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[シャーロットがラッセルに近寄るのに安心したように息を吐いて、もう一度席に座りなおす]
大丈夫、だろ。
[小さく呟いて1人で頷いて。
そうした後で中断していた食事を*再開する*]
[それから墓守は、もう一つの墓の元へも足を運ぶ。
雨で少しだけ削れた盛り土。
風に吹かれた為か、そこから離れた場所に落ちていた石を拾い、元の通りに据えた。
そちらには何を言うでも無く、ただ深く頭を下げる。
暫し後に顔を上げ]
そろそろ食事も終わられますかね。
[雨に打たれる吊り橋を何気なく横目で見てから、外套の襟を合わせ、墓守は館の中へ*戻って行った*]
今は…そっとしておくのが一番だろうな。
少なくとも、ラッセルと関わり浅い俺達が気を揉んでも逆効果。
[マンジローにそう言って、自身もそう割り切る事にして。
当面はシャーロットに任せ、止まっていた食事を続けた。]
[少し距離を開ける程度に近寄り、腕を伸ばしラッセルの頭をそっと優しくなでる。]
……
[時折ラッセルから耳にする言葉、それが誰をさすのか細かいことは自分も知らない。
素性など詳しいことは本人から聞いたことは無い、自分が知るのはアーヴァインから話されたことだけ。]
……
[微かに口元は動くが声にはでない。
大丈夫だよとそれは動いていたかもしれないが。]
[トビーがシャーロットの方へと駆け寄り、そのままラッセルから離れて部屋の隅の方に行くのを見れば、そっと安堵の溜息を漏らす]
ふぅ・・・。やれやれ、さすがに少々肝を冷やしたでござるよ。
せっかくの屋敷の雰囲気が、険悪になるのは御免蒙りたい。
[そう苦笑いすると、食べ終えた皿を持って席を立つ]
さて、我は日課の素振りをしてくることにいたす。これにて御免。
[その場に居る人たちに一礼して広間を出て行く。皿を厨房に持って行った後、何とか雨があまりかからない場所を探して庭を*うろつくであろう*]
まぁ優しくするのは女性に限らないんだけどな。
[人当たり良くするのは、人の世界を渡り歩く為の隠れ蓑だ。
特に女性に優しいのは、単純に、男より女の方が好きなだけ。
女はやわらかく、甘く――――美味いから。
自分を信じると言うインサニアには、深い笑みを返し。]
俺は同族を…お前を裏切るような真似はしない。
アグレアスの名にかけて。
[それは真摯な言葉だった。]
[頭を撫でられ、びくりと身体を震わせる。
いつもならば触れられる前に拒むのだが、今回ばかりはそんな余裕もなく。
けれど何も起こらないことに対してラッセル自身が驚いた]
………?
[恐る恐る顔を上げると、そこにはシャーロットの姿。
眼に涙を溜めたまま、その唇を読む]
………。
[驚きを含んで居た表情は僅か翳り、視線は再び下へと落とされた]
………………。
…アーヴのとこ、行って来る…。
[長い沈黙の後、紡がれたのはこの屋敷内で唯一心を許す者の名。
抱えていた膝を床に下ろすと、服の袖で目元を拭いながら、アーヴァインの部屋へと*向かった*]
[処世術とかはよくわからない。
けれどもたしかにアグレアスの言うことは嘘ではない。
事実屋敷にいる間は男性であっても人当たりよく接している。
それでも女性の方がとくに偏っているのはいつも目につくが]
ごめん、疑ってるとか…そういうのじゃないの。
アグレアスのこと…大好きだよ……。
[今度はいろいろと気恥ずかしさとかも沸いたかもしれない。]
ピュエリア、大丈夫かな?
[アグレアスの言葉、いまだ広間に姿を現していない少女のことをが少し心配になった。
拐かそうとする方々から逃げてとはじめてあった時にハーヴェイに言っていた。
怖い目などにあったのだろうか、自分のこともあり心配に思う]
[しばらくラッセルの頭を撫でているとこちらを見るラッセル。
声にでなくともこちらの言葉はおそらく伝わったのだろう。]
……
[表情を翳らせ視線を下に落とす様子に撫でる手はそのまま。
ラッセルの方を見ながらその反応を待つ。]
……(こくり
[ラッセルがアーヴァインのところに行くといえば頷いて。
手を引っ込めて道を譲り広間から出て行くのを見送った。]
[アーヴァインの所へ行くというラッセルを目で追い。次いで朝食を終えたマンジローを見送って。
自身は朝食にしては多い量を地味に平らげ、紅茶を飲み一息つく。
それから同じく朝食を終え、紅茶を飲んでいたキャロルに近づいた。]
踊り子の君、少し話が。
[いいかい?と尋ねた後、なるべく人の居ない隅の方へとキャロルを招いた。
お誘いかしらと揶揄されたなら、にっこりと笑みながら。]
口説くなら、もっと別の場所で、白い花でも用意するさ。
無粋に立ったままなんて、夾竹桃の君に失礼だろう?
