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いっぱい食べて、元気な子ども産んで貰わなきゃ。
[リヒトの言葉を受けて、微笑む。
無邪気に妻と子の健康を願い、残酷に生命を狩ることに罪悪感を抱かない。
それは――ヴァイス、白という二つ名に相応しい性。
妻を娶る時に、彼女の名に合わせてヴァイスルヴと自ら名をつけた。その名もつけたことに満足をして、2人にそう呼んで欲しいと願ったことはない。
白は、白故に黒(罪)を自覚できない。
魂が闇に囚われていたとしても、それを自覚できないからこその白(ヴァイス)。]
うん。出番があるなら頑張るよ!!
[灰銀の予想通りの反応を、リヒトの言葉に白は*返した*]
[からかうコエに、もうと小さく抗議の声をあげるが、もちろん本気ではない。]
うん、そうだねほんと…。
[そうして外で呟いた言葉に続くように、崩れないといいなと呟いた。
崩れて道が途絶えれば、色々と面倒な事になる。
だがもしそうなったとしても、結局人を喰らう事は止められないのだけれど。
口にした紅茶で、紛れる空腹も今は薄い。
美味しいと感じる事は出来るが、
それでも人の肉とは比べる事が出来ない。]
―工房『Horai』客室―
[幼馴染の不安は青年にも伝わってくるが
其れを和らげるのはゼルギウスの役目と心得ている。
荒れる外を見遣り小さく息を吐いた]
嗚呼、厄介事は御免被る。
[何かあれば修道院からも人手を割く事になるだろう。
今は仕事も多いからこれ以上はという思いがあった]
何事もないよう祈っておくか。
[カップを置いて祈りの仕草。
ゆると伏せられた眸には案じるような色が滲む。
祈りから連想するのは修道院に残してきた者たちの姿。
怖がってなきゃいいんだけど、と小さく零した**]
[夫の無邪気な声に、こちらも嬉しそうに。]
大丈夫よ。
この子の為にも沢山食べてくるね……。
[狩りへの期待と母親としての想いから、
何時もよりどこか穏やかなコエで、夫に答え*微笑んだ。*]
お前さんはいつも無邪気だな。
[ゼルギウスの聲にクツクツと笑う。
ヴァイスルヴの名を呼ばぬのは彼に求められぬからで
リヒトには別段他意はない]
ゼルギウスが頑張るなら俺は楽させて貰うか。
……なんて、ま、冗談だ。
力仕事、あんまむきそうにねぇし、な。
[白をチラと見遣り呟く。
同胞のからかいへの抗議には目を細めるのみで]
――…ま、もう少しの辛抱さ。
美味いとこ喰わせてやるから……
[光の名を持つ獣の眸には狩りの前の鋭さが過った**]
動物は敏感な生き物だからね
拗ねる前にご機嫌を覗わなきゃ
[馬の心配をする青年にそう笑って返事をして。
ストレスにならないと好いねと言葉の端に含ませ。]
ふふ…十分紳士だよ
[降参した様子を想い、口許は笑んでいるが眉はやや下げられて、
何処か恥ずかしそうに娘は笑んだ*]
雨、まだ強いね
雨宿りがてら、もう少しゆるりとしていく?
[どうせなら貰ったお茶を頂こうか。
と持ち掛けて、気分転換を娘は図った*]
もう、駄目よ、そういうと本当に頑張りすぎるんだから。
[リヒトの冗談を柔らかく諌める言葉には、楽しげな響きも含まれた。
崩壊の音が、人ならざる耳に良く届いたのはその頃か。]
……ああ、崩れたみたい、ね。
[外で青い顔をしながら、内ではどうしようかと同族に問うた。]
嵐が収まってから、夜のうちにと思ったけれど……。
雨が止んですぐか、止む前の方がいいかしら。
―工房『Horai』/客室―
私の目には、ライ君もミハエル君もカルメンさんも
ちゃんと映ってるよ?
