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納得いかないんだよね。
だからさ、卑怯でも何でもいいから、僕も手を下すよ。
いいよね? HALだかkanaだか良くわかんない、
地底人みたいなひと。
[そういって、カバンから取り出したのは折りたたみの傘。
ダークブルーのそれを一旦きゅっと抱きしめるように頬に近づけ、
僕はにっこり微笑んだ。]
[先陣を切ったのは涼。
怒りを露わにし、ナイフを手に奏へと立ち向かって行く]
アタシは、アタシ達は生きるためにここに立ってる。
貴方は快楽のためでしか人を殺さない。
そんな貴方には負けない、負けられない!
[涼のサポートに入れるよう、奏の横に回るようにステップを踏む。
未だ持っていたペットボトルのうちの一つを、回転させながら奏へと投げつけた。
少しでも奏の気が散じるようにと]
[…こんなことなら。
まじめに護身術の訓練でも、受けておけばよかったと、
湧き上がる後悔。
七重姉やryouに護られちゃって、ぼく、男としての立場がない。]
それでも、やっぱり護られているばかりじゃ嫌だし、
七重姉とryouと三人で、生きて此処から出なきゃいけない。
それが僕の、今の役割。
[畳まれた傘は、振るとシャカシャカと音を立てて広がった。
その間にもryouのサポートをすべく、七重姉がペットボトルを一つkanaの姿へと投げつけていた。]
あれ、うまく割れないかな。
[ただ闇雲に動いても、足手まといになりそうだから、
僕は必死に僕の出来るサポートを考える。
カバンの中に何か入っていなかったかな?
たとえば、追跡援助用の液体とか。]
[あっさりとかわされて迫りくる奏の足、勢いのままかわすことはできずにわき腹にあたり]
っ……
[吐き出された空気とともに声にならない悲鳴をあげながら、
それは咄嗟に防ごうとしてか狙ってのことか、その足にナイフを刺し込んでいた。
そのまま蹴られた勢いのままに吹き飛ばされて床に倒れこみ、その場で苦しそうに咳き込む]
[そして、その蹴りの勢いを殺すことなく、ぐるりと回ると]
はんっ、当たるか、よっ!!
[飛来するペットボトルを、ボレーで蹴り返す。]
快楽で、だぁ? 違うねぇ。……ここが訴えて来るんだよ。
『殺せ。殺せ。殺さないと殺される。だから殺される前に殺せ。』
……ってなぁ。
[人差し指でこめかみをぐりぐりと押しながらそう答える。]
ryou! 大丈夫?
[飛び込んでいってもあっさりと蹴り返されたryouは、
床に倒れこみ咳き込んでいる。
ついで七重姉の投げたペットボトルも、同じく蹴り返され、
虚しくころころと転がっていた。]
――…あれ、
[僕は傘を抱えたままryouに近づこうとして、
ペットボトルを引き寄せようとする。]
[ナイフが刺さっているのには、ぎりりと歯噛みをするものの、抜こうとはしない。
下手に抜くと出血によるショック症状が起きることを理解しているのだ
そして極度の興奮状態による脳内麻薬の量が半端なく放出されているがゆえ、その痛みも耐えられないほどではない。]
……さあ、どうしたぁ?
次は、何をしてくれるんだぁ?
(体勢を、一瞬でも崩せたなら。
隙が生まれるかな? でもそれは――…)
[カバンの中を手探りでかき混ぜて、見つけたそれ。
水と相反するそれを使い、成功すれば一瞬の隙が
あいつに生まれるかもしれない。
でもそれを行うには、誰かの手助けが必要。
僕ひとりじゃできない。]
だれか…
[探すように小声で、ひとり語ちる。
だれか。そう信じ会える仲間を捜し求めるかのように。]
殺さないと殺されてしまうのはこっちも同じ。
でも貴方はその過程を愉しんでる!
快楽に繋げていることに変わりないわ!
[連続してステップを踏み、蹴り返されるペットボトルの軌道から外れる。
流れのままにもう一つ同じようにペットボトルを投げつけた。
当たるとは思っていない。
次の行動を起こすための、他の二人が動けるまでの時間稼ぎ]
人を殺すのを愉しむなんて、許さない…!
[二つペットボトルを投げて、ようやく片手に余裕が出来る。
ステップを踏むままに、こっそりとカーゴパンツの右横のポケットからテグスの束を取り出した]
[七重姉がすかさず二つ目のペットボトルを相手に投げる。
相手はryouが飛ばされる間際に刺したナイフが刺さっている。]
痛みも感じないなんて…あいつって何?
