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僕はまだ、知らないことが多いな
[手にした情報はそう多くは無い。
想うところはあるものの、其れ以上は口にせず。
ベッティがミハエルの頭をなでるのに淡く笑みを浮かべながら食堂へと娘は向かった。]
― →食堂 ―
ただいまなのだよ
[皆はもう上に上がってしまったのか。
ライヒアルトの姿を見つけるとそう返事をして。]
あの…ゼルギウスさんはどうだったのかい?
─ →宿屋─
イレーネを視て人間だと他に知らせたら、隠れ蓑の無くなった人狼が襲いかかる可能性を考えたのではないか?
まぁそうだとしても、視ないと言う手は無さそうではあるんだが…。
[ベッティの疑問>>52そう返したものの、自分の中のゼルギウスの順位は揺らいでいて。
不安げにしていると、ベッティにくしゃりと頭を撫でられた>>54。
一瞬きょとんとしてから、感謝するように小さく笑んだ]
[帰路につきながら、ゲルダの言った考え方を頭の中で纏める]
(知ろうとした動機……何故最初に僕を視たのだろう。
僕が子供だったから?
ユリアンについては、視ることが出来ると悟られてそうだったから、と言っていたな。
じゃあライヒアルトを視た理由は…?)
[思考する間にも宿屋へと辿り着き。
ゲルダ達と共に宿屋の中へ]
どこか……で
聞いてるのかしら
聞いてくれてるのかしら……
[告げられればようやく、そんな事に思い至る。
死んだ後の世界など、夢物語に等しいのだろうが。
もしも、コエが届くのなら――。
言いたい事なんて山のようにあるが。]
………馬鹿。
[ぽつりと、本人が聞いたらしょげていそうな言葉が先ず零れた。]
―宿屋食堂―
[ゼルギウスは既に自衛団に連れていかれてしまった。
ぽつと食堂の壁に背を預け他の者の戻りを待つ。
イレーネの潔白を証明しようとしたゼルギウスの言葉>>2:126
彼がどれほど彼女を案じていたか、それを知る者はもう少ないか]
――……。
[深緑が伏せられる。
場の空気はとても重い]
―→宿屋・食堂―
んっ、まぁ全員に知らせるならそうなるな。
[ミハエルの言葉にそう頷いただろうか。
宿屋に着くとゲルダの言葉、ライヒアルトの方を見ながらその答えを待つ、
どこか祈るような風もあったかもしれない。
自分が聞いた伝承がすべて正確ならば、どちらかが本物でどちらかが偽物。
見極めるために話を聞きたいという思いと、胸中にある罪悪感とが入り混じってのこと]
―宿屋食堂―
[ゲルダの問い掛けに漸く瞼を持ち上げる。
深緑が彼女を映し、その柳眉が寄せられる]
間に合わなかった。
ゼルギウスは、死んだ。
[ミハエル、ベッティと続けば紡がれた言葉]
─宿屋・食堂─
[食堂にはライヒアルトが居て。
ゲルダが問う様子に翡翠をライヒアルトへと向ける。
しかしその返答を聞いて、翡翠は大きく見開かれた]
ゼルギウスが…死んだ…?
間に合わなかったって、そんな。
[信頼が揺らいでいたことなど今は忘れ、知らされた事実にただ*驚愕する*]
[重い雰囲気に、自然と、つむがれる言葉は予測がつき、
そして告げられた言葉]
そっか……
[なんとか、そう言葉を呟き]
イレーネは……?
[下唇の裏をぎゅっと一度かんでから、その身を案じるように尋ねた。
宿屋に一緒に戻ったアーベルの様子はどうだったか、どこかすがるような目を一度アーベルに向けたかもしれない]
― 宿屋/食堂 ―
そん、な………
間に合わなかった、のかい…!?
[おろりとしながらライヒアルトに問う。
寄せられた青年の柳眉が物語るようで。]
……イレーネさんは何処なのだい?
ゼルギウスさんの亡骸に、ついているとか…?
[ふと想い二階を見上げた。]
[ベッティの傍にアーベルが見えたなら
じ、と向けられるのは物言わぬ深緑。
驚愕の色を見せるミハエルにゆると眼差しを伏せる]
――…折角知らせて呉れたのに、な。
俺が来た時にはもう動かなくなってた。
[イレーネの事を問うベッティに]
泣いてたよ。
辛そうだったから、俺が部屋に連れてった。
今は部屋で…………
[昨日まで隣にゼルギウスが居た部屋。
余計哀しむかもしれないと気付いた時には既に遅い]
……まだ、泣いてるかもな。
ゼルギウスは………
自衛団の奴らに連れていかれたよ。
[クロエも其れを見ていただろうか。
一度視線がその姿を探すも
彼女が何を紡いだかまでは知らず。
上へと視線を向けたゲルダに]
ついててやりたかっただろうな。
けど、止められなかった。
―宿屋・食堂→厨房―
すまない……
[ライヒアルトの言葉に呟くのはそんな言葉、周りの反応はどうだったか]
水取ってくる……
[そう、厨房へとゆっくりとした足取りで*向かった*]
お前さんの聲だけは
どんなことがあろうと聞くだろうよ。
[馬鹿、と紡がれれば
同じ言葉を先に逝った彼に言いたくなったけれど
溜め息まじりの吐息を零すのみに止めた]
――…何でお前さんが謝んだよ。
[ベッティに向けた声は覇気のないまま。
此処での出来事を青年は知らない。
案じた二人が言わずにいたから
最期の言葉以外、何も、知らされてはいなかった]
……、…
[朝の件で此方を気にするイレーネの姿を想う。
訊ねようとも考えたが今の自分に何ができる訳でもなく。
見上げた視線を下におろし、先程までゼルギウスがいた席に視線を写した。]
そう、なんだ…
こんな時に傍にさえいられないなんて…
[慰めにもならない言葉しか紡げず、娘は憐憫を漂わせて。
クロエは何を識ったのだろうか知る由もなく。]
そんなの、悲しいじゃないか
せめて、今だけでも…一緒にさせてあげたいよ
[しゅん、と俯き、泣きそうになりながら娘は言葉を綴り。]
哀しくても、さ。
自衛団のやつらがそうと決めたなら
如何しようも無いだろ……?
