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―パソコン室手前の曲がり角―
ああ、じゃあどこかで同村してるかもだね。
[メールを閉じ、携帯を閉じて、鞄に元通りに仕舞う。
自分の携帯を見る桜子に頷いて]
おれも丁度予定が空いたから、ちょっと覗いてみようかなって思って。
主催者が誰なのかも気になるし。
その分だと百乃喜さんも知らないんだよね、主催者。
[先程尋ねられたことから推測し、言葉を向けた]
― パソコン室手前の曲がり角 ―
そうだね……同村してたら、ちょっと恥ずかしいけど。
[「Saku」は老人から幼女までいろんなキャラを被ってガチ参加してるから、恥ずかしいと想いながら頷き。
携帯をポケットへと戻しながら川島の言葉になるほど、と呟きを返す]
うん、知らないの。
誰にも教えてないアドレスにメールが来たから差出人が誰なのかも解らないし……だからせめて誰が来るのかだけでも見ようかな、って……
[パソコン室のほうへと視線をむける。
まさか悲鳴を聞かれていて、なおかつ気にされているなどと知らないから、ちょっと考えてから川島へと視線を戻して]
――人、何人かあつまってるみたいな気配はあるから、覗いてみる?
―→学長室近く―
[職員室に鍵を返してから廊下にでると、近くの学長室から声が聞こえた気がした]
来客かな?
[なんとなく気になりそのドアの方をしばらく*見ていた*]
[学長の物凄い睨みや物凄い笑顔にくらりと(間違っても誘惑されたとかの類ではない)して、額に手を当てつつ]
俺、具合悪いのに、すっげがんばったんだよ。もっと褒めてくれたって良いじゃんね。
今日だって、自分で届けにきたんだからさ、休日なのに。日差しとか、ほんっときつかったんだから。
ねー、そのせんべい、今、食べないの?
[来客用のソファに、勝手にぼすりと腰かける。
忠告の言葉には]
ええー……。じょーだん、キツイよ。きちんとオベンキョウしてるからいいじゃんか。
1月とか、寒くて、家から出られない。凍え死んじゃうだろ。
[ぶるぶると肩をすくませた]
―パソコン室手前の曲がり角―
……まあね。
[小さく笑いつつ、敢えて自分からIDを出そうとはしないのは、桜子と同じ感情によるものだった。
続いた言葉には再び驚いた顔を見せて]
誰にも教えてないんだ?
当てずっぽうで送ったにしては、ちゃんと届いてるわけだし……
本当、誰なんだろう。もう来てるのかな。
[川島も同じようにパソコン室に目を向けた。
先程の悲鳴の件はこちらもすっかり忘れている]
そうだね、行ってみようか。
[提案には頷いて、鞄を抱え直した]
そうだね。
キミが誘ってくれるなら行こうかな。
[友梨の訊ねに青年は矢張り笑みを浮かべたまま頷いた。
受験が終わり近場でのものなら断る理由は無い。
メールの差出人に関して学園の事を挙げられれば
顎に手を宛がい考えるような仕草]
ああ、確かに……。
学園の生徒か、先生……か。
休みの日まで先生と会うのはちょっと遠慮したいけど。
[微苦笑を零して、彼女の同意の言葉にゆると目を細める]
RPプレイヤーも多いみたいだね。
……如何して恥ずかしがるのかな。
あんなに活き活きキャラを動かせて凄いと思うよ。
[照れる友梨に惜しみない賞賛を向けて。
悲鳴に関しては、気のせいだったかな、とそれ以上は気にせぬ様子]
― パソコン室手前の曲がり角→パソコン室前 ―
[お互いIDを出さないのは気にもせずに、驚いた顔の川島にこくりと頷く]
うん、あてずっぽうでも不思議でしょうがなくて……
まあ教えたことを忘れただけなのかもしれないけど……でも、それなら差出人を知ってるはずだし。
主催者、きてるといいね。
[川島の後に続いてパソコン室へと向かいながら呟き。
そしてパソコン室の前へとくれば、開いている扉の向うに3人ほどの人影を見つけて、足をとめる]
─パソコン室─
ホ、ホントですか!?