[引き寄せたペットボトルには未だ水が充分入っていた。
この水を使って。足場を揺るがせる場所を作れたら。
でもそれは相手に気付かれないように手短に、
そしてすばやく行わなければならない。
僕は傘をぐっと握り締める。
接近戦に持ち込まなければ、あまり優位に働かない武器。
それもそのはず。これは身の危険を感じたときに使うもの。隙を突いて、間合いを縮められたら…]
……!? くっ……
[流れのままに投げられるもうひとつのペットボトル。
それをスウェーでかわすが、足に痛みが走り、ぎりと奥歯を噛み締める。]
…………はっ。強制されることなら、それを愉しんで何が悪い。
快楽でも見出さねぇと、ココロが潰れちまうんだよ。
[うっすらと脂汗を流しつつ、不敵な哂いを浮かべると、七重の叫びにそう答えた。]
けふっ…こふっ……
[咳き込みながらなんとか立ち上がり、
奏の方に意識を向けたままにこちらによる晴美の姿が見えた。
何かを伺っている様子呟く言葉が聞こえて>>47で、七重がペットボトルを投げる様子>>48も見え息を整え奏をにらみつけながら]
あなたのためなんかにすることなんかない。
HALじゃないあなたなんかのために。
[呼び方が変わったのは少し冷静であろうとする意識も働いたからだろうか?
もう手持ちの武器になるようなものは……]
ナイフ痛かった?私にさされたナイフ。
粋がってたのに私なんかにさされたナイフ。
[挑発の声をかける。注意深く意識は奏に向けたままに]
そう……悪いとは思わない、のね。
貴方なりの解決法だったんだと、解釈しておくわ。
ふっ!
[残る一本のペットボトルを奏の顔目掛けて投げつける。
自由になった左手の手首、生地の厚い袖口にぐるぐるとテグスを巻きつけ、反対の端を右手で持った。
薄暗い中において細いテグスは、光を反射しない限り判別しにくいはず。
油断を誘って動きを拘束出来れば良いのだが]
(そう簡単にはやらせてくれない、わよね…)
[武術の心得があるわけでもない。
その辺りの過信はないが、不安は付き纏う。
けれど臆してなんかいられない。
奏の動きを注視し、ペットボトルに反応したところで間合いを詰めるべく奏の方へとステップを踏んだ]
[反応するryouの様子に、僕は足早に近付いて、
彼女にペットボトルと小さなプラスチック製の入れ物を渡した。]
これをあいつの隙を狙って…。
出来るだけあいつの動く範囲の近くにぶちまけて欲しいんだ。
うまく行くかは判らないけど、ただ闇雲に動いていては、
体力だけが失われていくだけだから。
この入れ物には油が入っている。えっとこれで…
[そう言って僕は傘の柄から小さなナイフを取り出して渡した。]
傷をつけて水の上に垂らして。
何度も言うけど、うまく行くか判らないけど、
でも何もやらないよりマシだから。
[水と油。相反するものの上に立つ生き物は、
そのバランスを保っていられるのかな?
判らない。でも――もうこういう手しか思い浮かばないから。]
お願い。ryouも生きてここから出したいから。
手伝って。
[それだけを告げると、僕はまた弾かれたペットボトルを取りに、
ryouの傍を立ち去った。]
[咳き込みながら立ち上がる涼にちらり目を向ける。]
そうかよ。じゃあ、俺が叩き潰しても文句はねぇよなぁ。
[にらめつける視線を脂汗を垂らしながらも、涼しい顔でかわす。
挑発の言葉には、一瞬目が細められるものの]
……はっ、挑発のつもりかよ。
残念だが、俺は俺をそこまで過大評価してねぇよ。
プライドなんざ、生まれてすぐ狗に食わせちまったんでなぁ。
[晴美の説明に頷いてナイフとペットボトルを後ろ手に受け取りながら、
一瞬向けた表情はどうだったか]
じゃぁ、もうさっさと死んでよ。
[後ろ手にプラスチックに小さな傷をつけて少しずつ漏れ出す油、
七重が奏に近寄った瞬間に自分もそっちに近寄っていく後ろ手にものを隠したままに油が垂れ落ちる様子は奏には死角になってみえないだろうか]
HALの姿した今のあなたなんかこれ以上みたくないから。
[投げられる3本目。それをかわそうとするもズキンと走る痛み。
チッと舌打ちすると、爪を変じそれを切り裂く。
薄いヴェールの向こう、距離を詰める七重を視界に収めつつ、]
悪い、ねぇ……………はっ、やっぱわかってねぇな、ナタリー。
『悪いと思っても仕方ない。仕方ないなら、そう考えること自体が無駄』なんだよ。
生きるために他の生き物を食って生きるのは仕方ない。
コワレタ俺には、人殺しはそのレベルと一緒のことなんだよ!!
