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[閉めようとするドアの隙間に足を滑り込ませて向けられる酷く冷たい碧眼と告げられるある意味の人質宣言に、こちらはキッと仇を見るようにユーゴを睨み付ける。
動じた風もなく、むしろ一瞬口許に哂いを浮かべたユーゴがドアを閉めて遠ざかっていっても、暫しドアを睨み続けていたが]
…………チクショウッ。
[ガンッとドアに拳を叩き付け、忌々しげに呟く。]
[呆気に取られた状態からハッと我に返り]
黒亀(こっき)、食え。
[にゅ、と顔を覗かせた亀が黒い九尾に狙いを定めた]
で、久鷹。
居ると居ると言う事はまだ憑かれているのだろう。
この九尾はあっちの九尾と陰陽で一対のはず。
アタシは出来ることなら向こうの九尾をお前らの傍に居させてやりたい。
だがそのためには最低限の力を抑える必要がある。
もちろん、そこの黒い奴の力も抑えるか、今後久鷹が乗っ取られないように滅する必要がある。
お前はどうしたいのか、それを聞きたい。
……闇、か。
[ぽつり、呟いて]
境内に残っていたのは金気と……木気。
木には風の理も含まれる。
……最初の一撃からしても、風使いなのは間違いない、か。
[話を聞きつつ分析を巡らせ。
投げられた問いには]
……そっちのは思いっきり、活動範囲が違うからなあ……。
何を持って何のために何と契約したか。
それによって、変わってくるだろうな。
……欠けさせねぇよ。
誰一人、欠けさせてまたるか。
[璃佳の呟きに、ごくごく小さな声で呟く。
刹那、過ぎった陰りに紅鴛が不安げにぱささ、と羽ばたいて]
俺も正直、この騒動がなかったら、接点もなんもなかったからな。
……あちらさんが何を考え、何を望んでるかなんて、わかりゃしない。
ただ……理屈はどうあれ、『天魔』は、抑えなきゃならん。
[告げるのは静かな宣。
甘いかなぁ、という呟きには、答える事無く]
再び力を蓄えないと言う保証はないだろう?
…お前らには聞こえが悪いかもしれないが、あらゆる予測を加味して対策を立てたいんだ。
そうだな、質問を変えよう。
その黒いのを仮に消したとして、残ったあっちの九尾に影響が出るかどうかは分かるか?
消してしまった時、九尾に影響が出てしまっては意味が無いからな。
[次々と質問を続けるのは、他の四瑞達に何か言われた時のため。九尾が残る上で害がないことを証明出来なければ、特に鳳凰は納得しないだろうから]
[じーっと黒い九尾を見つめていた黒亀は、徐にぴょいと飛んで(!?)黒九尾の傍に降り立とうと]
つるんでた?
[そういや、そんな雰囲気だったな、と。
いつか見た、二人の様子を思い返しつつ呟いて]
ん、まあ……従姉殿も従姉殿で、やる事あるし。
校舎ん中、移動するくらいなら、大丈夫だろうから、問題ないと思うけど。
[そうと言いはしないものの、安全な場所に、と思うのは、ある意味ではこちらの勝手な考えな訳で。
頼めばその位はなんとかなるのは、わかっていたが。
……やっぱり、少し歯切れ悪い感はあるかも]
[世にも奇妙な狐と亀のじゃれあい。動きの遅い亀に対し、狐が機敏に逃げている様子は一種コントかもしれない。久鷹に救出(?)された狐を亀はじぃ、と見つめ続ける]
[久鷹が黒九尾に訊ねる様子に、じっとそちらを見つめた]
変えられるようなら……ラク、だったんだが、な。
[何故か過去形で呟いて。
ボソボソと呟かれた独り言、それははっきりとは聞き取れなかったものの]
……一応、言っとくが、大人しくしとけよ?
