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[向こうも気が付いたようでありながら、視線はこちらに向かわず。
クスリと笑った。
これならばきっとまだ邪魔はされない]
力がついたら手を伸ばすよ。
それまで待っててね。
[囁くような声は、彼らの元には届くのかどうか。
微笑と共に視線を外し、ゆっくりと校舎に向かって歩き出す]
……そっか。
[同じように指差す先を見ながら、その友達がどうなったのかを考えて…止めた。もしかしたら帰省中なだけかも知れないから。]
て、…立ち入り禁止じゃ。
……まあ、良いか。
[恐らく、今は咎める人はいないのだろうし。其処は口にせずに、立ち上がって砂を払う。
目の前の人の意識も、その先にいるモノの気配にも勿論気づかないままで。]
―剣道場―
[途中、訪れた者がいた事に、果たして気付いていたのかいないのか。
一人、黙々と行っていた稽古を終え。
上座に向けて、礼をする]
……まだ……。
[ぽつり、呟く。
足りない。
圧倒的に。
力が足りていない。
感じるのは、微かな焦燥]
見つけたよ、音色。
もう一人の司。
[どこかはしゃぐような気配と共に]
奪われるのは嫌だから。
今は我慢、我慢。
でも早く手に入れたいな。
[ふるり、と頭を軽く振り。
それから、視線を壁へと向ける。
正確には、そこに掛けられている木刀に、だが]
……。
[短い沈黙の後、竹刀を置いて。
身に付けていた防具も外し、それを手に取る。
竹刀のそれを遥かに越える重みが、手にかかった]
ん。まぁ、もう食い終わっちゃうんで…
行くにしたって、景色眺めるだけになりますけど。
[と、続く言葉に、バレました?と小さく声を上げた。
立ち上がり、服を払う様子を眺めながら、
最後の一口を押し込むようにして片付ける。]
あそこ、鍵壊れてるんスよ。
サボり常習犯には常連の、打って付けの場所なんで。
[どーかセンセたちには御内密に、とケラリ笑う。
視線を外されたのか、チリリと走っていた感覚が消えた。
心の底で、何処か安堵しながら小さく溜息を零して。]
[練習室には、静かな音色が響き続けていた。]
[きらびやかな高音が浮かび上がっては消える。煌めきながらも微かな憂いをたたえてるのは、まるで過ぎ去った思い出だ。煌めきは次々に浮かび上がって、触れようとすると消えてゆく。
やがて曲は初めの主題に戻り、最後に、静かに高音を乗せて終わる。余韻が辺りに漂っていた。]
[僅かに屈んだ隙に、子犬が地に降り立った。
中へとゆっくり進んで、それが誰かを認める]
…マイコ?
[薄闇の中、滴の痕が微かに見えて、
声は自然と小さなものになり、
呼び方もいつもとは異なった]
……。
面白い特技を持っているな。
[閉じるとも開くともなく、半眼のままでいた目を開いた。
窓から差し込み、床に反射する翳りかけた陽の光を映しているのは片目だけである。]
あれ、そーなのか。
[3年間通っていながら、鍵が壊れていることは知らなかったらしい。一応真面目に授業は受けてきた。
如何しようかな、などと軽く口許で笑いながら、]
あー…そうだな。
折角だし、ご一緒しても?
[軽く首を傾け、*尋ねた。*]
[呼ばれ、ぴくりとからだが震える。
閉じられた目は、どこかぼんやりとゆっくり開かれて――しかし彼を、現を写していなかった。
ふわり。ほころぶような微笑み。
それは学園生活の彼女の印象とだいぶ違ったものだったろうか]
……ん。
[それは誰かを呼んで。
だけれど普段は名でよんでいたから、わからなかったかもしれない]
[音を紡ぐように動いた唇が呼んだのは上手く聞き取れず、
ショウの名ではないことだけを理解する。
普段とは異なる様子に、寝ぼけているのかと考える]
…起きたかー?
こんなところで寝てたら、
風邪引く…より、熱中症になるぞ。
[辺りの空気は熱を孕んでいる。
手を団扇代わりにして、払った]
実はそーなんデス。…まぁ、真面目に勉強励んでると
普通は知る機会なんて無さそうッスけどね。
残念ながら、真面目とは程遠く言えない人間なんで。
[ちょ、黙ってて下さいよ、と笑いながら告げられる言葉に狼狽えるも
と、続いた問いには一瞬驚いたように目を瞬いた。
しかし、直ぐにけらりとした笑みと共に校舎へと足を向ける。]
もっちろん、どーぞ?
景色の良さだけは保障出来るんで。
[手に残ったラップを握りつぶしながら、ポケットへと突っ込んで
そのまま、先導する様に一歩先に校舎へと*踏み入れた*]
見付けたんだ。
……うん。「今は」ね。
[考える。例えばもしこの小さき憑魔が、司へ襲い掛かって行ったとして。勝算は?
そればかりは分からない。
司に討たれれば。幾分か、敵に塩を送ることになるが、それが致命的になるとは思えない。やや厄介ではあるが。だが司に傷でも負わせておいてくれれば?
それとも司を殺し、喰らえば?
それならそれで。それからでも構わないかも知れない。
そう急くことはないのかも知れない、とは思い至るが結論とすることはしない。]
[その手の動きに、夢も飛んだか。
はかないそれに惑わされたものの、焦点を結ぶ]
……あれ?
ショウちゃんせんぱい?
[ようやく名を当て、起き上がる。
だけれど口にするのは]
今、おにいちゃん来てませんでした?
なんか、いた気がしたんですけど
[首を傾げて]
やっぱり部屋にいるのかなぁ
そ、…はよーす。
[風を招く手を軽く左右に振って、挨拶代わり]
おにいちゃん?
………って、亘か?
マイマイ、名前で読んでなかったっけか。
[問いかけには、知らないと首を振る]
………いないのか?
[チリ、と。何処かで、違和感を覚えた]
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