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俺は大分暖まったから離れてても大丈夫だ。
[ウェンデルの言葉にそう返して、
ダーヴィッドに対する言葉に冷たい視線を向けられれば]
はい、反省してます。
[顔を伏せた。
ダーヴィッドの言葉が聞こえてくる。
勝手に増やしたりとか、色々なことわめいてる様子に返す言葉はなかった]
青い…花ね…。
[呟くコエ、
口の端が僅かにあがる、顔を伏せてるので誰にもそれは見えなかっただろうが。]
そうかヘルちゃんが…エサか……。
[表ではなんでもない風を装いながら、人狼としての意識が強く現れる]
─二階・フォルカーの部屋─
んー、良いんじゃない?
[出迎えの言葉にクス、と笑いを零した。いつものフォルカーの笑みを見て、イレーネも安堵の色を見せる。促されるままにトレイを机の上に置いて。ティーポットからカップに紅茶を移す。寝台の上に腰を下ろすフォルカーへと、カップを手渡した]
今朝のこと、って言うと…。
[少し考えて、一つ頷いた。自分の分の紅茶をカップに移すと、椅子へと座る]
───全部を把握してるわけじゃないけど。
エルザさんが人狼に襲われて、……ライさんが、殺されたのは、知ってる。
[誰に、とは言わなかった。実際はその目で見ていた。止めを刺すところまでは見ていなかったが]
大胆じゃないってルデイン殿…。
[カップの一撃は顔を下に向けさせ、後頭部に瘤をつくった。
阿呆で十分とばかりにヘルミーネはぎろりと睨みつける。
それ以後はこちらを見もしない。覗き魔には当然の処置であるが、それよりも苛立っている、どこか心ここにあらずといった面持ちだった。
超信じていない目は、見えてないけれど刺さる刺さる。]
ちっ、があああああう!!!
[変態に反論して叫んだものの、ウェンデルの言葉のほうがより重くかつ重要な響きを醸し出していただろう。]
……。ダメです。
もう一つ椅子を持ってきて座りましょう。
[妥協案を出した。
反省の言葉には、冷たい目をすぐにやめた。
向けるのはダーヴィッド一人だけである]
女性の裸とか、ダメです。絶対。
ふしだらです。
―二階:自室―
[受け取ったカップを両の手で包み込むと、人の肌とは異なる暖かさが手のひらに伝わる。薄っすらと立ち上る湯気に、少年はまなこを細めた]
……うん。
[その柔らかさも、相槌を打つときには溶けて消えてしまう]
ライヒアルトさんは、僕が、殺した。
[己で、確認するよう、ゆっくりと音を紡ぐ。
器を満たす紅茶へと落としていた視線を上げて、少女を見やった。
反応を、窺うように]
[カップの直撃を食らうのも、もう当然だという目をしていた。
敬愛する心の神の裸を見たのだから、しかも余計な事を言ったのだから、それくらい当然である。
彼女のかわりといわんばかりの視線を向けている]
何が違うっていうんですか、変態。変態。
[二回も言った。
言いながら、ふと気づいて、首を傾げる]
修道士さんは、変態…じゃなくて、人間だったんですか?
─二階・フォルカーの部屋─
[気を落ち着けるよにカップに口をつける。幼馴染の相槌を聞き、次いで紡がれた言葉を聞くと、何とも言えない、複雑な表情になった]
……本当は、フォルが、ライさんを突き落とすところを、見てたの。
びっくりした……何が起きたのか、分からなかった……。
[こちらを見る視線を見返すことが出来ず、今度はイレーネが紅茶へと視線を落とした]
―広間―
[見たの見てないの、変態だのと騒ぐのを時々茶々入れながら楽しげに見ていた。
きっと、隣にはローザがいて…そこに何よりも安堵を感じていた]
あのな、ローザ…
[やがて、食事をとり終えた頃、ふと、何かを言いかけて黙る。
一度、自分の気持ちの整理をしてから、と思ったのだ。
だから、なに、なに、と言わても明日な、と言って席を立つ]
お先に、部屋に上がらせてもらうよ。
[広間の面々に声をかけて、2階へと]
悪いな気を使わせて。
[出来るだけ平時を装い、もう一つ持ってきた椅子に座った。
ウェンデルがちょっぴり怖い。
ダーヴィッドに心の中で合掌しながら]
まぁ、どっちにせよ見たダーヴィッドが悪いよな。
事故だとしても…。
[呟くようにそう言った。]
そっか。
[驚きはしたものの、表面に出るまではいかなかった。
視線を正面へと戻し、カップに口をつけて紅茶を啜る。味はよく、わからない。ただ、あたたかさだけが口内に広がっていく]
……しなくちゃいけない、って思ったんだ。
早く――早く、人狼を、って。
[こく、と小さく喉を鳴らす]
誰でもよかった。
別に見たくて見たわけじゃな――――。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
[ウェンデルに反論するように言いかけて、流石にそれは言いすぎというか、見たくない体って失礼だろうと思い至れたのでヘルミーネに謝った。とっても謝った。
当の本人の反応は――怖くて見てなかったが。
変態がふたつ、さくさくっと刺さったところで、虚を突いたように問いかけられて。]
へ?ああ。グラーツ殿は狼じゃな――――
[素直、と言わんばかりにこっくり頷いたら―――もう一個カップが後頭部に飛んできて、意識は数瞬*飛んでいった。*]
─二階・フォルカーの部屋─
[視線を落したまま、もう一度カップに口をつけた。渇きそうになる喉を湿らせる]
…人狼を捜しての、行動、だったんだね。
実際は、どうだったのかな───。
[そう紡ぐ声は、少し硬かった。誰でも良かった、と聞くと視線はフォルカーへと戻って。机にカップを置くとフォルカーの傍へと寄った]
───喩え、ライさんが人狼では無かったとしても。
ボクは、フォルを責めないよ。
やらなきゃいけないことを、人狼を捜そうとしたんでしょ?
