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//中の人発言//
むう。先手を張られたか。
これをされると、仲間の少ない身としては、結構無理があるなぁ。
ふむ・・・。
調子が悪いどころか。
ディーノのおかげですこぶる良いのだけれど。
[扉を開けながら]
[小さく苦笑する]
下手に拒絶を続けてもまずいわよね。
適当に相手をしておきますか。
〔雑貨屋の扉が開く。厳しい表情のフラン、その口から紡がれた言葉〕
〔誰にも会いたくなかった〕
〔どうしてそう思ってしまうのか、思考の流れは推測できた〕
…悪い。
あー…、迷惑なら、すぐ帰るよ。
煙草だけ…。
悪い…。
〔軽々しく、元気を出せよ、とも言えず。店の中に入っていいのかどうかもわからず〕
〔フランから視線をそっと外して、生やしっ放しになっている顎鬚を撫ぜた〕
…いいよ。
ランディなら。
だって、信じてくれるんでしょう?
[小さく首を振って]
[どうにか微笑を浮かべ]
[店の中へと誘う]
凄い汗かいてる。
タオル持って来るね。
[奥に入れば]
[出されたままの湿布薬と布]
[強い薬の匂いが漂う]
//中の人発言//
いかん。
レッグと話し合いたいのに、時間見たら、ほぼ更新後か、更新ギリギリにしかいない(笑)
参ったなー。
/中/
頑張ってください(汗)
今日は色々な意味でそちらの見せ場だと思うので。
基本部分はまたお任せしますよ。
ああ、レッグのいる時間(汗)
うーん、必要ならば多少伸ばすのは大丈夫らしいので。
メモで相談してもいいかもですね。レッグだけにではなく、生存者全体に相談する感じで。
〔無理に笑う姿が痛々しかった〕
〔だが、誘われるままに店に入るしかなく〕
〔ふと鼻を突く、薬の匂い〕
うわ。強烈な匂いだな。
俺の煙草からも、湿布の匂いがしそうだぜ。
〔ゆるりと店内を見回し、目当ての煙草を棚から取り出す〕
//中の人発言//
・・・むう。決めた。
とりあえず、自警団員は舌先三寸で追い払う。
その後、票が集まって死ぬなら、そのときはそのときにしよう。
[タオルを手に]
[奥の部屋から戻る]
[白いタオルを手渡しながら]
ああ。
ここんとこずっと作り続けていたからね。
でも作った端から消えちゃうから。
…あたしにも染み付いているかも。
[肩を竦めて]
[確かに身体にも染み付いた匂い]
ごめんね。
薬草臭い煙草だなんてさ。
まあ、身体にいいとでも思って?
[小さく笑う]
〔霊を言い、タオルを受け取って汗をぬぐう〕
〔勧められるままにそこへ腰掛け、胸にたまった空気を吐き出す〕
〔ややあって。
…シャロンとディーノがお互いを占い、人間判定をしたこと。
…パトラッシュが自警団に撃たれ、命を失った事。
…それなのに、ディーノが人狼に喰われた事。
…その事実によって、疑いの晴れた自分が独房から出された事、などを。
自分自身でも整理するかのように、淡々と説明した〕
[整理された説明を]
[時折頷きながら聞いてゆく]
そう、なんだ。
じゃあディーノは人狼じゃなかったんだね。
庇ってたからパトラッシュは人狼じゃ無いってこと?
[一瞬疑うような顔をするが]
[すぐに思い出して]
ああ。
エリカちゃんには死んだ人の魂が分かるんだっけ。
ランディが出してもらえたってことは、そういうことかな。
[窓の外を見る]
じゃあ、残る占い師はシャロン?
これからはシャロンが人狼を探してゆくのね。
〔吹き抜ける風が気持ちいい〕
〔汗が引いていくのを感じた後、広場のほうへ視線を投げたまま問いかける〕
…なぁ。
ノブを占った日の、シャロンの言葉。
覚えてるか?
