情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[ベアトリーチェの姿が入口の扉の方で見えた。
続く言葉に驚く。]
へ…蛇…?
…こんな場所で…?
大きそうだった?
[用心を兼ねて、と腰に手を置くがレイピアは彼女が持っていたのだった。どうやら平静を装っているが蛇は嫌いらしい。]
[視線を向けられている事に気づかないのは、余裕が途切れた事の表れ。
常ならばまず見せる事のない状態。
周囲の注意の大半が蛇に向いているのは幸いか否か]
……ったく。
[音は捉えられる。
だから、場が動いているのは理解できた。
落ち着け、と念じる。
寝間着のポケットに押し込んだ、壊れた薔薇細工が触れ合う音が妙にはっきり聞こえた]
ですね。なかなかに上手くいかないものです。
[今の話の流れから、彼の悩みが知られたくなかった相手が自分だという推論は、気が付かなかった]
体の、ですか? 流石ですね。
うーん、そうだなあ。昨夜は随分頭痛がひどかったですが、今はなんともないですし。
メドューサは、体が重くなると学んだのですがそんな兆候もない気がするんですよね。何だかそれが申し訳なくて。
そのくらいですか。
あ、はい。今。
[廊下の騒ぎに、少し気がせって。
見苦しくないだけさっさと整えると後はベストで誤魔化すことにした。そして、彼の後を追うように足を踏み出す]
…っ、おい、こら…!
[蛇を挑発する金髪の男に瞠目して声を投げて、
無茶な奴ばかりだ、そう舌打ちすると
男が駆け出して向かうのはイレーネのところへだった。]
動けるか?動けるようなら…
[こちらに、と呼びかける。]
[黒灰まだらの蛇の身体から、ボロボロと鱗が剥がれ落ちる。近距離で威嚇を受け口腔を見ると、蛇らしからぬ随分と奇妙な牙を持っている事が分かる。]
肉食では無いのか?
[眉根を寄せながら、集中して飛びかかる蛇を一度避ける。
もう一度弓で地面を叩き、それから弓を床に置いた。
己の後ろ側の廊下には、女性や子どもは居ないはず。
──握り絞めた矢を、蛇の口内に突き刺すタイミングを。]
蛇の首を落とせれば、最前なのだがな。
[赤毛が視界の端に入り、口端を吊り上げる。]
……って、今度はなんだよ?
[どうにか鞄を掴んだ直後、耳に届いたのは何かが倒れる音。
次いで響く、金属音。
霞みの落ち着いた天鵞絨を向ければ、映るのは倒れたユリアン]
……無事か。
[口をついたのは、そんな言葉だった]
― 2F廊下 ―
……兄さん?
[廊下を出て悲鳴のあっただろう場所を見やると、
一番最初に視界に入ったのは、見事な金髪。
一瞬、自分の兄の姿がそこに重なる。]
な、わけない。
……でも、あの人、あんなに動いて大丈夫なのか?
[脳裏に走った記憶は、眠る前、
此処の医師である父から聞かされた情報。]
……とも、言ってる場合じゃないか。
[見たこともない蛇がそこにいた。
毒があったら拙い――医者の卵が一番に思うのはそこ。
治療血清がここにあるとは限らないのだから。
自分はどう動くのが正しいのか、思っていれば、
ユリアンが地面に激しく接吻するのが見えた。]
[目の前にぱらぱらと蛇の体液が散る……。]
………議員?
[議員の手が見えて、反射的に斧を引っ込めた。
そして、目の前の光景に信じられないような顔をした。]
貴方は無茶だ……。
[蛇の口を射抜いた矢……
その牙がもう少しで、その指にかかろうとしていた。]
………。
[ノーラの声が聞こえると、ほっとしたように]
蛇の声だったから、蛇だと思う。
ナターリエさんもそう言ってたし。
ノーラさんも、怖いの?
[扉を押し開こうとする姿は見えずとも、何をしようとしてるのかは察しが付いた]
扉を開けるのね? 風が、流れてるみたいだから、きっと開くわ。
手を離してくださいッ!
[しかし、矢の刺さった蛇の目にまだ光を感じると、そう指示をする。
そして、手から矢が離れれば、床に落ちた蛇の頭に斧を刃を叩き込んだ。]
・・・・・・・・・ッ
[骨が砕ける嫌な音と、蛇の血がそこに散乱しただろう。]
―― 2F 廊下 ――
ええ、と。
[どたん、ばたん、どんがらがっしゃん]
[廊下は、そりゃもう大騒動だった。
たくさんの人が、それぞれ動いて、格闘して。
かと思えば、視界のそこここで鈍い刃がきらめく。
そのいくつかは、テレビでしか見たことがないもので]
………なんですか、これ。
[一気に入ってきた情報に、目を丸くしてしばらく立ちすくむ]
[扉を開けるのを手伝おうと、二人の方へと歩いていく]
私も、押すわ。
少しでも、手伝いたいから。
[手を伸ばし、扉を探す。いばらが指に当たって、痛みが走った]
…苦手ね。
蛇は。
[怖いのと言われれば弱めの声で返す。
石像があるから気を付けて、とベアトリーチェに告げた。]
ブリジット。
息を合わせましょう。
[ぐ、と肩を押して更に壁を動かす。
断ち切れていない茨がその肩に刺激を与えた。]
…っ
[それでも仄かな風は確かに感じられて]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新