[聴かれても構わないと謂った風なライヒアルトの言葉は、
ゼルギウスの耳に届いていて、内緒を願う仕草を見せる人に
心外というでなくキョトンとした顔で告げた。
紅はカルメンの視線の先を追い、外を見る。
暗い空に走る閃光に暫しの間、眸を奪われる。
光を求めるように、男の手は上がり、
けれど馨る薔薇の薫りに上がった手の行方が変わる。
振り向き伸ばしかけた手は、身を抱き寄せる前に、彼女の手に握られた。]
そっかぁ……そんなことになってたんだね。
[ライヒアルトと妻の間で交わされていた話題に、一度相槌を打つ。]
でも、災害は困るけど、私は雷は嫌いじゃないなぁ。
瑠璃に走る金も、天の川みたいなのもあるけど、
雷みたいなのもあるじゃない。綺麗だなって思うんだ。
[その後に何処かピントのずれた言葉を紡いだのは、
不安がる妻を慮ってのわざとか、素なのか。
開いた片手でカップを取り、薔薇の香りのする紅茶を微笑を湛えた口で啜る。]
子ども達も、大概怖がりながら、綺麗だねって喜ぶんだよね。
[祈りの仕草をする修道士の姿、その裡を読んだように謂う言葉も
判っていて謂っているのか、そうでないのか。]
[と、遠くで何かが崩れる音が響いた。
揺れにぴくっと驚いたように跳ねる身体。
流石に紅を見開いて、青ざめる妻と顔を見合わせる。]
……雷、綺麗とか謂ってる場合じゃないのかも。
[眉を八の字にして、妻と同じく客間に在る人に*視線を向けた*]
[薔薇の香り漂う中、淹れ直して貰った紅茶に口を付ける。
嵐の中にありながら、漂う香りと温かい紅茶は心を落ち着ける。
時折聞こえる雷鳴には、どうしても驚きが隠せなかったが]
[他と会話をしながら耳にする、自衛団や外へ繋がる道の話。
脆くなっていると言う話に、軽く眉根が寄った]
[降り続く雨の音。
轟く雷鳴。
それに混じり響き渡る、崩れる音と揺れる感覚。
顔を見合わせたなら、不安、と言うよりも面倒だ、と言うような表情が見えた*ことだろう*]
無邪気?そうかなぁ。
[リヒトからの無邪気という言葉に
キョトンとするのは、そこに自覚はないから。]
ん。確かに力仕事はあんまり向かないかも。
[逆に続く言葉に少ししゅんとするのは
自らの身体のことの自覚はあるからで]
でも、グラォの為なら頑張るよ?
[同胞を柔らかく、それでも愉しげな声音で
諌める妻の予想がままの言葉を告げる。
と、運命の歯車を止めていた枷が外れるよう。
地が崩れる音がした。]
……多分、止みあがってからだと、
様子見に人が動いてそうだなぁ。
でも、雨の中、グラォを食事に行かせたくはないし……――
[リヒトに問う妻の声に、ポツリと独り語ち、
首を傾げたのは表で客人に視線を向けたと*同じ時のこと*]
―宿屋一階酒場―
[温めたスープを皆に出して、それからしばらくして酒を飲もうと言い出したのは誰だったか。
外の雷鳴や嵐の音程ではないが、店の中は騒がしく、皆で酒を飲んだりしていたとか]
酔って、間違って外にでるんじゃねぇぞ。
窓とかも開けるなよな。
[そう注意しながらつまみにときゅうりのピクルスや、炒り豆、ハムなどを用意して]
まぁ、騒ぐのはどんなに騒いだって外よりうるさくなる事はねぇだろうけどな。
余り飲みすぎんなよ。
[そう言いながら自分も飲んでいた。
ちなみに代金は前払いでしっかりもらっていたとか。**]
─宿屋─
[一度部屋に寄って少ない荷物から着替えを取る]
……後で、雑貨屋で調達するようか、こっちも……。
[などと呟きながら向かった浴室で湯を使い、冷えた身体を温めると、ほっと一つ息を吐いた]
……っかし、かなり荒れてるなぁ……。
なんもなきゃ、いいんだが。
[呟きながら蒼の瞳が陰るのは、激しい嵐から繋がるものがあるが故。
それを振り払うように頭を振り、湯から上がって身支度を整え]
……おー、盛り上がってるなー。
[顔を出した酒場の様子に、苦笑する]
[それでも、不安で気を滅入らせるよりはいいから、と宴に加わる。
外での暮らしや近況を聞いてくる者も多くいたが、それはへらりと受け流した]
んー、戻るつもりはないなぁ。外での暮らしも気に入ってるし。
……外に女でもいるのかって? そこはそれ、聞きっこなし、で。
[幾人かからは村に戻って来ないのか、とも聞かれたので笑ってこう流す。
そうやって、どれだけ時間が過ぎたのか。
雨音よりも、雷鳴よりも、大きく響いた何かが崩れ落ちる音に。
蒼は瞬時に、険しさを帯びた**]
―宿屋―
アーベルも飲むか?
[戻ってきて苦笑する様子にそう誘いながら、自分が手にするこれは何杯目だったか。
他の皆と近況についてや、戻るかどうかの話をしている様子に]
あったかいスープとかもあるぞ。
今用意するな。
[そう言って顔は赤いものの、まだしっかりとした足取りでそのまま奥の調理場の方へ向かった。
何かが崩れる大きな物音を聞いたのは、考え事をしながらスープを温めている頃だった**]
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