あ、えと。
それじゃあ、都合が良い時とか連絡のための連絡先教えて貰っても…?
[佑一郎の返答>>69に喜色の色を浮かべる。
厚かましいだろうかと思いつつ、連絡先を知らなければ誘うことも出来ないわけで。
顔を覆っていた手はいつの間にかクマのぬいぐるみがぶら下がる携帯を握り締めていた]
先生でやってる人って居るんですかね…。
…居ないとも限らないか。
生徒だけにメール届いてると良いんだけどなぁ。
[その願いが打ち破られる運命にあることは、今はまだ知らない。
惜しみない称賛には未だ恥ずかしそうにしながら]
や、だってお馬鹿な子ばかりやってるんだもの…。
もっと他の人みたいにカッコいいキャラとか出来るようになりたいんですけどねぇ。
…お馬鹿な子の方が動かしやすいのは否定しませんけども。
[褒められたのは嬉しいけれど、やっぱり羞恥の方が勝っていた]
─写真部部室─
しっかし、なんだってがっこでオフ会なんかねー。
……主催者、誰よ、一体。
[覚えのないアドレスをじぃっと見た後、ぱちり、と携帯を閉じる。
黒の機体につけられた鈴が、りん、と鳴った]
ま、いーや。
さぁて、さくさくー、っとお届け物して、顔出しすっかねぃ。
[携帯はポケットに突っ込み、写真パネルの包みを抱える]
……とーじまりかーくにん、っと。
よしゃ、行くか。
[窓と備品棚の施錠を確かめると、部室を出て、向かうのは学長室]
― 学長室 ―
そんだけ口が聞ければ上等じゃ!
冬の日差しが厳しいなんぞ言うとると、夏はもっと外に出れんじゃろうが!
自分で持ってくるのは当たり前だろうが。人の手を借りてばかりじゃと点数に入れんぞ。
[自分でなどとぶーたれるアズマに一喝し。]
なんじゃい、持ってきた物喰う気か。図々しいのう。
[煎餅を薦める様は催促と受け取り、文句を言いながらも包みを開け、一部を熱っつい茶と一緒に盆に乗せてテーブルの上に置いた。
席に戻れば自分の分、包みを開けて一枚を一口で豪快に食べた。
肩を竦ませる様が見えれば、禿た頭に欠陥を浮かせて。]
馬鹿者ー!それでもお前は日本男児か!
深海魚みたいな事言っとると、毎朝わしと共に褌一丁で乾布摩擦させるぞ!
[外で誰かが聞いているとは露知らず、活!と一蹴した。]
細かい日数やらは担任に任せておるが、1月から先はかなり厳しくなると心得んといかんぞ。
― →パソコン室前―
不思議っていうか、ちょっと怖いかも、それ。
忘れてるだけならいいけど……
共通の知り合いとかいたっけ。
[誠は違うし、などと呟きながら桜子の先を行き、パソコン室の前まで来て]
失礼します。
[扉は開いていたけれど、一応ノックしてから中を覗く。
集まっていた中にクラスメイトの姿を見つけて、川島は瞬いた]
─ →学長室─
[てくてくと歩いて向かう途中、廊下の窓の向こうに視線を向ける]
……今年は、冬の撮影旅行行きそびれたからなぁ。
正月辺り、集まってなんかやりたいとこだいなぁ。
[そんな事を呟いていると、ふと、目に入ったのは学長室の方を見やる姿>>66。
なんかあんのかな? と思いながら、視線が合うならども、とひらり、手を振って]
がくちょー、写真部の真崎っすけどー。
マラソン大会のパネルお届けに……。
[お届けにあがりましたー、というのと。
ドアの向こうから一喝する声>>74が聞こえたのは、ほぼ同時だった]
― パソコン室前 ―
……同村多い人たちに教えてるアドレスならあるけど……
露島君はちがう、と思うし。
[恐い、といわれれば確かに、と頷き。
川島の後ろからパソコン室の中を見る]
――……失礼します。
[小さな声を発しながら、室内にいる人を見てちょっと怖気づく。