そんな状態で表に出ても、危険なだけだ。
[何せ、出歩けないように全回復させていない部分もあったりなかったりするのだからして]
当分は、ここで『五神』を馴染ませた方がいい。
[俯いていた彼女の腰辺りを後ろからギュッと抱きつかれて、我に返り振り向く。
そこには、震えながらもフルフルと首を横に振り、こちらを心配そうに見上げているQちゃん。
ふー、とひとつ息を吐くと優しい微笑を浮かべ]
……大丈夫。何も心配は要らないから。
[振り向き、こちらからもキュッと抱きしめてあげる。
胸に顔を埋めたQちゃんには彼女の何かを決意した顔は見えなかっただろう。]
ふむ、あちらの九尾が無事なうちは、力は戻らない、と。
[黒九尾の説明をしっかりと聞き、どうするべきか頭の中で整理する]
となると、現状久鷹を乗っ取る力は持ち合わせては居ないと言うことだな。
あちらの九尾に関しては何かあっても久鷹とマリーが護るとして。
万一のために封はする必要はあるな。
あちらの九尾にも、必要以上の力が出ないようにはしてもらわなければ。
『気脈』に知らず知らずのうちに干渉する可能性は残ってる。
……何とかなりそうではある、かな。
[頭に浮かぶ対策をあれこれと口に出して。この事実があれば鳳凰も納得してくれるだろうか。
考えている最中に聞こえた邪悪な言葉に、視線を黒九尾に向けてにっこりと笑む]
握りつぶされたいか貴様。
[黒九尾に対して手が伸びた]
─『隔離の陣』→学校屋上─
[宙に舞う黄の粒子。その中から姿を現し、屋上へと降り立つ]
…ダメージ自体は、どうにかなったかな。
そんじゃ行きますか。
………直しに。
[盛大な溜息が出たのは言うまでも無い。先の戦いで住宅街のアスファルトが剥がれたり電柱に穴が開いたりしていて。大騒ぎになる前に修復しなければならない。騒ぎになっていないことを願いながら屋上から降りて行った]
[仮に、踏み込んで問われたとしても、説明する事はなかっただろうけれど。
ともあれ、それ以上はそこには触れず]
全員完全に動けないわけじゃないんだから、無理に動こうとするなってーの。
[自嘲の笑みに返すのは、お前が言うのかと突っ込みの飛びそうな一言]
馴染む方法はそれぞれ、だろ。
俺なんかは、色々と特異な方だから、参考にはならんが。
そういうのは、従姉殿が詳しいかね。
[ガタブルしてるとかは、思いもよらない。らしい]
[ぷちん]
良い度胸だ、覚悟しろ。
[良い笑顔のまま。久鷹から黒九尾をぶん取り、指で首を絞めるような握り方をする。しばらくそうした後に亀に黒九尾を食わせようとするだろうか]
……つーか、ご老公はやめいと。
[思い出したように突っ込んで]
万全じゃねぇのは否定せんが。
まだまだ動ける分、お前らよりはマシだ。
[自慢にならない比較をしつつ、ふぁさ、と五色翼を動かす]
……まあ……さっきの様子を見るに、色々と覚悟した方がいいな、きっと。
[さっきの様子=白いもふ(白虎)の事らしいです]
ん、器物破損の修復してくるつもりだから、その後に様子見てくるよ。
[お仕置き中なために恭也に視線を向けることは無かったが、承諾の返事を返した]
[頭を撫でてあげていると、いろいろあって疲れが溜まっていたのだろう。Qちゃんが舟を漕ぎ始める。その様子に苦笑いを浮かべると]
ホラ。ワタシのベッドを使っていいカラ、寝てなさい。
[そう言って、手を引いて中へ。
ベッドに入ってしばらくも経たないうちにQちゃんはすぅすぅと寝息をたて、眠りに落ちる。
ギュッと握られた手のぬくもりに優しい顔を浮かべていたが、そっと絡まった指を外し部屋の外へ。
玄関から出る際、わずかに振り向くと]
…………ゴメンネ。
[ポツリとそう呟き、パタンと扉を閉める。]
ん、まあ。
それもそうだな。
[璃佳の言葉に、あっさりと頷いた。
ここで論じていても、結局は机上の空論、動いてこそ、と思っているらしく]
っつーか、慣れるな。
このトシで老公とか言われるのは、結構きついぞ。
[真顔で言い切り、それから]
ああ。
ま、さっきの礼も含めて、きっちりやらんとな。
[何気に恨んでいますかと。
ちなみに、首を傾げる様子に、説明はしなかった]
[校舎から校庭へと抜け、中心で一度足を止めた]
…もちっと、貰っておくかな。
どうせ均しで使っちゃうし。
[学校は結界の中心。即ち土属に類される。均しに使う分だけ、土地の力を借り受けようと。瞳を閉じ、しばし集中を続ける]
[突っ込みには返さなかった。
ここは返しても、エンドレスになるのがわかっていたから。
とはいえ、直後の問いかけと、翼を目指してのダッシュに気づくと]
っつ、と!
[ばさり、大きく羽ばたき、低空に逃れる。
とっさの動きに色々ずきり、となったのは、表情に出たかも知れないが]
─学校─
[目的の人物がなんとなーくで学校にいると判断した彼女は夜の学校を歩いていたが、目的の人物はグラウンドの中心に立って目を閉じていた。
一瞬躊躇するが、すぐに意を決すると]
……サキ先輩。こんばんわ。
[そう声をかける。表情はほんの僅か硬くなったままだったか。]
[誰も居ないと思っていたのに聞こえてきた声。す、と瞳を開けると何故かマリーの姿が]
…どうした?
九尾は一緒じゃないのか。
[どこか強張った表情のマリー。そして預けたはずの九尾の姿が無い様子。表情は自然、訝しげなものへと]
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