情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―東殿・回廊 焔側―
あ、いや。
[すぅと息を吸ってから手を放せば、辛うじて体裁だけは取り繕えた。
氷竜に覗き込まれたので、思わず頭を撫でておいた。ええ思わず。]
いや、こうも簡単に見つかるとは思ってなかったから、よ。
[何が、とは今は言わない。他の竜の気配が近づいてきているからだ。]
―東殿・回廊 焔側―
[とそこに現われたナターリエの様相に、若干の危機感を感じ半歩下がった。]
うぉぁ!?
な、何だぁ?どうしたナタ!?
[あまりの様子に、眉を潜め。]
―東殿・回廊 焔側―
[何故だろう。月闇竜と生命竜が自分を見る目がおかしい気がする。
もう一度、自分の情報を整理してみた。
うん、間違ってない、多分。きっと。恐らく。――多分。
ただ、そんな風に思うのも、脳の随分かなり隅っこの方でのこと。
今は大きな頭痛が大半を占めており、それを抑えるのが精一杯]
……、オトフリート?
[翠樹の仔へのひそひそ話や、ばれたら怒られる、という言葉には、
素直に頷くのみ。
命竜に撫でられれば、不可思議そうに睨みつけただろうか]
―東殿・回廊 焔側―
――ッ!?
[頭痛がさらに酷くなった時。回廊の奥から、通路いっぱいの荒波が押し寄せてきた。
幾分離れたところで波が止まると、はるか高みに見覚えのある上半身が出で生まれ]
流水のナターリエ……!?
[暴走しても見える、彼女の容貌。そして、声に、驚きを隠せない]
─東殿・回廊─
[目の前にあり得ぬ光景が広がる。高波が、頭を擡げていた。それはナターリエであったもの。波へと転じたナターリエは、通路いっぱいに身を広げながら何処かへと流れ行く。こちらへ来なかったのは僥倖であったろうか]
ぬぅ……あのまま放っておくわけにも行くまい。
が…まずはこ奴をどうにかせねば。
[背に抱えたエーリッヒに視線をやり、彼の個室へ向かおうとする。途中アーベル達に声をかけられたなら、後にしてくれんかの、と断りを入れて、低空飛行で回廊を進み始める]
─東殿・エーリッヒの部屋─
[ナターリエの怒号は止まらない]
「流水」が泣いている!
嘆き悲しんでいる!
聖なるものとして作られたものが、本来と逆の使われ方をして泣いている!
誰が!誰が!
そのようなことをした!
何故泣かせる!
何故悲しませる!
誰が!誰が!
流水を、眠らせていない!
あいよ、宿題は了解。
忘れないように明日提出するわ。
[さてどうしようかと内心で考える。
とはいえ、かなり『いいわけ』作りは難航しそうだが。
睨まれたのと不機嫌そうなのには、軽く笑んだ。ええ心から。]
まーま。
…自分の立ち位置が出来て良かったじゃねぇか。
暫くは、剣の所持者の心持ちでいればいいさ。
嘘はついてねぇ。
[実際持っているわけだし。]
…また話をややこしく。
まずいな、離すか?
[一見錯乱しかけながら、おそらく真実を口にしているナターリエは再び事を混ぜ返しそうで。]
[エーリッヒの部屋に着くと扉をあけ、ベッドへその身体を横たわらせる。顔は未だ青ざめていて昏睡しているらしく、目覚める気配は無かった]
一体何があったと言うのじゃ…。
流石に後で聞きださねばなるまい。
[孫のように接する存在。その彼が倒れしに心配しないはずもなく。倒れた時に感じた機構の力の増大と、あの光は一体何だったのだろうか。流石に聞かぬと言うわけには行かなくなって来た]
[エーリッヒの身体に毛布をかけてやっていると、開け放たれたままの扉から機械竜が入って来て、エーリッヒの傍へと降り立った]
お主は確か……エーリッヒが作りし機械竜じゃったか。
……後で様子を見に来る故、しばらくエーリッヒのことを頼むぞぃ。
[機械竜の頭を撫でるように触れ、傍を離れると部屋の外へと足を向けた]
さて…あやつはどこへ行ったやら。
[次に気になるのは、波となり駆けて行ったナターリエのこと]
[この場合どうすればいいのか。というか流水の様子が怖いのは、事前の印象がものをいっているという部分もある。]
ブリジット殿。
そこの変態のひとに此処を押し付けて、逃げませんか?
[腰が引け。]
――私は逃げます。
―東殿・回廊 焔側―
暴走している……、若焔が、結界に送られた所為……?
[頭痛の原因もこれか、と顰め面になりながら。
痛みで言葉の意味はあまり捉えることが出来ず、ただ睨むだけで]
―東殿・回廊 焔側―
お、おい?落ち着け、しっかりしろ!
[まるで錯乱しているようなナターリエに近づき。
ゆらと、周囲に集めるのは琥珀の光る粒子。
生命の一部を周囲に漂わせ、押さえ込み――というよりは、宥めにかかる。
ゆらり、ゆらり、粒子はナターリエを取り巻いてゆく。]
―東殿・回廊 焔側―
……反対する理由はありませんね。
[月闇の竜に、こくり頷きながら。
翠樹の仔を、しっかりと強く抱きしめて]
――戦略的撤退です。
ええ。
促しました。
[共に逃げる気はないと。]
――このナターリエ殿は、ベアトリーチェ殿も誤って傷つけてしまいそうですから。
逃げられるので、ご安心を。
いいですか、私は、こっちに逃げるので。
あっちに、お願いします。
[自分はナターリエに近付くけれど、と、部屋をさし。
ブリジットには、廊下の遠方を。]
それでは、お願いしますね。
後でまた。
[いうなり、部屋へと入り込む。
そのまま窓を開け――外へと、そして結界の中へ、余裕があれば回りこんで、逃亡**]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新