捜さなきゃ、みんな食べられちゃうから……。
[ベッドに座るフォルカーの隣に座り、近い方の相手の手を両手で包もうと手を伸ばす]
誰なのか分からないなら、取れる手段は限られるもの。
青い、花?
[届いたコエに疑問を乗せて返す。次いで聞こえたコエから誰がそうなのかを理解して]
ミーネさんも、花あるんだ。
美味しいのかな。
昨日は喰べ損ねたし、喰べてみたい。
[聲に願望を乗せる。日が暮れるにつれて、月の影響を受ける獣の意識が顔を覗かせて。日中はあれだけ惑っていたにも関わらず、欲望がすんなりと出てくる]
/*
そうなる、のかなぁ…。
フォルと心中出来るならそれでも良いんだけど。
フォル残して旅立つのも良いかな、とか。
ね、明日で終わりそうだね。
/*
とりあえずオトフの行動見ながら、
こっちの行動決定していきましょうか。
人狼COばりばりでローザ殺すつもりでしたが、
とりあえず文章修正中。
―2階・自室―
[部屋に戻るとまっすぐ机に向かう。
大き目の封筒を、持ってきた資料の束の中から抜き出し、恩師の名を宛先として記した。
それから自分が書いた報告書を取り出して、化石の欠片の入った小瓶と一緒に封筒へ。
『もし、俺に何かあったら、これを投函して欲しい。
この村の、廃坑調査についての報告書だ』
レポート用の紙を破いたものに書いたのは、誰かへ向けての伝言だった]
俺も、いつやられちまうかわかったものじゃないからな。
[呟きながらも、死ぬわけにはいかないと強く思っていた。
今迄ならば人狼に食われてしまったとしても、死ぬことで空の向こうで
待っている人に会えるならと受け入れてしまうのだろうが、今は違う。
その笑顔を護りたいと思う人がいたから。
だから、死ぬわけにはいかない、と]
/*
あー?
いっそ先手とってCOしちゃうのも手、なのかな?
暴れた方を先に対処せざるを得なくなるし。
未だにユリさんが狂信者で良いのかものすごく迷うところなので、良手とは言えないかもしれないけど。
今日ボクで明日ユリさんで明後日に最終決戦、が妥当なんだろうか…。
ボクが告発されてもフォルがオトさんに向ったらまた展開変わるかー。
キリングは普通にやった方が良いのか、これだと。
悩みどころ。
―二階:自室―
たぶん、違ったんじゃないか、とは、思ってる。
夜が更けて、明けて、朝になったら――分かるかな。
[爪先でカップの表面を擦る。かり、と微かに音がした。
片手が、自らの体の上に滑り落ちる。
分かるとすれば、それは、人狼による襲撃の有無によって。]
……レーネ、
[落ちた手を取られて、視線が少女の方を向いた。
頭は上下ではなく左右に振られた]
そう、そう――……だけど、そう、じゃない。
みんなの中に、人狼なんていなければいいと、思っている。
でも、否定しようとすると、苦しくなる。人狼を捜そうと思うと、気分が落ち着く。
ううん、むしろ、
[高揚するのだとは、言えなかった。声は途切れる]
早く、終われば、いい。
[誤魔化すよう、別の言葉を継いだ。手にしていたカップの中身を飲み干して、傍らに置き、少女の手に自分の手を重ねる]
エルザ…お前は許してくれるだろうか。
いや、許して欲しい。
[机の上に両の肘をつき、祈るような姿勢で呟いた。
あの時失われてしまった命は、二つ。恋人と、そして、恋人に宿った、新たな命。
それからずっと、心の奥底では罪の意識に苛まれ、誰をも受け入れることが出来ぬまま、
好意を持ってくれた女性を傷つけてしまうこともあった]
あの子は、傷つけたくないんだ。
[その想いは、偽りのない強いもの。
明日、すべてを話して、それでも頷いてくれたなら…]
嫁に行く日になるかもしれんな。
[誰もいないのに冗談ぽくなるのは気恥ずかしかったからか。
その晩はまるで遠足を前にした時のような高揚感を覚えながら、*眠りについた*]
/*
ああ、私がとっとと出て引き伸ばさせるのも手としてはありますね。
それでイレーネは明日死亡とかも手ですね。
私に人質にとられながら、でも私が死んだ後にオトフリートに摘発されるみたいな。
/*
いっそ、二人一緒にでて今日私、明日イレーネもありかなと。
そんなことを思ったり。
この手法だと、村人にもクライマックスもう来てますよが伝わりやすい利点はある。
─二階・フォルカーの部屋─
分かる…のかな。
[言葉は曖昧に落ちた]
否定しようとすると、苦しくなる───?
[似ていると思った。自分の内なるものに。けれどそれは口に出さないようにして]
フォルは、捜す使命を負ってる、のかな……。
[代わりに零れたのはそんな呟きだった。少し考え込んでいると、包み込んだ手に相手のもう片方の手が重なった]
…うん、早く終われば、良い。
もう、こんな悲しみばかりの状態は、嫌だ。
[それはまごうこと無き本心。きゅ、と握っていた手に力を込めた]
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