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[邪魔した当人、アルカの追ってくる気配のない事が、気にかかる。一緒にいたエリィゼは無事だろうか?魔は、人を傷付けるようなことはしないとは、判っていたけれど]
[エリィゼにだけ伝わるコエを今は使おうとは思わない。これからしようとしていることは、彼女には知られたくなかった。いや、誰にも、だ]
『コワイ...』
(自分自身が)
『タスケテ...』
(誰かを傷付けてしまう前に)
『ドウシテ...?』
(どうして、自分は生まれてきてしまったのだろう?)
― アルカの家→ ―
[駆け出そうとして聞こえたのは、重いものが崩れるような音>>41]
えっ?
[アルカがそちらに向かうのをみれば、騾馬が倒れていて
そんな事をするのは一人しか思いつかなかったから]
ごめんね、アルカお姉ちゃん…
[それだけを残して、クレムを探すために駆け出した
その後の独り言>>43には気付かないままで]
― 村 ―
[遠くに探す相手の影を見つけて駆け出そうとして、聞こえてきたポラリスの声>>29に立ち止まる
ヒューゴを呼ぶ声は、誰かが倒れたことを伝えるもので]
アルビーネお姉ちゃん?
お姉ちゃんも眠らされちゃった、の?
[昨日、誰よりも頼りになる、と言っていたアルビーネ
彼女を診たヒューゴがいつもより辛そうに見えたのは気のせいだろうか?
彼女を眠らせる必要があるのが誰か、ポラリスには何かが判っているように見えて]
お姉ちゃん、見つけた、の?
[森へ行く、というポラリスにそう尋ねる。森には「彼」がいるから
返るのは、肯定だろうか。困ったような表情は、多分隠せなかっただろう]
……ごめん、なさい。
[小さく零すのは謝罪の言葉。クレムの事を知っていたのだと、そう打ち明けて]
……どうしても、封じないといけないの?
[零した声はポラリスには聞こえただろうか
自分は知っている、「彼」が悪意を持って眠らせたことなど一度もないこと
とても、とても優しいこと
だけど、それは、自分も少なからず祈り子の影響を受けているせいでそう思うだけなのかも知れず
答えを見つけるには少女はまだ子供だった
だから、ポラリスや、もしかしたら追いついたかもしれないほかの人の言葉を、ただ聞いているしかなかった。
一緒に行く、と言ったならポラリスには止められたかもしれない。だから、その時は見送った、けれど]
やっぱり、行かなくっちゃ……
[ヒューゴがアルビーネを家に運び込む、その一人になった隙に、森に向かって駆け出した]
― →森の中 ―
[森の中、やっと見つけた二人は、とても真剣で
声を掛けられる雰囲気じゃなかったから、話し声が聞こえる所で立ち止まって
クレムには、こちらの姿は見えるだろうか?
「コエ」が聞こえないのが少し不安で、だけど、こちらから「コエ」を送るのも躊躇われて
ただ、何も出来ないのがもどかしく思いながら、二人を見ていた]
……お兄ちゃん?
[暫く途絶えていたコエが聞こえて
それは、とても混乱したような、怯えたような
ポラリスにも「魔」にも、誰がそうなのかわかってしまったから、大丈夫、なんて言葉は意味がないのかもしれない、けれど]
……だいじょうぶ、だよ
[自分に出来ることなんて、これくらいしかなかったから]
………皆が、同情で貴方に接していたと、本当に思ってるの?
[声にも込められる憤り。
じっとクレムを見詰める]
同情で相手をしてもらってるなんて思ってるなら、それは他の人に失礼だわ。
…ソーヤは貴方が来てから、本当に楽しそうにしてたわ。
それも同情だと言うの?
役に立たないと思うなら、役に立ちたいと思わないの?
