良ければ。
イレーネなら上手く話せるかもしれないし。
[胸に手を当て少し早口で答える]
…また後で。
[あっさりとした口調に慌てて頷く]
[手を振り返し見送って]
[しばらくその場から*動けずにいた*]
―村の通り―
……ああ、二度と言うな。
お前は余計なこと考えずに、バカみたいに笑ってりゃいいんだよ。
[前を向いた状態では、イレーネの細かな表情は伺えない。
けれど聞こえるのは今まで聞いたことのない震えた声で、小さく舌打ちした後でそう返した。
それから暫くの沈黙が降り、発された言葉にまた足を止める。
溜息を吐き、身体ごと振り返って]
……ほら。
[手を差し出す、というには少し強引過ぎるか。
彼女の手を掴んで、*歩き出す*]
─自宅・作業場─
[ユーディットが去った後、再び作業台へと向き直った。ヒカリコケを入れた白と蒼の染料液。キャンバスの一番上辺りに白で2つ、円を描いた。その中に蒼の円を描き入れる]
…ごめんなじっさま。
依頼の絵、完成させたの見せられなくて。
[描いた2つの二重円を見つめながら、ぽつりと呟いた]
[新たに描いた円から中央の4つの円へと視線を移す。その色合いは両親のことを思い出させた]
…絵の知識は母から、染色の技術は父から。
そして俺が寂しくないようにと、二人はミハエルを、遺してくれた。
俺は両親とミハエルから沢山のものを与えられた。
…俺には、遺してやれるものはあるのかな──?
[ミハエルにも、この村にも。そんなことを思いながら、先日のミハエルとの話を思い出した]
甥か姪、なぁ。
ユーディットには偉そうなことを言ったけど。
本当に、難しいよ。
[苦笑を漏らしながら呟く。今しばらくキャンバス眺めてから作業台を離れ。しばらく散歩に出ることにした。何となく、皆の顔が見たくなったために]
─ →自宅・外─
[家を出たところでミハエルがこちらにやって来るのが見えて]
ミハエル、どうしたんだい?
[笑んで、何か用かと*問い掛けた*]
―エーリッヒ宅―
[軽く撫でられ、ふに、と目を細める。
いつもと変わらないやり取りは、気持ちをだいぶ落ち着けてくれた]
それじゃ、ディは、かたつむりのとこにいくよ。
……リィにい、ありがと、ね。
[ちゃんと聞いてくれて、と、笑って。
随分ましになった足取りで、とてとて、奥の小広場へと歩き出す]
―村の通り―
あ……ミィ。
[少し進んだ所で、金の髪を目に止めて、ちたちた、と手を振る]
ミィ、もう、大丈夫?
[それから、投げかけるのは、こんな問いかけ]
さっき、ミィ、すごく、辛そう、だったから……。
ディは、大丈夫、だよ?
転んじゃったけど、リィにい、手当てしてくれたし。
……ちゃんと、ギィにいのとこにも行くし……。
[ちゃんと、と言いつつやや逃げ腰なのはある意味いつもの事]
でも、その前に、かたつむりのとこに行かないとなんだ。
じいちゃの友達。
報せてあげないとだから。
[ましになったとはいえ、まだ覚束ない足取りは心配させるかも知れない、けれど]
に、大丈夫、だよ。
ちゃんと、気をつけて行く、ってリィにいにも言ったし。
約束は、ちゃんと、守るから。
[笑いながら、こう言って。
またね、と手を振り、奥へと向かった]
―洞窟奥・苔の小広場―
[たどり着くまでに時間がかかったのは、いつも以上に気遣いながらの歩みのためか。
ともあれ、ふわふわとした苔の広がる場所に着くと]
……おーい。元気、かい?
[いつものように呼びかける。
間を置いて、現れたのは、色鮮やかな殻のかたつむり。
その殻を、ちょい、とつついて]
あのね、かたつむり。
じいちゃ、ね……。
[ぽつぽつ、と始まる語りの内容を理解しているのか。
かたつむりの触角は、どこか、力なく見えた**]
─村の通り─
ふ、ふ、ふ。
イレーネからも…レナーテからも聞いてみたいのだよ。
それに、最初からなんでも上手くできるものはいないのだろう?