[冗談めかし返した後、ふと真面目な顔をして。]
……話はエッタ嬢のことだ。
ここに来た時一緒だった、とは昨日言っただろう。
その時ちらっと聞いたんだが。
どうも、誰かに拐かされて、逃げ出してきたらしい。
彼女一人だけ浚われたのか、ご両親や供の者がどうだったのか、細かい事は聞いていないが。
だいぶ怯えて、泥だらけで酷い格好だったから、怖い思いはしているはずだ。
そういうわけで、できればエッタ嬢の事、気にかけてやってくれないか?
知らない者よりは、知る人が傍に居た方が嬢も安心するだろうし。
何かと事情を話したりもしやすいだろうからな。
[それだけ話すと、じゃぁ後は任せたと手を振り、自身は広間を*出ていった。*]
[ラッセルのことはこれ以上自分にできることはない。
アーヴァインのところにいくのならそれが一番いいのだろうと思う。]
……
[広間を見回すとヘンリエッタの姿はない、いろいろな事情もある様子だったのできっと疲れているのだろうと思う。
同じようにキャロルが辺りを確認するように探している様子が見える。たしかヘンリエッタと仲がよかった様子なのを思い出す。]
……(じーー
[ハーヴェイがキャロルを隅に呼ぶ姿をじっと見ていた。
話が終わる頃にきっとハーヴェイのほうにいき、拒否をされなければその腕をとったりとかしてじーっと*見上げたりしている*]
ん、分かってるから。
俺も好きだよ、インサニア。
[謝罪されても、気にしない風ににこりと返す。
色々とうわてでいられるのは、惚れられているという強みと、彼女にとって唯一無二であるという自負があるからだ。そうするよう、この10年手を尽くした。
無条件に自分を慕う、その愛おしさに目を細めていたら、ふとピュエリアの事を問われた。]
どうだろうな。
一応、踊り子の君にそれとなく様子を見てもらうように言ったが。
[自分らが向かってもいいのだが。
それよりは、彼女が向かう方がより自然な気がしたのでそう仕向けた。]
[アグレアスに近寄るとその腕をとろうとしたり]
ありがとう。
[アグレアスを見上げながら、表ではなんでもない風に、内心では嬉しそうにする。
アグレアスは優しいし大好き、そして自分にとってはアグレアスの思惑など知らない。ただ大好きで一緒にいたい相手、それだけで十分だった。
キャロルと話していた内容を聞けば納得したように。]
ピュエリアと仲良さそうだったしね。
ピュエリア、元気だといいなぁ…。
[最後に囁いたコエはピュエリアにも*届いていたかもしれない。*]
─広間─
……あらあら。
[トビーとラッセルのやり取りとその顛末に、女が上げたのはどこか呑気な響きの声。
そこだけを見たならやや不謹慎、とも取れる態度だが、碧は少しだけ険しさらしきものを宿していた。
ラッセルの事に関しては、館の主に聞かされた以上の事は知らない。
ただ、以前何気なく手を触れようとして、酷く拒絶された事はあったから、接触を極端に厭う事だけは知っていた。
彼に対して深く踏み込まないのは、その事があるが故。
そして、そうした恐怖感を克服できるか否かは、結局は当人の意思力による、と身を持って知るが故に]
……エッタ様が。
そう……。
[なされた説明。
使用人から、ここに来た時のただならぬ様子は伝え聞いていたが、そこまでとは思わず]
……わかったわ、教えてくれてありがとう。
知らぬ方ではないし、気にはなっていたのよね。
[こちらも真面目な様子でひとつ、頷いて。
けれど、それはすぐに常の笑みに飲まれて消える]
はいはい、任されましたわぁ。
それよりハーヴ殿。
お優しいのはよい事だけど、度が過ぎるのは少し考え物よ?
[冗談めかした口調と共に、ちらり、視線を向けるのはこちらを見つめるシャーロット。
ハーヴェイが広間を離れるのについていくその様子に、知らず、笑みが零れ落ちる]
なんと言うか……かわいらしい事。
[そんな呟きを、ぽつり、漏らす。
碧の瞳は僅かな刹那、眩しげに細められ]
さて……それでは、私も行くとしようかしら。
[どこへ、とはその場では言わず。
控えていた使用人にヘンリエッタの部屋の場所を尋ねると、ゆっくりと広間を後にした**]
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