身体が弱くても、やれることはあるはずよ。
ねぇクレム君……お願い、”逃げないで”。
[その言葉を紡ぐ時は、眉が下がった]
―自宅―
[懇願する声に、根負けしたように溜息をついて]
…わかったよ。
これ以上…あの力を使わせちゃいけないんでしょ。
[ゆっくりと、立ち上がる]
じゃあ、どうするの。
それに…その、『祈り子』はともかくさあ、自分はどうするんだよ。
[アレッキオに気を取られている間にエリィゼはどこかへ行ってしまったのか、姿はない。
気兼ねしていないからか、独り言と思うには不審なくらいの会話]
― 森の中 ―
[ポラリスの声にこもる憤りは>>57覚えのあるもの]
(ソーヤ...)
[ともだちを、眠らせる前に交わした会話を思い出せば、ひどく苦しくて、胸元をぎゅう、と両手で握りしめる]
だって...本当に、僕は、何も出来ない...
[判っている、彼らの想いが同情と片付けられるようなものではないことは。でも、そうだとしても、それだからこそ]
ねえ、どうせ、僕は長くは生きられないんだよ?
だから、探す時間なんて、きっと無い...
[彼らが羨ましかった、大好きだったけれど妬ましかった...傍にいたかったけれど、傍にいると苦しかった、ああ、なんて我が侭で醜い...]
―自宅―
[寝ているアレッキオの傍に飼い葉と、水を入れた桶を置く。
いつ起きてもいいように、と]
さあ、行こう。
さっきから、森の方からざわざわしたのが伝わってくるんだ。
これって…ボクにもちょっとはわかるようになったってこと?
[首をかしげながら、森の方へとゆっくり歩いていく]
ところで、どうしてそんなに『祈り子』?が心配なの?
同時に封印されたわけでもないのに…?
[ぶつぶつ、独り言を言いながら]
エリィゼ...?
[伝えるつもりのなかった言葉が無意識に零れたのだと気付いて]
ごめん、ね...
[悲しげに、コエは響いた]
―森へ―
……………なにそれ。わかんない。
しかも、ずっっっっっと、今の今まで、
なんにもなってなかったってことじゃないか。
[よくわかんないけど、『魔』っていう奴は、人間も呆れる程のお人よしだと思った。
いや、人ではないから…なんというのか]
ねえ、ボク…思うんだけどさ
[続けようと思った言葉は、少しきついかと思ってためらったが、
結局、胸の内でだけで言葉にした]
クレム君が長く生きられないなんて誰が決めたの。
ここには、ヒュー君だって居る。
時間が無いなんて諦めないで。
[言葉を連ねる間に雫が頬を伝い、それに気付いて袖や手の甲で雫の痕や目元を拭った。
届いて欲しい、その一念で紡がれる言葉。
他に気を回す余裕は無く、エリィゼも来ているとは気づかぬまま]
― 森の中 ―
[聞こえる話し声、クレムの声は少しは慣れているせいか、全てを聞き取るのは難しかったけれど
「逃げないで」と言うポラリスの声に、同調するかのように彼の方を見た
「止まるつもりがないなら……」
だけど、少女には止める権利も、止める力もなく]
……だめ、だよ…
[小さな声を零すだけ]
クレムお兄ちゃん……?
[謝る理由がわからなくて、疑問の色がコエに乗る
だけど、聞こえたそのコエは悲しそうで、泣きそうだったから]
………泣かないで?
[側に寄れたなら、きっと、抱き締めていただろうと思うのに
今は、コエしか返せなくて]
─ 回想 ─
[ポラリスが森へと向かう前。
封に関わった家系ならば、現状に対しての責任を感じてもいるだろう。
彼女に向けた問いの答え>>34には、ただ問うだけしか出来ていない自分に謝る必要はないと頭を振って返した。
男と同じように駆けつけたエリィゼ>>53が謝罪を紡ぐのには、最初意味がわからなかったが、続いた問い>>54に彼女が何らかを知っていると伝わって。
それに対してのポラリスの答え>>60も聞いた後、口を開く]
封じないといけない、じゃない。
最善の方法を選ぶ。
それが、大事なことだ。
[封から解かれたものが望んでかどうかも解らない。
必要なことをするべきだと答えて、自宅へと入っていった]
―森―
[小さなため息とともに、目を閉じた]
――。
あの子をこれ以上―…。
[呟きの後、再び歩き出す。
声のする方へ、『祈り子』の力を感じる方へ]
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