人狼物語 ─幻夢─


1 泡沫の夢紡ぎ─幻夢試験村─

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青年 アーベル

[彼は丸く目を見開き、息を呑んで、イレーネの顔を見つめ返す]
………うん、怖いよ。
[吐息のように吐き出される言葉。嘘ではない笑みを浮かべて]

(78) 2006/12/31(Sun) 14:54:45

青年 アーベル、探偵 ハインリヒに「おはよう」

2006/12/31(Sun) 14:55:21

職人見習い ユリアン

[オトフリートの横、少しずれた場所を掘る。
白い雪を掘り進めていけば、その内に土に辿り着く]

墓標、か…
……もう少しちゃんとしたの、彫ろうかな…

[練習用のあれじゃあ申し訳ない、と]

(79) 2006/12/31(Sun) 14:56:04

青年 アーベル

狼の群れが自衛団の人を襲ったんだ。
今、外でオトフリートとユリアンが御弔いしてる。
[端的に伝えながら、そういえばハインリヒは自衛団長と個人的な付き合いがあったのだと思い出し、彼は顔を曇らせる]

(80) 2006/12/31(Sun) 14:57:44

探偵 ハインリヒ

…ぁー……おはよ…

[アーベルに挨拶を返そうとして、窓の外が目に入る。]

…っ!?

[ただ事ではない。慌てて外へと飛び出す。]

(81) 2006/12/31(Sun) 14:59:24

ランプ屋 イレーネ

……………そう。
[ゆる、と立ち上がって。
幼馴染がよくするように、手を伸ばし、彼の頭を撫ぜて]

……怖い、ね………
うん、怖い……
………皆、怖いと………言う……声………

[視線は緋に染まった窓へと向けられ]
[ハインリヒの存在に気付くも、挨拶をする間もなく、飛び出していく]

(82) 2006/12/31(Sun) 15:00:04

教師 オトフリート

時間が、かかるでしょう?
[ユリアンに、哀しげな微笑を向けて]

その気持ちだけでも、彼らには嬉しいと思います。
私には何もできませんから、後で、料理を供えましょうか

[たどり着いた土を、深く、掘り進める。冷たさに、手が赤くなる。それでも…]

(83) 2006/12/31(Sun) 15:03:36

研究生 エーリッヒ

[どれだけの間、震えてたのか、自分でもわからない。それでも、だいぶ震えは鎮まって]

……くっ……確かめ……ねぇと……。

[周囲のものに掴まりつつ、立ち上がる。
今、起きている事。それが、消せない『記憶』と合致するのか。何としても確かめないと。
そんな思いから、部屋を出ようとするものの]

……っ……!

[ドアまでもう少し、という所で足がふらついた。がたん、と。派手な物音を立てつつ、扉にぶつかってその前に座り込む]

……ザマ、ねぇな……。

[嘆息。それでも、どうにか扉を少し開け]

……ペルレ、下行け……誰かは、メシ、作ってくれるだろうから。

[心配そうな仔猫に静かにこう言って、下へと送り出す。自分はその場に座り込み、嘆息]

(84) 2006/12/31(Sun) 15:04:28

青年 アーベル

[頭を撫ぜられて、僅かに顔が歪む。イレーネの手を押しとどめるように掴み、彼は首を振る]
違う…ダメだ。僕は違うから、イレーネ。
[飛び出していくハインリヒを見送り、目を伏せる]
…ごめんなさい…

(85) 2006/12/31(Sun) 15:07:02

探偵 ハインリヒ

[アーベルの声が耳に届くと同じくらいに、開けたドアからの惨状。]

…な……。

[雪を染めあげるいくつもの遺体。
…そのなかにある、見知った顔。

思わず膝がくずおれる。]

ちっ…く…しょぉぉぉぉぉぉ!!!!

[*握り拳を叩きつけても、ただ白い雪が舞うばかり。*]

(86) 2006/12/31(Sun) 15:07:34

研究生 エーリッヒ、仔猫、階段を降りてきて。困ったように、尻尾をゆらり。

2006/12/31(Sun) 15:08:26

職人見習い ユリアン

そりゃま、確かに。

[丸三日かけてようやく一本。それが限界。
痛みを訴え始めた指先に息を吐きかけるだけで誤魔化して、更に深く、暖かな大地へと]

料理、喜ぶと思うな。

[ざく、とスコップを突き立て、一度手を止める]

…皆一緒のが、あったかいかな?

(87) 2006/12/31(Sun) 15:11:12

ランプ屋 イレーネ

………違う…?
[首を傾げ、鸚鵡返しに問うて]

[視界に、白い仔猫が目に入った]

……ペルレ。……エーリッヒ、は………?

(88) 2006/12/31(Sun) 15:12:51

教師 オトフリート

[慟哭が聞こえる]
[ハインリヒだ…と思う][目を伏せる]

あとで、作り終えたら、墓標にして、今はできているものを
…お酒も、用意しましょうか

[かすかに笑んで]

…皆、一緒にしてあげましょう。一緒の方が、さびしくないでしょうから

(89) 2006/12/31(Sun) 15:14:31

研究生 エーリッヒ

[呼びかけられた仔猫は階段と、居間とを見比べるような動きをして。
それから、困ったような、不安なような鳴き声をあげる。
どうしていいのかわからない。そんな気配が、伝わるだろうか]

(90) 2006/12/31(Sun) 15:16:11

歌姫 エルザ

―二階・自室―
[昨夜の寝酒が過ぎたのかぼんやりと目を覚まして。
屋外と階下の只ならぬ気配に身を起こす]

……何?