[上手い下手などは気にすることはないぞ、と。
走っていった先で一度振り返りレナーテに笑い答えて>>63。]
─村の通り─
[エーリッヒの家に向かう途中、茶の髪の友人が手をふるのにとととっと走る勢いを殺した。]
ユーディ。
ああ。…うん。
うん。哀しかったり、辛かったり……
苦しかったりしていなかった、と。
言ったら嘘には、なるけど
[心配の言葉に、真顔を向けてから──たは。と情けなく笑った。]
うん。でも。
今は──大丈夫だ。
ちゃんと……逃げず向き合えている、と思う。
[自分の胸に手を置いて。だから、大丈夫。と、そう答えて、]
[ただ、先に出た、ユーディの、自分に向けた大丈夫、と言う言葉には翠を眇めて]
……、…ほほう?
[逃げ腰の様子には、じとり。と目を半眼にした。]
…ユーディー?
[ひょい、と手を伸ばして、撫でるのではなくて押えるようにわしわしと頭を──少し乱暴に揺すって]
当たり前だ。ちゃんと、
ゼルギウスのところにも行くのだよ?
それと。
ユーディも、……、
……無理はせずに。
辛かったら辛い、とちゃんと言っていいのだよ。
無論。友としてはユーディが苦しくない事を願うが。
けれど、ユーディが苦しいと思っているなら、
……それに蓋をするよりは。ちゃんと向き合いたい。
[ぽん。と。軽く撫ぜて、茶色の頭を離し]
甘えてもらえると、嬉しいんだと言っていた。
それも、…ちょっとは、わかるからな。
……足。
痛いのを治す方法がわかっているなら、
無理はしないことなのだよ?
[じいちゃのかたつむり。のところに行く、
というのには、やや心配気に、うん。と頷いて]
…わかった。約束、を、信用しよう。
[腰に手を当てて大げさなくらいに大きく頷いて、また。と、それに手を振って]
─エーリッヒの家前─
[駆け足で到着すれば家の前に兄の姿]
エーリ兄!
[名前を呼んで走りより]
うん。
……語り部たるものとして伝言を伝えに。
そこで、ユーディに会ったから
もしかして、もう聞いたかもしれないと思うが
[息を吸って、一拍の間をおいて、
自分よりも濃い翠を見上げて]
死神の刻がきて。
……ギュン爺様が、連れて行かれた。
[押えた声で、兄へ向けては避けた話を伝えて]
いつ……、
誰がどうなるかわからない。
「後悔のないように。」
[兄に伝えるのは二度目の言葉。
言い終えて、胸に手をあて──息を吐き出す。]
今は、それだけなのだよ。
エーリ兄の顔が見れて安心した。
[笑って、ふわ。と洞窟の中では、あまり感じない空気の流れに不意に後ろを振り向いた。]
────、
[ゼルギウス?と、声ではなく唇の動きで呟いて
ぱち。と翠が瞬く。びく。──と、一瞬だけ、肩が揺れて]
……
[けれど、ギュンターの時とは違い──
途切れる様子のない気配に、ゆっくりと息を吐いた。]
……ちがう。か。
[ぽつ。と、少し複雑そうな呟きひとつ。
兄の方へ振り向いて]
うん。これから……、昨日の約束どおりに、
狩りに行ってくるつもりなのだよ。
[慌しくてすまない。と、兄へ告げて、引き止められなければ、イレーナやレナーテと合流するつもりで*いる*。]
─自宅前─
[駆け寄って来るミハエルをその場で待って。告げられた無いように、嗚呼、と声を漏らす]
───うん、さっきユーディットから聞いたよ。
刻が来ているのも、知ってた。
じっさまから聞いたからね。
[浮かべる表情は常の穏やかな笑み。後悔の無いように、と言われると表情を変えぬまま一つ頷く]
ミハエルも、「後悔の無いように」。
やりたいことを、やるべきことをやっておいで。
[言って、妹を見詰めている濃い翠が細めた]
[不意に後ろを振り向く様子には首を傾げて。けれど深く問うことはしなかった]
ああ、行っておいで。
くれぐれも気をつけて。
[狩りへと言われると再び頷きを返し。イレーネ達に合流すべく移動する様子を見送った]
─村の通り─
─…うん、わかった。
ありがと、ゼル。
[小さな舌打ちの後続いた彼らしい言葉に、泣きながら苦笑と嬉しさの入り混じった微笑みを浮かべて。
それからしばらく、黙ったまま歩いていたが。]
ダメ、かな。
…ごめん、いやならい…
自分の頼みに対して、歩みを止めて溜息をつくその背を見れなくて視線を逸らしながら謝りかけたところで、ゼルが急に振り返り。
泣き顔は見せたくなくて目を擦って慌てて俯いたものの。]
─え…?
[彼の手が、自分の手を掴んだのに驚いて顔をあげた。]
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