陸上部で騒がれてたり弓道部で騒がれてたりする有名な先輩二人を見ればありえないとばかりにじり、と後ずさった]
― 学長室 ―
[再度の忠告を言う頃には流石に怒鳴り声は抑えられてはいたが。
一旦茶を啜ると、来客の声のあった扉の方を見て。]
おお真崎か、入れ。
[外で固まっているとは知らず、入室を促した。]
― パソコン室 ―
勿論、本当だよ。
あー…、卒業したら学校で、なんて事も出来なくなるか。
[友梨の言葉>>71を聞けば少しだけ感慨のようなものが滲んだ。
携帯を片手で操作して赤外線通信で連絡先を送ろうと
自らの携帯を彼女の携帯に近づけた]
大人でもはまってる人が居るって聞くからね。
居ないとも限らないかな、と。
[流石に学長も参加者であるとは知らないから
口調に翳りなどなく軽いもの。
演じるキャラに対しての評には僅かに目を瞠り]
ボクの目には元気で可愛らしいコに見えたけどね。
かっこいいキャラか、演じ訳とか難しそうだな。
[最後に付け足された言葉>>72にはふっと笑みを零した]
─学長室─
[固まっていたのはさて、何秒だったか。
ドアの向こうから、入室を促す声>>78が聞こえると、ぴきーん、という音がしそうな感じで背筋を伸ばし]
……失礼しまーすっ。
[ちょっとかくかくした動きで室内へ。
中に入ると、ぺこり、と一礼して]
こないだのマラソン大会の写真パネル、できましたよー。
今回も、力入れてやらせていただきましたっ。
[抱えてきた包みを差し出す。
もう一人の来客には気づいていたが、まずは用件を果たすのが先、という意識が働いていた]
― パソコン室 ―
[扉を叩く音にゆると顔を其方に向ける。
開いていた扉からみえた姿に数度瞬いて]
生徒会の、書記。
――…名前は確か、
[流石に生徒会の者の名くらいは選挙があったのだから
把握くらいはしていたが、記憶を辿る間が暫し。
友梨の紡いだ名が思い出す切欠となったか]
川島春陽くん、だ。
キミたちも招待されたのかな?
[顔をみるなり後退りする女生徒を認めれば
不思議そうにことと首を傾げた]
そ、そうですか?
先輩にそう言ってもらえるなら、良いかな…。
カッコいいキャラとか、自分が慣れないキャラをやると物凄く疲れちゃうんですよねぇ。
頭使いすぎてパンクしちゃう。
[言いながら、ゆるゆると首を横に振った]
─パソコン室前─
あ、桐さん。
[少し砕けた呼び方で、クラスメイトの名を口にする。
彼女がLiGに出入りしていることは本人がよく話しているので、川島は知っていたけれど、相手の方はどうだったか]
桐さんのとこにも来てたの?
オフ会のメール。
[他の先輩方には一先ず会釈。
女子の間の有名人には残念ながら疎く、桜子が若干後ずさりしているなど知る由もなかった]
―学長室―
俺、学長の、そういう話の分かるとこ、いいと思ってるよ。
[出された湯呑みを受け取って、見るからに熱そうな茶をずずとすすった。
これおいしいけど硬くない?と言おうとして、せんべいを口に運びながら学長の方を見るが、ばりりと豪快に噛み砕いている様子に「うわ」と小さく呻いた。
こぼした愚痴がどうやら気に障ったらしく、頭に浮かんだ血管にギクリとしてとっさに耳をふさぐ。
ふさいでいるにも関わらず、怒鳴り声にびりびりとしびれた気がする。]
声、大きいって。そんなにカッカしてたら、脳の血管、きれちゃうよ。
深海魚、って、ひどくない……?だいたい何でそれで、乾布摩擦なの。
褌一丁で、乾布摩擦する日本男児は、もう、この日本にはいないんだよ、たぶん。
[ソファの上で体育座りをして身を縮ませ、せんべいをがりがりと齧った]
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