[駆け寄る七重にナイフの刺さったままの足でハイキックを繰り出そうとする。]
[僕が下した決断は、ryouも人であるならば信じるということ。
だから最後の最後に裏切られても怨まない。
でも、裏切らないと信じている。
それが僕の、僕なりの戦い方。
接近戦で戦う七重姉、武器を失くし、舌戦を行うryou。
僕は、無力を感じながらも体力を温存すべく、
小さなサポートへと回る。]
(あっ、た!)
[二つ目、よけられたペットボトルで罠を一つ。
水溜りをつくり、そこに油をひく。
靴底が限りなくゴム製に近いそれなら、効果は高いだろうか?
ヒールがあったら、バランスを崩しやすいだろう。
そして三つ目のペットボトルの水を見つけ、罠を張り。
後はうまく罠に引っかかってくれるのを待ちながら、
七重姉の体力の限界を探るべく、注意深く相手を探る。]
チャンスは、有って一度、かな?
もしあれだったら七重姉に渡せるように、しておかなきゃ。
[一見只の折りたたみ傘にしか見えないそれには、いろんな罠。
傘を開く動作ですら、生き物の本能を逆手に取った仕掛けが、
施されている*]
[涼となにやら話していた晴美の動きに、ちらりと視線を向ける。
が、脅威のあるふたりが優先され、注意は僅か疎かになりがち。
そして、涼の後ろ手に隠したものはうまく隠れていたのか、視界に収めることは出来なかった。]
はぁ? ふざけんな。んなこと俺の知ったことじゃねぇ。
[涼の言葉には、呆れたような声で返す。]
[ペットボトルが裂け、飛沫が散る。
顔にかかるのも気にせず駆け寄り]
…っ!
[繰り出されたハイキックに対して、受け止めるように両手のテグスを掲げた。
衝撃で、ぎり、と左手首と右手が締め付けられる。
それを堪え、直撃しない間に奏の足に刺さるナイフの柄にテグスを絡めた]
そんなのっ……解りたくもないわよ!!
っ、くぅ…!
[テグス一本で防げる衝撃は高が知れている。
蹴り足にもテグスを絡めるまでには至らず。
左肩を蹴られ、身体が横に飛んだ。
その拍子にナイフを抜ければと思ったが、果たして上手く行ったかどうか]
[まるで武器を隠して間合いを計るように、
そのまま奏から少し離れた距離でゆっくりと時計周りに回っていく、
先ほど切り裂かれたペットボトルからこぼれた液体にかぶせるように油が垂れ落ちていく]
あなたが私達を殺すのと同じだよ。
[最後に大きくペットボトルとプラスチックの容器にナイフを突き刺して穴をあけて、右手にペットボトルをもち奏に投げつけた。
ペットボトルは中の液体を撒き散らしながら奏の周辺をぬらすだろうか?]
お互いわがままだってこと。
[油の入ったプラスチックの容器を続けて投げつけて油を奏の周囲に散らす、左手はナイフを握ったままにまだ隠して]
誰も分かってもらおうなんざ思って、ねぇっつーの!!
[放ったハイキックは張られたテグスに一瞬阻まれる。
だが、構うことなくそのまま蹴りぬく。]
[横に吹き飛ぶ七重が地面とエンゲージするよりも早く。
カランという乾いた音とともに、ブシャッと血が吹き出る。
そこに刺さっていたはずのナイフは、奏と七重の中間あたりに転がっているか。
グラリ頭が揺れ、顔に手を当てる。]
……いってぇ。やっぱ、あんたこの中で一番危険だわ。
[指の隙間、深遠の漆黒が七重を見据え、ゆらり七重の倒れる方へと歩み出す。]
[指の隙間から、ぎろり涼を睨む。]
…………はっ、そうかい。我侭じゃあしょうがねぇよなぁ。
安心しな、元仲間のよしみだ。優しく残酷に殺してやるよ。
[この状態になっても、いまだ口元には不敵な笑み。]
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