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[注文を済ませてしばらく、眼の前に置かれたのは綺麗に整えられたチョコブラウニーと薄く湯気を立てるホットミルクでした。フォークでそっと崩して、口の中へと運びます。]
―Kirschbaum・二階・ティルの部屋―
[...はそっとティルをベッドに横たえた。
あちらこちら傷つき、壊れているカラダ]
ティル、今日はゆっくりおやすみ。
[ただそれだけを声に乗せて、...は立ち上がる]
[三つ花の蝶はひらひらひらり。
主人を心配するかのように辺りを舞ったかと思うと、
額に止まって姿を消した]
[アマンダは、座る者のない指定席にふと視線をめぐらせ、何か頼もうかと考える。確か、彼は言っていた]
疲れた時には、甘いもの…?
[そうは言っても長々と水と果物しか頼まなかったアマンダに、メニューなんてわからない。
ベアの持つそれを、首を傾げて見つめた]
[甘いものを食べると元気が出ると云いますが、たしかにベアトリーチェの沈んだきもちは紛れていたのでした。こちらを見るアマンダに、反対向きに首をかしげます。]
食べる?
…ちーと無茶しに行ったら巻き込まれた。
ぶつけただけだからたいしたこと無いさね。
ちょっと休めば大丈夫。
[背中にかけられた声に、端的に答えてKirschbaumへ。
店内に入ればおそらく驚かれるだろうが、本人は気にせずソファーへ身を預けて*目を閉じるだろう。*]
[ベアの食べる茶色くて四角いもの。
店内に漂う甘い香りに、アマンダは二連の首飾りを撫でる。
そう言えば、千花が食べたがっていたけど、身体に良くないと――長生きを疑われる元になると禁じていた品]
ハーヴ、私に…
[頼もうとして、ベアに食べるかと訊ねられ。素直に頷く]
[岩清水と合うかは不明]
―Kirschbaum・一階―
[下に降りてきた...はベアトリーチェがブラウニーを食べているのを見てぽつん]
あーあ、豚になった。
ちなみにこのまますぐ寝たら牛になるから気をつけろ。
[変な脅しをかける。そしてアマンダがベアトリーチェからブラウニーをもらうのを見て]
もう一匹増えたかな……?
[そんなことを*真顔で言った*]
[東へ向かうダーヴィッドとは道を分かれて、自分の泊まる宿へ向かった。夜の通りはすっかり静まり返っている。]
せめて拭えば良いものを。
[部屋へ入り、窓を開く。
窓際に腕を置き、その上に頭を寝かせて、髪を夜風に*吹かれるままに。*]
牛も食べられてしまうから嫌だよ。
[ユリアンの呟きにそう返してから、アマンダにこくんと肯きますと、フォークで器用に切り分けて刺して差し出します。]
あーん?
[けれどもその動きは入って来たダーヴィッドの様子に途中で止まり、緑の眼がまん円になりました。びっくりしたふうなベアトリーチェは、しばらくそのまま*停止していたでしょう。*]
[ベアに差し出されたなら、素直に口を開けて食べさせてもらい、美味しそうに笑うはず。
口の端から零れた欠片も、指で拭って舌先で舐めて。
耳に届いたユリアンの言葉には、茶色の目を丸くして]
…食べたいの、私を?
[不思議そうにそんな言葉を返して、*首傾げ*]
[――生命の竜に続いて、心の魔が迷宮へと堕ちたのは予想外だった。
まだ、刻には些か早かったかもしれないが、そうも言っていられない]
[彼女は、ベアトリーチェに全てを伝える。
『鍵の書』の事を、今までの出来事を、そして彼女の目的を。
幼き少女は黙した儘に、大人しくそれを聞いていた。
左の手首の、天聖の象徴たる真珠をあしらった、鎖の輪を眺めながら]
−ベアトリーチェの部屋−
[朝を告げる鳥の囀りがしずかな空間を充してゆきます。お日さまは今日も変わらず、天にありました。その光は前までと少し違って感じられ、浴びるものたちも少しずつ、あるいは急激に、変っていたのですけれども。]
……………。
[ベアトリーチェは両の手で紙を持って、それを眺めます。以前に「Kirschbaum」で画いていた絵、彼女に聞いた“世界”の成り立ちを表したものでした。]
[それを少女に教えたのは、彼女だった。
世界はとても広くて、美しいものなのだと。
けれども、少女の世界はこの町の中だけ]
[全ては、手の届かぬ場所に在るもの]
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