「人と断定できるのは、自分がその狂人だったときに、人狼とコンタクトをとっている人だけ」
俺が宿屋の主人から聞いた御伽噺にゃ、そんな奴は出てこなかった。
いったい、何処から仕入れた情報なんだろう。
同じように旅をしてたディーノは知らなかったみたいだし。
なぁんか、引っかかってよ…。
〔残る占い師はシャロン、と言うフランの言葉に、怪訝な表情を向ける〕
おい、人狼伝承では、能力を持った人物は一人ずつしか出てこなかったんだが。
フランは、シャロンを信じているのか?
厄介な星があと一つ。
否、それを守る星とで二つ。
…先に守護の星を砕かなければ。
恐らくはずっと張り付いているグレッグ。
そして姿を見ることの少ないカルロスは。
疑惑の種を撒くのに最適でしょうね。
[説明を聞きながら状況を整理して]
[残る星を考える]
[この先をどうするかを]
[外が騒がしい。
どうやら、自警団員達がシャロンを探していたようだが、元より、逃げるつもりも、隠れるつもりも無い。
シャロンは、宿屋の自室で、冷たい笑みを張り付かせたまま、自警団員を待った。
―――ややして、宿屋の扉が荒々しく開かれた。
ごく単純な場所に、やっと気づいたようだ。
足音はだんだんと大きくなり、
自室の前で一度止まった。
そして、
次の瞬間、さらに大きな音で扉が開かれた]
あらあら。
みなさんお揃いで。
そんなギラギラした目で、私に何の御用かしら?
「とぼけるな!
お前が、我々を外に連れ出した後に、占い師候補であるディーノが死んだ!
それは、お前が狼を手引きしたとしか考えられないだろう!」
・・・愚鈍な考えだこと。
「まだあるぞ!
お前は我々にあの犬が人狼だという考えを受え付けた!そして、お前が偽者で、狼とグルだということはすでにリークされているんだ!」
・・・ただ、勝手に妄想に踊らされただけじゃない。
「うるさい!
いいか!?拷問にかけてでも、狼の居場所を吐き出させてやるからな!覚悟しろ!」
まあ、怖い。
もっとも、何人かは拷問という名を借りて、私を犯そうと思っている人もいるようだけど?私が・・・狼の仲間だとかそんなことも関係無しに、自分の欲望を満たそうとする下衆な人間・・・。
「・・・っ!?」
[少しだけ、自警団員の間にどよめきが起こった]
・・・犯したいならどうぞ?
見せてあげる。私の全て。
[そう言ってシャロンが、上着のボタンを外し始めた。
ゴクリと生唾を飲む音と、少しだけ理性のある人間の「よせ!」という叫び声。
一種のパニック状態が起こった。
―――そして。
その上着を全て脱ぎ捨てたとき、騒ぎは一瞬にして収まり、全ての人間は青い顔をして、その場に蹲ることとなった]
さあ―――?
どうしたの?見たかったんでしょう?
[―――その衣服の下は、見るも無残に焼け爛れた姿で、正常な人間の持っている体ではなかった。
皮膚が溶け、そして、捻じれたように固まり、透けたその肌からは、少しだけ内臓が見えていた]
[そのとき、全ての人間の思考回路は止まった。
そのスキを見逃さずに、シャロンが冷たい笑みを浮かべながら叫んだ]
―――聞け!愚かなる者たち!
私は占い師!
人間と人狼を区別する者!
狂人は死んだ!人狼も死んだ!
何を迷うことがある!
論理的な思考を持て!
人間が殺されたとき、誰がいなかった!
その者を討てば良いだけだ!
人間を殺すヒマなどない!
人狼を、人狼を殺せ!
「・・・」
[一瞬の空白に暗示を入れるのは一種の催眠療法。
よほど、気の強いものでしかこれに対抗することは出来ない。
ややして、自警団員は、のろのろとした声でこう言った]
「そう言えば、そうか・・・。
俺達は、人狼を殺さなければいけないんだよな・・・」
[ボーッとした様子で、来たときとは真逆にゆっくりとした足取りで、宿屋を出て行った]
ふう・・・。
なんとかうまくいったかしらね。
でも、いつ正気に戻るかは分からない。早ければ今夜・・・。
その今夜さえすぎれば、私の勝ち。
明日、正気に戻り、そのとき、また私を殺したくなったら、そのときいらっしゃい・・・。
そのときは・・・全員道連れですけどね。
うふふ・・・。
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