[窓の外を見る。一面の白…が広がるはずの台地にありえない色彩のコントラスト]

あ……れは……

[見た光景が咄嗟に理解できずに、誰か居るだろうかと居間に下りていく]

―二階→居間―

(91) 2006/12/31(Sun) 15:18:15

職人見習い ユリアン

[建物の向こう。声が聞こえた。
僅かに目を伏せ、地に突き立てたスコップを引き抜く]

…ん。それまではあれで、我慢してもらおう。
ホットワインとか、いいかもな。
寒かっただろうから…あったかい物の方が。

[微かな笑みと共に返された言葉には、ただ頷いて。
皆が入れるように、広く、深く、掘り続ける]

(92) 2006/12/31(Sun) 15:21:07

青年 アーベル

ペルレ?
[彼は、イレーネと同時に白い仔猫に視線を向ける]
エーリッヒが、どうかした?
[ただならぬ様子に歩み寄りかけて、階段を降りてきたエルザを見つける]
あ、おはよう、エルザ。
[にこりと笑う]

(93) 2006/12/31(Sun) 15:21:56

ランプ屋 イレーネ

[降りて来た女性が目に入るも。
聞こえた鳴き声に、仔猫の傍に近寄り抱き上げて]

……また、何か……やらかした………?

[自分もやらかしている、という自覚はさっぱりとない]

[エルザに、頭を下げ。ふら、と階段を昇る]

(94) 2006/12/31(Sun) 15:25:24

歌姫 エルザ

[居間に下りて、只ならぬ様子の人々に気付き声を掛ける]

おはよう…あの…何かあったの?外が…

[迂闊に口を挟めない重い空気に口を閉ざす]

(95) 2006/12/31(Sun) 15:25:51

教師 オトフリート

[がり、っと音を立てて掘り進める]

ホットワインは、アーベルに作ってもらいましょうか。
それで、果物もおいておきましょうか

[つぶやくように言いつつ、][やがて穴は深く、広がってゆく]

(96) 2006/12/31(Sun) 15:26:00

ランプ屋 イレーネ

―二階・廊下―

[ランプを階下に置き忘れた事には、気付かずに]
[廊下を歩んで、仔猫の主の部屋へと向かう。僅かに開かれた隙間]

……………エーリッヒ?

[声をかける]

(97) 2006/12/31(Sun) 15:27:30

歌姫 エルザ

[子猫を抱き上げて階段を登っていくイレーネを見遣り]

あれ、エーリッヒの猫…ね?
彼もまだ起きてきては居ないの?

[昨夜の彼の様子を思い起こして]
[彼の事はイレーネに任せれば安心かとその背を見送る]

(98) 2006/12/31(Sun) 15:31:46

研究生 エーリッヒ

─二階・個室─

[その頃の猫の主はと言えば、何とかして立ち上がろうとしていたのだが。思いの他消耗しているのか、それはままならず]

……イレーネ、か?

[不意の呼びかけに焦ったのも災いしたのか、おかしな力がかかり]

わ、とっ!?

[寄りかかっていた扉が一気に開いて、そのまま倒れこむ結果となった]

(99) 2006/12/31(Sun) 15:31:54

青年 アーベル

[彼は二階へ上っていくイレーネを気にしつつ、エルザの問いに応える]
狼の群れが自衛団の人達を襲ったんだ。
オトフリートとユリアンが御弔いしてる。ハインリヒも外に行ったけど…エルザは外を見ないほうがいいと思うよ。もうしばらくは。

(100) 2006/12/31(Sun) 15:32:40

職人見習い ユリアン

[二人掛かりでも全員が入れる程の大きさの穴となると時間がかかる。
そう、自分の中で言い訳する]

[本当は、ハインリヒにどう声をかけていいかわからなくて、彼らを迎えに行き辛いだけ]

色々…出来るだけのことはしてあげないとな。

……狼、か…

[ぽつりと呟く。
狼の群れというアーベルの言葉が頭に引っ掛っていた]

(101) 2006/12/31(Sun) 15:33:48

教師 オトフリート

[手はしびれてくるけれど][いまだ掘り進められない]
[早く弔ってやらねばならないのに]

そう、ですね。できることは。

[それから、次のつぶやきには、目を伏せる]

人狼…

(102) 2006/12/31(Sun) 15:36:19

【赤】 教師 オトフリート


[嗚呼、早く喰らいたいのに]

(*12) 2006/12/31(Sun) 15:37:07

【赤】 教師 オトフリート


[――死んだ体に触れたくない]

(*13) 2006/12/31(Sun) 15:37:30

ランプ屋 イレーネ

[多分、風邪を引いていなければ、もしくは一歩後ろに下がっていれば避けられたのだろうが、現在の彼女は、運も酷く悪かったらしい。

ゴッ。

とかなんとか、形容し難い音。丁度、角が額に当たったらしい]

……〜〜〜〜〜

[物凄く痛そうだ。]
[仔猫はちゃっかり、彼女の腕から降りていたので、被害はなかったようだった]

(103) 2006/12/31(Sun) 15:39:37

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