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―狩場―
[イレーネとレナーテ、二人からの問いに振り返り]
戻ら──ない、と。
[ぎゅ、と拳を握り、イレーネの声に頷く。落ち着いていられないのは、ユーディがそうであったようにか。]
…っ
[ふたりから"離れない"の約束が、そのときだけは、頭から飛んでしまって駆け出しかけて]
[── 走り出す前に。手を捕まえられて、
はっと、そちらを見上げる。]
… レナー、テ。
[ぐ、と息を飲み込んで]
うん。
[ぎゅ、と震える手で、手を握り返して、笑う。少し、情けない笑みになってしまってはいたかもしれないけれど。]
─村中─
[手の震えがおさまる頃には── この状態は、気恥ずかしい。と真顔で伝えて、兄らしく、イレーネをちゃんと心配するように。と、促したか。]
ゲルダ、も?
[戻り、エーリッヒから、もう一人の事を聞いて>>59
顔を、ゆがめた。口を開いては閉じ、また開き、言葉を探して、見つからないように喉元に手を当てて]
そう、か。
うん。… わかった。
ボクも、…そちらだと、…嬉しい。
[茸の名の伝言を聞いて、頷き。]
ゲルダは、…なんといってくれるか、わからないが。
[ぐ。と左手を右で押えて]
……兄。 他に、伝えて、いない人は?
[そう尋ねたのは、たぶん口実で]
ん。ちょっと走ってくる。
── 大丈夫だ。村の中のことなら、
歩き回っているだけあって迷うこともない。
[そう言いながら──、たっ。と、駆け出すのは、
いつも忍び込んでいた*ウェンデルの家のある、方角へ*]
─村の通り─
ふに? ちょうどいいって、なに……。
[エーリッヒの言葉に、瞬きを重ね。
伝えられた内容に、え、と短く声が上がる]
ルゥねえ、と。
ウェル、が。
[零れ落ちたのは小さな呟き。
籠を抱える手に、ぎゅ、と力がこもる。
ほんの一瞬、泣きそうな顔つきになるけれど、でも、泣きはしない]
……そ、か。
[やや間を置いて、零れ落ちたのはこんな呟き。声は小さくて、微かに震えていた]
[皆に報せに行く、という二人。
一緒に来るか問われて、少し、黙り込む]
……歩き回って、治り、遅くなると。
じいちゃ、安心、できない、から。
細工のことも、ある、し。
[間を置いて、首を横に振りつつ返した言葉は小さなもの]
……ティも、リィにいも。
無理……しないで、ね。
[それから、無理に作ったようにも見える笑みでこう言って。
とたとた、先に向かうのは、糸紡ぎの工房**]
─回想/村の通り─
[ユーディットに事の次第を伝えた時。泣きそうな顔が見えて、反射的にその頭を撫でた。それが微かに震える声を落ち着かせることが出来たかは定かではない]
…ん、そうだな。
それじゃあ俺達は他を回って来るよ。
[足のこととギュンターの話を聞けば、その方が良い、と告げてユーディットの頭から手を退かし。無理に作ったような笑みと言葉を向けられると、一度心配げな表情になってから、いつもの柔らかい笑みを浮かべた]
俺は、大丈夫。
[そう返して、ユーディットが去って行くのを見送る。誰かが消えてしまうのは『刻』が来たことを知った時に覚悟していた。だからこそ、今こうして他より比較的落ち着いて行動することが出来ていた]
─回想・了─
─村の通り─
[狩りに行っていた三人を捕まえ事の次第を伝え。その反応を受けながら、どこか言葉にならないミハエルの頭を撫でる]
あと報せて居ないのはユリアンかな。
ゲルダのことは知ってるから、ウェンデルのことを報せることになるか。
……分かった。
気を付けて。
[走って来るとの言葉には、いつも通りの受け答えをして。ミハエルの頭から手を退かすと、駆けて行く様を*見送った*]
―狩場―
[震えるミハエルの手をしっかりと握った]
[泣きそうにも見える笑みには落ち着いた微笑を返す]
分かった。
けれど戻るのは一緒にだよ。
[気恥ずかしいと言われてゆっくり手を離す]
[支度を終えて寄ってきたイレーネを見た]
[顔色の悪い妹の肩を軽く叩く]
[視線が合えばしっかりと頷いた]
[少女二人に合わせ]
[だが出来るだけ急いで村へ戻った]
─村の通り─
[エーリッヒの姿を見つける]
[同時に彼もまっすぐこちらへ向かってきた]
ウェンデルとゲルダが狩られた。
もう二人も消えてしまったのか。
[淡々と確認する]
[一見では普段と変わらないようだった]
…そうか。
[兄妹の会話には口を挟まず横にいる自分の妹を見る]
[ぽふりとイレーネの頭に手を乗せた]
[撫でるのではなくその位置に置いたまま軽く目を伏せる]
[静かに話を聞いていた]
─村の通り─
[駆け出すミハエルの後ろ姿を見送る]
[追いかけることはできなかった]
ベッティも大丈夫かい。
目の前でというのは衝撃だっただろう。
[目撃してしまったというもう一人の少女を案じて尋ねた]
[気丈な様子を聞けば静かに頷いて安堵した]
無理をすることはないけれど。
やはり出来るなら笑顔を多く見たいからね。
─村の通り─
私は家に戻るよ。
狩ってきたのをそのままには出来ないから。
[話が途切れるとそう言った]
[小さく膨らんだ革の袋を見せる]
これは少し干してみようかと思ってるよ。
それじゃ。
[軽く手を振りその場に*背を向けた*]
―夢の中?―
[エーリッヒへと伸びた影、それが直接刈ったわけではない。
ただ、傍にいたものに触れて、消えるのを見ていた。
消えるその直前に、それがウェンデルだと、どこかで感じることができた。
ぼんやりと誰かが泣くのが聞こえる。
伸ばす手は、届かない]
大丈夫?