……嗚呼、気持ちは有り難いが、な。
[泣きそうな表情を見せるゲルダが
ゼルギウスを疑っていたのは知らないから
感謝の言葉を彼女へと向ける]
さて、と。
……俺もそろそろ休ませて貰うよ。
お前さんらも疲れてるだろ?
早く休めよ。
[ミハエル、ゲルダ、クロエたちにそう声を掛けてから
疲れを見せる青年は部屋へと戻っていった**]
[獣の鼻は、夫の残り香を色濃く伝えて。
それを感じとれば横になったまま、一度止まった涙は静かにまた零れ落ちシーツを濡らし色を変えた。溢れて止まらぬ想いのように。]
……、…。
[時折しゃくりあげる音が、赤い世界にも小さく響いた。]
……、ん。
[同胞のコエが、しんみりと胸に広がっていく。
最後まで繋いでいた手はベットの上に投げ出されていたが
それを軽く握れば、握り返してくれたような錯覚を覚えた。]
ヴァイス……。
[ぽつ、と呟いて。]
もっと……
もっと一緒に、
生きていたかったの……
[想いを口にすると涙はまた頬を伝い耳に落ちた。]
きっと、苦しかったよね……ずっと、我慢してたんだよね
ごめんなさい、気づいてあげられなくて
無理をさせてしまって
それとも、ずっと苦しかったの……?
私は、貴方をあそこから連れ出さないほうがよかった……?
[闇に包まれたあの世界に居たら、また結末も変わっていたのだろうか
言っても返る言葉がないから、それが違っていても分らず
深い深い悲しみの底で、ぽつりぽつりと嘆きが零れた。]
[水を取ってくるベッティに、行ってらっしゃいと声を掛けて。
自分も戻ろうかとしているうちにライヒアルトの言を聞けば、]
―――…本当にどうしようもないのかな
せめて、死者を弔うくらいの人情はあると想っていたのに
……駄目もとで聞いてみようかな
[休むらしき青年にはそう応えて。]
…おやすみなさいなのだよ
祈るなら僕の分まで祈ってて欲しい
[そう言って、自分も部屋に戻ろうと。
クロエがその場にいたのなら、共に行こうと誘いを掛けたか*]
ヴァイスの最期の言葉、覚えてるだろ。
あいつは………
グラォシルヴ、お前さんの隣に居れた事だけは
後悔してねぇと思うぜ。
[同胞の隣で幸せそうな貌をしていた印象が強い。
二人の仲は羨みそうになるくらい良かったから
其処だけはきっと、という思いがあった]
若し其れを後悔するような奴なら
俺はあいつを、お前さんの伴侶と認めてなかっただろうよ。
リヒト……。
[自分以上に自分達を見ている同胞の言葉は
返ってこない夫の言葉の代わりに胸に沈んで慰みになった。
最後の言葉は泣きながら聞いていたから少し掠れて胸にある。]
そうかな、そうだったら、いい、な
私は、あの人の近くに居すぎたから……
[近すぎて見えてない物もきっと多かったと呟いて。]
居てくれた時は、不安な事なんて何もなかったのに
もうコエが届かない今は、怖くて仕方ないの
ヴァイスの為に、何か、間違った事してなかったかな、って
他に道はなかったのかな、って
……幸せだって、想っていてくれてたかな、って
[悲しみが悪い方へと、思わせているのかもしれないけれど。]
………ごめん、私達のことばかり、で
リヒト、アルとは……どうだった、の?
[リヒトが返ってきたという事は、
もう一人の占い師たる幼馴染は死んでしまったのだろうかと。
尋ねるコエに悲しみが混じっているのは、夫の事だけではないような気もしたが、
混ざりすぎて分らない。]
そうだよ、きっと。
お前さんと一緒にいる時はしあわせそうだったぜ。
離れていてもお前さんのことばかり考えてたな。
嵐の夜、覚えてるか?
俺が工房にジャム届けた日。
迎えに出て来て呉れたのはいいが
雷が鳴った途端お前さんの所にすっとんでいったんだ。
何があろうと。
何処にいようと。
グラォシルヴのことばかりだったよ、あいつは。
[一度間を置き]
お前さんがあいつと一緒に居てしあわせだったなら。
あいつもきっとしあわせだったと思うぜ。
一番にあいつが願うのは、最愛の君のしあわせだろうよ。
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