[かけるコエも、届くことはない。
唯一つ届く先だった、彼女からも返るコエもない、一人の世界**]
―自宅―
[俯いたまま、帰るという言葉には頷きで返す。
そうして去り際の言葉に頭を上げた]
……ああ。
どうせ行くつもりだったしな。
[返した声はやや低いもの。
エーリッヒを見送って、一度家に*戻る*]
─狩場→村の通り─
[支度を終えると、兄がミハエルを落ち着かせているところで。
レナに軽く肩を叩かれるとその目を見て頷き、村へと向かい走った。
動揺していたのか、途中足を草葉にかすらせ軽く数箇所切ってしまったもののほかは何事もなく村に着いた。]
─村の通り─
[村に着くと、エーリがこちらへと向かってくるのが見え。
彼の説明を聞き、ウェンだけでなくゲルダも消えてしまったことを知った。]
ウェンだけじゃなくて、ゲルダ、も。
[彼女と最後に会ったのは、ギュン爺が刈られたと知ったあの時。
木苺を詰めた籠をぎゅ、と胸に抱いて顔を伏せた。
不意に頭に軽い重みを感じて、兄が手を乗せたのだと知り。
顔をあげないままに、兄に小さな声で呟いた。]
…パンのお礼、言いたかったね。
木苺も、ゲルダの分。つんできたのに。
[泣き顔は見せたくなくて、顔はあげられなかった。]
─村の通り─
[ミハエルがこの場を離れるのに気付くと、あわてて目元を拭ってそれを見送った。
兄がベッティを気遣うのを見、同じように心配そうに見るもなんといえば良いのかわからず、ただ肩に手を乗せた。
家に戻るという兄に、兄さん、と声をかけ。]
あたしはもう少し、ここにいるね。
また、後で。
[ベッティを一人にしてはおけなくて、そう微笑んで兄を見送った。]
─村の通り─
エーリ、ベッティ。
…あのさ、木苺食べない?
今採ってきたところだから、甘くて美味しいと思うよ。
いっぱい、採ってきたんだ。
[目の前でウェンが消える所を見てしまったなら、おそらくショックも大きいだろうと思ったけれど、それについて何を言うこともできなくて。
エーリとベッティにそう言って笑いかけた笑みはぎこちなかったかもしれない。
草葉で切った足の痛みに気付くのは、*まだ先。*]
─村の通り─
[レナーテとイレーネ、それぞれから問い返されるように言葉を繰り返されると、肯定の頷きを返す。狩って来た物を処理すると自宅へ戻るレナーテには、了承の言葉と共に見送った]
木苺かい?
良いね、少し貰おうか。
[ぎこちない笑みを受けて勧めに甘んじる。いくつか貰い、その一つを口にして。飲み下したところで静かに口を開いた]
……イレーネ、すまないけど、ベッティのこと頼めるかな?
ちょっと、やらなきゃいけないことがあるんだ。
[ベッティにも視線を向けて、離れる旨を伝える。ついて来ると言うならば止めはしなかっただろう。それを伝えたなら自身は自宅へと足を向けた]
─糸紡ぎの工房─
[エーリッヒたちと別れた後、向かったのは工房。
師に事情を伝えて、細工に使う糸をわけてもらう。
その時投げかけられたのは、大丈夫か、という問いかけ]
……ふに?
ディは、大丈夫だよ?
手当てもしてもらったし。
[こてり、と首を傾げて、笑ってみせる。
いつもと変わらない様子は、逆に違和感を与えたようだが気にした様子もなく。
とてとて、と変わらぬ調子で自宅へと]
─自宅─
[家に帰り着くと、出迎えたのは不安げな様子の母で。
先と同じ、大丈夫、という言葉を繰り返す]
でも、ね。
ルゥねえと、ウェルが……。
[二人が消えてしまった事を告げる時は、表情はやや陰る、ものの]
……ディ、細工、続けるよ。
これだけは、ちゃんと、完成させたいから。
ギィにいにも、大人しくしてるように、言われちゃったし、ね。
[すぐに笑ってこう言って、自室へと引っ込んだ]
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